こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

資本主義崩壊の首謀者たち

2009年09月30日 | 読書ノート
リーマン・ショックっていうけれど・・・。「現在あるのは,国際金融危機ではなく,国際金融腐敗です。・・・この腐敗は,金銭的な腐敗だけでなく,同時に精神的な腐敗でもある・・・(P24)」ゴールドマン・サックスの社員の平均年収が6千万円・・・。5年で3億・・・。入社5年目の若造が,時には年収1億円を懐に入れる,べらぼうな世界がウォール街・・・。そのような高収入で豪邸を買いこみ,男遊び,女遊びにほうけて贅沢を夢見ることがアメリカン・ドリームであり,資本主義のルール(P29)」  そんな輩を,銀行救済資金といって,国民の税金で助ける。随分,おめでたい話だが,かつて,東洋のある国でも起こったことでもある。 . . . 本文を読む

経済脳をきたえよう

2009年09月29日 | 読書ノート
 中学生から社会人までを対象にした経済の入門書。日本経済新聞社からテレビ東京を経て,BS ジャパンの社長をつとめる池内正人さんの著作だ。副題の「こどもにもわかるレッスンブック」とあるように,平易でわかりやすいものとなっている。  冒頭,経済も,ゴルフやテニスと同様,幼少時から型を身につけるべし。「小さいときから経済の基本的な型を身につけておくと,大人になっても乱れません」と説く。   . . . 本文を読む

悲しい結末

2009年09月28日 | 読書ノート
 『さよなら、愛しい人』を読み終えた。村上春樹訳ということで,早川書房のミステリーであることをすっかり忘れていた。それにしてもなんとも鈍いこと。最終局面まで結末が読めなかった。ブラピ主演の『セブン』の時には,4人目の殺害の時に,最終局面,6人目と7人目の犠牲を予測しピタットはまって身震いしたというのに・・・。ところで,これから『さよなら、愛しい人』の結末(・粗筋)を書く。なので,未読の人は,この先,立入禁止! . . . 本文を読む

ビデオ,同期その他

2009年09月27日 | i-phone で遊ぶ
 「i-phoneで遊ぶ」を楽しんでいる。今日はビデオにチャレンジ。PSXに録画していた 番組を,メモリースティックにMP4で吐き出し,i-tuneでi-phoneに同期した。めでたく コンテンツは利用可能に・・・。う~ん,優れものじゃ!  ただ,動画の閲覧の早見ということでは,i-podのクラシックの方が勝っているように 思うが,単に,まだ,機能の全容がつかめていないだけか?    . . . 本文を読む

日本市場「完全開放」

2009年09月26日 | 読書ノート
 本山美彦という,京都大学の先生の『売られ続ける日本,買い漁るアメリカ』を読んで いる。帯には,「次は医療が売り渡される。・・・下流社会と植民国家の誕生である。」と ショッキング見出しが躍る。2006年の著作だが,指摘の趣旨は今日も通用する,正鵠を得 たものと考えられる。    . . . 本文を読む