この前、銀座で、思いがけず出会えたフェルメール37点。
少し、懐かしい気がして、フェルメールにのめり込むきっかけとなった、福岡伸一著『フェルメール 光の王国』を、もう一度拾い読みしている。
今日は、晩年の作品『ヴァージナルの前に座る女』を巡る解釈を楽しむ。
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成長企業が,その出自を語らなくなることがある。
さすがにユニクロのようなクラスになれば,わざわざ,山口発祥ですとは言わない。世界的な企業に成長したから,出自とは関係なく振舞える。風格すらある。
だが,メジャーになりかけの企業の場合は事情が違う。無意識的にか,出自を語ることを嫌う傾向がある。○○県というアイコンが,その企業のブランド価値を毀損するリスクがあるからだ。 . . . 本文を読む
第1幕の補足 IKEAに捕まった。
ちょっとだけのつもりが、あれあだけ、これでもかこれでもか、とものを
見せられると、ついつい長居をしてしまうもの。
何も買わないという鉄の意思は脆かった。やはり誘惑をたちきるには、人生経験が
浅すぎる。
送料も入れて一万円に満たない、かわいい衝動買いてはいうもの、してやられた感は強い。煩悩からは、なかなか逃げ切れない。 . . . 本文を読む
奈良に300年続く老舗企業がある。猿沢池の近くにある中川政七商店だ。奈良晒を生業に持ち,現在の経営者は13代目の中川淳さんだ。昨年の連休。興福寺の阿修羅像を堪能した後,ふと立ち寄った茶房が,たまたま,「中川政七商店本店」の茶房だった。 お茶を楽しみながら,何気に置かれた一冊の本がこれ。『奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり』だ。この本には,300年企業の誇りと自信。中小企業という枠組みでのブランドの作り方の要諦が示されている。 『ブランドのはじめかた』,『奈良に生きる奈良を活かす』の三冊で,地域ブランドの展開論が見えてくる。 キーワードは300年の風雪を乗り越えた企業の革新だと思う。 . . . 本文を読む
水の都大阪。海遊館や天保山。USJや京セラドーム。そしてIKEA。 こうした観光施設を,えいやあと一気に楽しもうとすると,かなり難しい。川で三角州が幾重にもできているので移動が難しいのだ。電車だと複雑な乗換になるし,車でも結構ややこしい。 だが,秘策がある。 大阪府・市の公営渡船を利用した自転車による観光施設走破である。 6月23日(土),この企ては密かに実行された。 . . . 本文を読む