不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

10月19日(土)私設公民館たまいば座談会。10/26~27双海でキャンプ参加者募集中。

巣立ちの日

2011-03-07 09:10:00 | 我が家のこと
昨日は、朝は穏やかな一日の始まりでした。

県立松山東高校通信制課程卒業生126名と
日本放送協会(NHK)学園高校卒業生9名の卒業証書授与式が
厳粛のなか挙行されました。

通信制課程の卒業式は、全日制と違って
式練習に費やす時間がほとんどないので
前日の練習に参加したのは20名くらいだったそう。
多くの卒業生はぶっつけ本番、でも
ひとりひとりしっかりと校長先生から壇上で証書を受け取っていました。

全日制の卒業式しか知らない私は、
通信制の校長先生の祝辞には感銘を受けました。
ひとりひとり違う環境のなかで、仕事や家庭を
もちながらの学生や、困難な状況のなかでも
よくここまで頑張り、きょう卒業の日を迎えることができたことを
誉めたたえてくださっていました。

通信制で卒業できるということは本当に厳しい状況があると、
今まで先生方の支えはもちろん家族の支え友人の支えが
あったからということを忘れないでこれからの道を歩いてほしいとも。

相田みつをさんの言葉から、
「ゆっくりでもいい、自分の足で一歩一歩歩んでいくことが大事なんだ」
卒業生にそう伝えられていました。

次女も、校長先生の言葉が心に伝わったのは初めて、と
言っていました。

NHK学園高校の東京本校の担任の先生が
今年をもって代わられるということで、NHK学園のOBたちも
先生に会いに何人も来ていました。
次女はこの3年間本当にいろんな意味でお世話になったので
先生へのお花を準備して行きました。
集中スクーリングに参加したときには、ほかにも本校の先生の授業を
受けたり話をしたりフレンドリーなコミュニケーションができ、
またそのときに進路の話を聴いてくださった
高齢の先生が自分のことを覚えていてくれて式のあと
話しかけてくれたと嬉しそうに言ってました。
次女はNHK学園でたくさんの出会いがあったことで
これからの歩いていく道をみつけられたし、
素敵な先生や仲間にも出会えて幸せだったと言っていました。

通信制の高校でも本当に学びの場、居場所を見つけられることを
多くのこどもさんや親御さんにも知ってもらえたら嬉しいです。

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