週五日記

ボチボチがんばります

現代思想のパフォーマンス

2008-11-26 08:46:46 | Weblog
内田樹さんの共著もの。

ソシュールについて。

言語とは、そもそも何か?

「音響イメージ」と「概念」と「記号」がキーワード。

概念を区別するために、言葉があるのだと。

そう考えると、概念と概念の「差異」を区別するものこそ、

言語だったり、記号だったり。

そう考えると、落語とか、オオギリとか、漫才とかの

巧みな「言葉使い」は芸術的だなあ、と。

不思議な国のアリスをモチーフに、ソシュールの考え方を

分かり易く。

あと、言語は、社会的な慣習として認められないと意味がないと。

やはり、慣習のなかに溶け込みながら、うまくやってかないと、

意味がない。何かを変える前に、「自分」を変えないと。

ソシュールが、自分の使う言語を客観視したように、

自分の「当たり前」を客観視することが大事。たぶん、その答えは、

他人の中の自分にあるなあ、と。
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