読まなきゃ、と思いながら、ほったらかしにしていて、
図書館をウロウロしているときに、目がとまった本。
問題の構造全体を、書き出して、その構造を織りなす事実
の因果関係を整理することが、参与観察などの目的なのかあ、と
分かりやすく理解出来た気がする。
しかし、問題の構造を織りなす事実の整理は、そんなに簡単に見通せるものでは
ないし、見通そうとしている、フィールドワーカーの「メガネ」そのものの精度も
要求されるので、科学性を担保するのは難しい気がする。
しかし、この本は、フィールドワーカーの苦悩などもリアルに記述してあり、
本当に良い本である。
しかし、内容が濃いので、薄めて読んだり、間をあけないと、しんどい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます