不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

小柳晴生先生座談会&親カフェ開催しました。

2018-12-06 14:21:03 | 講演会








11月25日(日)、元香川大学教育学部教授・臨床心理士
小柳晴生先生の講話と座談会が、四国中央市川之江ふれあい交流センターで開催されました。

教育委員会の後援をいただき、市内各小中学校にも案内させていただきました。
当日は、市内はもちろんのこと、 遠く兵庫県や松山市からも参加くださり、大変貴重なお話を伺うことができたと思います。

講話については、8月に行政主催の講演会でお話いただいた内容に加え、約1時間講話を拝聴しました。

「不登校していること自体が哲学であり、こどもからのメッセージである」「不登校解決の鍵は、そのメッセージを丁寧に読み解き、親を含むまわりの大人たちがいかに真摯にこどもに向き合うかにかかっている」
「不登校は、社会的には不適応だと見えるが、実はとても意味深い時間である。…例えば、今までの行き方が何らかの理由で行き詰まり、「生き方の変更」に挑戦しているのかもしれない。あるいは心の傷を癒しているのかもしれない。驚かれるかもしれないが、心を傷つけたのは、多くの場合親である。」
「心が傷ついているときには、何より安静、保温、栄養、ことに心の栄養が必要になる。」

最後に、不登校援助の4つのキーワード。
不登校を豊かな創造の時にするためには、親や周囲の大人が[迷惑][贅沢][道楽][自堕落]する時間を子どもに充分提供することである。このプロセスを経なければ、不登校の本質的な解決はないと考えている。

講話のあとは、約2時間当事者の保護者の方々から自身の子どもさんの現状を伝えていただき、小柳先生の助言をいただき、参加者みなさんが共有できる場になったと思います。

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