不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

復学・就学支援事業

2010-03-06 00:42:00 | 不登校
2月24日付の愛媛新聞に掲載されていた記事を読みました。

「東京・足立区で復学・就学支援事業」
~高校中退者ら「学び直し」~

中卒後に進路が決まってない人や高校中退者などを対象に、
復学や就学、資格取得をサポートする
「学び直し支援事業」が、昨年10月から東京都足立区で
始まった。こうした支援事業は全国でも珍しく、
モデルケースとして注目される。

「フリースペースわ○ば」の部屋に、若者がやってきた。
3人のスタッフに個別のアドバイスを受けつつ、
各自の教材を自習し、高校入試や高卒認定試験を
目指している。

スタッフは、
「私たちは先生でなく相談役。
試験までに教材を終わらせる学習スケジュール作成と
管理が主な仕事です」と言う。

事業は同区が、不登校、ひきこもり、ニートの若者の
自立を支援している
「NPO法人青少年自立支援センター」
(東京都)に委託して始めた。

高校や専門学校の中退者か不登校者、15歳以上で
非就学か非就労の人が、社会とのつながりを確保する
援助をするのが目的。
同区在住か、同区内の高校に入学した経験がある人が対象。

部屋の利用は、毎週火曜日と木曜日の夕方。
費用は教材費のみで、利用のための相談も
無料で受けられる。

スタッフが利用者と雑談していると、
相手の悩みや本音が見えてくることも。
そんなときは耳を傾けながら、
さりげなくアドバイスするという。

人間不信を解消したり、
「人に慣れる」ために、親睦会やイベントを行い、
PRのちらし配りにも参加してもらっている。
利用者どうしが友人になると
表情が明るくなり学習意欲が増すという。

足立区が先陣を切った援助事業は
全国にも影響を与えそうだ。
(愛媛新聞掲載記事より抜粋)


こうした義務教育を終えてしまった
こどもたちの復学・就学支援が公的機関として
援助できる場があるといいなと考えていました。

都会では声を上げていくことも可能なんだろうと
感じていますが、地方であってはなおさら
中卒者や高校中退者の支援に尽力すべきだと思います。

ほとんどの公的教育機関は、義務教育後の支援体制がないので、
通信制や定時制などに在籍しないこどもたちを支援することは
いま早急に求められているのではないでしょうか。
親にとっても、気軽に相談できる場が必要です。

実際、高卒認定試験受験のためのサポート校は
数多くありますが、費用が高額である場合が多いのです。

スタッフや経験者による相談窓口やアドバイスがあれば、
どこにも所属していなくても、復学や就学を考える若者も
増えてくるのではないかと思うのですが・・・


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