小品日録

ふと目にした光景(写真)や短篇などの「小品」を気の向くままに。

萩原朔太郎 「五月の貴公子」(『月に吠える』より)

2006-05-22 23:59:35 | 
「若くさの上をあるいてゐるとき、
 わたしは五月の貴公子である。」
五月の爽やかな陽気の中、気持ちよい草の上を歩いていけば、靴は白い足跡を残すかもしれない。
様々な憂愁も消えてなくなってくれれば…。
つかの間、そんな想像をさせる、この季節にふさわしい詩です。
岩波文庫などで。
萩原朔太郎詩集

岩波書店

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする