暫くぶりの更新となってしまいました。
本書は、1960年代から2010年代までの日本において、どんな小説が書かれ、また、読まれたかを検証したものです。
そのカバー範囲は、純文学からエンターテイメント、タレント本までかなり広く、自分が読んだ作品もあれば、題名だけは知ってるもの、存在に気がつかなかったものまであります。
(昔の時代のものの方が、馴染みがあったり・・・)
これだけ多くの情報量が新書一冊にまとめてあるのはありがたいです。
1960年代が「知識人の凋落」、1980年代が「遊園地化する純文学」、2000年代が「戦争と格差社会」などというような、章のタイトル付けにも概ね納得です。
そして、小説というものは、時代に敏感で、ときに時代を先取りしているということを、あらためて感じます。
もっと小説を読んでみようという気になりました。
本書は、1960年代から2010年代までの日本において、どんな小説が書かれ、また、読まれたかを検証したものです。
そのカバー範囲は、純文学からエンターテイメント、タレント本までかなり広く、自分が読んだ作品もあれば、題名だけは知ってるもの、存在に気がつかなかったものまであります。
(昔の時代のものの方が、馴染みがあったり・・・)
これだけ多くの情報量が新書一冊にまとめてあるのはありがたいです。
1960年代が「知識人の凋落」、1980年代が「遊園地化する純文学」、2000年代が「戦争と格差社会」などというような、章のタイトル付けにも概ね納得です。
そして、小説というものは、時代に敏感で、ときに時代を先取りしているということを、あらためて感じます。
もっと小説を読んでみようという気になりました。
日本の同時代小説 (岩波新書) | |
斎藤 美奈子 | |
岩波書店 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます