the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESを休止しているので、禁煙のはずの法廷でも
困ることはない。
それとは無関係に・・・。


本当にとうとう始まるようだ、裁判員制度。
どうして重大で凶悪な犯罪に関する裁判にのみその制度が
用いられるのか、説明を聞いてもわかりにくいのだが、
とにかく今日裁判員候補者への通知が一斉に出されたらしいから
実質的にスタートしたのは間違いない。


1.候補者名簿が作られて通知が出され、調査票なんかのやり取りが
   あって、
         ↓
2.事件毎に名簿の中からその裁判員候補者が抽選され、
         ↓
3.裁判所へ呼び出され、どうやら色々質問されたりして、
         ↓
4.裁判員が決定され
         ↓
5.審理に出席し、
         ↓
6.評議・評決をする。

という流れらしい。
だから、3~4の段階で
「こいつを裁判員にするかどうか」をジャッジされる訳である。
ジャッジする前にジャッジされるのだ。

私も進んで裁判員をやりたい気など全くないし、できれば外れるよう
願うものだが、この「裁判員にふさわしいかどうかのジャッジ」で
「こいつはダメだ」と外されるというのも、
なんだかホッとするような腹が立つような、どうも釈然としない気分に
なるに違いない。


ところで、凶悪犯罪の裁判に参加させられる仕組ができる前に、
裁判員制度そのものの是非を(一般市民に)問うような機会がなかった
のはどういう訳なのか。

死刑の存続やそれに代わる極刑の創設と、裁判員制度自体の是非をまず
問うてからならば、もっとすんなり入れるのに。




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