六郷地区の湧水群など、美郷町を象徴する資源である「水環境」。貴重な財産として保全するための町民意識を啓発していこうと、ブナの植樹や水辺の清掃活動などさまざまな事業をプロジェクトにしました。プロジェクトは、水を「守る」「学ぶ」「楽しむ」の三つの視点から成ります。
「守る」は10事業で、水源かん養林の大切さを知ってもらうために、児童、保護者らがブナの苗木150本を町内の山間部に植樹します。河川周辺の清掃なども行います。
「学ぶ」は9事業。その中の「水環境マイスター育成」は一般を対象に環境講座を開き、修了者には学校や生涯学習講座などで講師を務めてもらいます。ほかに毎年行っている読書感想文コンクールに「水に関する本の部」を設定したり、町内の湧水の所在地をまとめた清水マップを作製します。
「楽しむ」は、水辺をコースにしたウォーキングイベントの開催、講演や保全活動などの報告を行うシンポジウム、公園の維持管理の3事業を実施します。（魁新聞より）
秋田の農産物や食べ物がおいしいのは、秋田の「水」が綺麗なことが大きな要素になっていると思います。おいしく、きれいな秋田の自慢である「水」をいつまでも大切に守っていくために、一人一人が水環境を大切にする正しい知識を持ち、美しい秋田の環境を次代に継承していきましょう。
秋田を舞台とする漫画「釣りキチ三平」の映画化を記念して、日本名水百選にも選ばれている六郷湧水を使用した「釣りキチ三平サイダー」が数量限定で販売されています。「釣りキチ三平サイダー」で秋田の自然のおいしさを味わってみてはいかがでしょうか。
