最近、金属価格の高騰に目を付けて、半鐘の盗難が相次いでいるとのことです。
というわけで、百のこの随筆を思い出しました。
ラジオで火事のニュースが実況されているのを聞いて、至近の火事であるのに、半鐘が「摺りばん」ではなく、「三ツばん」だったのでちぐはぐな感じがした、というのが話の導入部です。
半鐘を鳴らすと野次馬が集まって消火活動の邪魔になるので打たないことしたということも書いてあるのですが、本当なんでしょうか?
鐘の打ち方の話から、いつの間にか、蒸気ポンプを牽く馬をとっかかりに、馬対自動車論争の話になり、最後はなぜか、髭の話になってしまいます。
髭にまつわるエピソードのみで、その人物の人柄が想像されるようです。
話を散らかすのも百マジックですね。
旺文社文庫『馬は丸顔』で12ページ。
というわけで、百のこの随筆を思い出しました。
ラジオで火事のニュースが実況されているのを聞いて、至近の火事であるのに、半鐘が「摺りばん」ではなく、「三ツばん」だったのでちぐはぐな感じがした、というのが話の導入部です。
半鐘を鳴らすと野次馬が集まって消火活動の邪魔になるので打たないことしたということも書いてあるのですが、本当なんでしょうか?
鐘の打ち方の話から、いつの間にか、蒸気ポンプを牽く馬をとっかかりに、馬対自動車論争の話になり、最後はなぜか、髭の話になってしまいます。
髭にまつわるエピソードのみで、その人物の人柄が想像されるようです。
話を散らかすのも百マジックですね。
旺文社文庫『馬は丸顔』で12ページ。
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