こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

やっと,『地ひらく』を読み終えた。

2006年05月30日 | 読書ノート
地ひらく―石原莞爾と昭和の夢文藝春秋このアイテムの詳細を見る blog Ranking へ  この本(福田田和也著,副題:石原莞爾と昭和の夢,『地ひらく』)。読み始めたのが2004年12月。そして中座。その間,気になりながらもなかなか次に進めなかったが,ようやく読み通すことができた。中断後,再開したのがこの4月。そして読破。苦節1年半。思わず苦笑い。 &nbs . . . 本文を読む

白髪抜きのご褒美

2006年05月23日 | Weblog
blog Ranking へ  最近,白いものが目立つようになった。まあ,歳がトシなのでしかたないが,白い部分の占有率の上昇があまりにも急であることに閉口している。 これまでさほど気にしていなかったのに…。だが,まあ,一旦,気にし始めるとおかしなもので,縮れた部分が無性にうらめしく感じ我慢できない。とうとう,連れ合いに白髪抜きを依頼することに相成った。 するとどうだろう。10本,20本, . . . 本文を読む

『ウルトラ・ダラー』~後半に息切れ

2006年05月14日 | 読書ノート
ウルトラ・ダラー新潮社このアイテムの詳細を見る blog Ranking へ    冷戦終了で人気のなくなった諜報部員の公募記事が今朝の新聞に載っていた。ジェームズ・ボンドの生んだ英国諜報部の黄昏のシグナルなのかもしれない。  ところで,『ウルトラ・ダラー』。偽札造りのカラクリを,BBCの日本特派員である英国諜報部員が,オックスフォードの同期生で米国シーク . . . 本文を読む

ウルトラ・ダラーを読み始めた

2006年05月12日 | 読書ノート
ウルトラ・ダラー新潮社このアイテムの詳細を見る blog Ranking へ    話題の『ウルトラ・ダラー』を友人から借りて読み始めた。国家的な通貨偽造を巡る,世界のインテリジェンスたちの駆け引きが面白い。 忽然と失踪する腕利きの印刷工。消えた通貨印刷機の老舗ファブリ社(スイス)受注の印刷機の謎。BBCに身を隠す英国諜報員。やり手の美人女性官房副長官。米国 . . . 本文を読む

饒舌な国インド

2006年05月09日 | Weblog
blog Ranking へ  昨年9月のこと。日本経済新聞の朝刊:文芸欄に,作家の石川好さんが”饒舌な国インド”という論考を書いておられた。(2005/09/18)    数年前体調を崩した同氏。その原因は,なんと血流障害とリウマチがあわせ重なったやっかいな病気であった。いくつかの病院を転々とするが一向に改善の兆しは見えない。 そんなある日,ひょんなき . . . 本文を読む