斉藤惇さんのYOUTUBEでの講演?(確か、日本記者クラブ)
を見て、斉藤さんが何者か知りたかったので、
『兜町からウォール街――汗と涙のグローバリゼーション』を買って
少し読んでみたら、かなり、ご本人自身が波乱万丈の人生で、
人生そのものが、日本の株式会社のグローバル化を体現しているが、
けっこう本の視点は、著者自身の『英語学習の苦しみ』みたいなところが
中心で、現在の私は、かなりハマッテしまう・・・。
確か、70年代のことで、アメリカで日本の企業、特にソニーの株を外国人投資家
に売る努力をする話などは、グローバル化した『ものづくり企業』としての視点を
『表の視点』とすると、外国人投資家に株を売る話は、『裏側の視点』のようで
日本企業のグローバル化の歴史を知る上では、かなり歴史的価値のある本である。