先先週からはじまっている,ひろしま美術館の『ルノワール,ドガ・・・からの贈り物』展。先の日曜日,今度は家族で見に行った。子供らは退屈でしょうがないのだが,かみさんは,少々,楽しみにしていたようだ。
そのかみさん。きっと,キスリングだのジャガールだの大御所がお気に入りと思い込んでいたら,意外にも,カリエールとカサットの名をあげる。なんじゃろう,そのカリエールとカサットとやらは・・・。こっちは2人とも知らん。長い間連れ添っているのに,案外,かみさんの趣味がわかっていないものだと苦笑した。
この展覧会では,残念ながら,カリエールが1点,カサットが2点と少なかったが,カサットの描く母子像は,やさしいオーラにあふれているし,カリエールも,ほんわかしていて悪くない。WEB上には,展示作品はなかったけれど,何点かダウンロード可能なものがあったので,貼り付けてみた。(なお,貼付けは,母親の目を通じての子供への絵画教育目的である。)
最初はカリエールさん。( ウジェーヌ・カリエール[フランス 1849-1906]アルフォンス・ドーデとその娘[油彩・キャンバス 90×116.5㎝ 1890] オルセー美術館[フランス]<写真>Erich Lessing/PPS通信社)
同じく,La Rieuse ( Elise )。「アートコレクター まこちゃんルーム」 http://homepage3.nifty.com/art-collections/ から転載させていただいた。
お次は,カサットさん。(メアリー・カサット[アメリカ 1845-1926] 母と子(指をしゃぶるアン) <写真>Erich Lessing/PPS通信社) カサットさんは,Web Museum,in Paris http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/cassatt/ でも閲覧できる。こっちの方には作品がいっぱいある。
で,今回,再度,足を運んでみて,あの『コタン小路』で有名なユトリロの作品に目がとまった。ユトリロといえば暗いイメージだったのに,雪景色の作品が明るくてすがしがしいのである。どんピシャではないと思うけど,限りなく,近いと思われるので,『 雪のラパン・アジル』を ぴたり。他にも,ユトリロの作品は壁紙写真館にいっぱいある。http://www.planet-japan.com/wallpaper/wallpaper194/wallpaper194.htm
ちなみに,絵がお好きな方は,あの『進化しすぎる脳』で有名な池谷祐二さんの自作プログラム(名画壁紙チェンジャーVer 1.01)による壁紙巡回サービスがお勧めだ。We美術館などの作品をランダムに表示してくれて楽しい。