不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

ピアノとの縁

2011-02-07 09:57:18 | 我が家のこと
ホームシューレの合宿の1つのイベントで子どもたちのピアノコンサートが
開催され、日頃の練習の成果を発表した子や急遽ドタキャンした弟の
代わりにピンチヒッターで猛特訓して参加した子もいたと、
ブログを読んで知りました。

家庭で過ごしている子どもたちの中には、
芸術的な才能を持ち合わせている子も多く、
絵を描いたり、アニメ好きだったり、料理やお菓子作りが上手だったり、
陶芸が好きだったり。
ピアノコンサートのみならず、アニメ動画の制作発表や自分が製作した陶芸の
お茶碗をフリマで販売したり。
そして今回ピアノコンサートが開催できるほどの腕前をもつ子たちが
大勢いて、そして今回披露できる場を自分たちの企画で
やり遂げた意欲は素晴らしいなと感慨深いです。

普通発表会というと、教えている先生が主催するものですが、
同じ発表の場でも、大きな違いがあります。

学校へ行っていないから、何もできないと暗に決めつけてしまいがちな
大人たちがまわりにはたくさんいます。
私のまわりにいる人も、学校へ行かないことがすべてマイナスのように
思っている人たちがいますが、本当にそうなのでしょうか?
知らないことは怖いです。
こうして一生懸命生きている子どもたちを知ってほしい。
自分たちのものさしだけで計ってしまっていることに気づいてほしい。

昨日、ピアノの発表会があり、
小6の次男は最後の発表会、
今年通信制の高校を卒業する(予定の)次女は、
この何年もピアノとは縁のない生活を送っていました。
それでも、次女はピアノが大好きで、3歳から始めて混乱期の中学生活は
学校へ行かないときでもピアノだけは行っていた時期も
あったのです。高校生になってからは、自宅を離れたこともあり、
しばらくはピアノに触れることもなく過ごしていました。
先生とも疎遠になっていたことも気がかりで、
発表会で中高校生はスタッフの役目もあるので、
今回長年お世話になったのでスタッフだけでもしてみるのはどう?と
次女に話をすると一つ返事でOK。
先生にそのことを話すととても喜んでくれました。

昨日は朝早くから夕方までスタッフとして準備や受付やこどもたちのお世話、
片付けまで、よく動いていました。
送迎していただいた車中でも、先生と久しぶりに積もり積もった話、
今までのことそしてこれからのことも含めたくさん喋って
喜んで帰ってきました。
これで、すっきりして卒業だね、と
なんだか嬉しい一日になり、感謝の気持ちでした。
次女にとっては人生経験できる大切な場でもあったのです。
ピアノだけでなく、大切なことをいっぱい教わったな~と。
やっぱりまわり道でも全部意味があったんですね。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月です | トップ | 土居の積雪 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿