連結会計。
約100年ちょっと前のアメリカ
で生まれている。
その時から、持株会社制度も
存在しており、それにより
連結会計が発展したと
書いてあった。
したがって、連結会計は、
アメリカのプラグマティズムが
色濃く反映した制度だと思った。
つまり、アメリカ全土に鉄道を
張り巡らせるために、鉄道会社
が競争していた中で、
M&Aにより企業規模を拡大する
ために、持株会社や連結会計が
発展した気がする。
あと、本を読みながら、
合併の会計処理と、連結会計の
違いがかなり気になった(笑)。
私なりの結論は、合併の会計処理
は、面倒くさいから連結会計が
発展した面もかなりある気がする。
あと、持株会社や連結会計では、
子会社からの配当で親会社の損益
を調整したり、その他にも
連結対象にしたり、
連結対象から子会社をはずすこと
で不正なことをやっていたんだ
なあ、と思った。
つまり、子会社は、秘密のポケット
のようなイメージで、
とある会社が巨額の買収をする時
に、子会社のキャッシュをあてに
した最近の事例を思い出した。
連結会計。
理想的な連結会計を考えるのは、
かなり不可能な気がする。
ほんとに。