ラスカー賞は米最高の医学賞で、ノーベル賞候補の一角に位置する賞とも云われているそうです。
遠藤博士は、昭和46年から「スタチン」という青カビから発見されたコレステロール血症の予防と治療に効果的な物質発見に2年がかりで取組み、生化学者と記されています。
これまで数々の賞を受賞されていますが、昨年の由利本荘市名誉市民賞を受賞された折の辞に「戦中戦後は小中学生であり、暗い時代であったが、豊かな自然と大家族の中で育ち、地域の人々との温かい交流、ヒトに対する親切や、物を大事にし、人のために働く自分であることや、先輩やお年寄りを大事にすることを教わった。」述べられておりました。
忍耐強く努力することは、少年時代に培われたことと思われますが、成人になっての努力は必ずやよい結果、成果を生んでいることを示していただきました。
私におきかえても、決して甘い道のりではありませんが、多くの方々の激励が力となって日々の活動で辛い時でも乗り越えることが出来ます。
忍耐は良い結果を出すまで、続けなければそれまでの努力は水泡に帰してしまいます。
遠藤博士は、この努力で多くの人々の病を治しました。
私はこの努力で一歩ずつ秋田の復活を目指して、進んでいきたいと思います。