こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

フェルメール

2012年06月25日 | 絵心は無いけれど・・・
数年前のこと。東京出張の帰り,ANA機内誌「翼の王国」でフェルメールに遭遇した。 盗作の1点。個人所有で許可が得られなかった2点。これらを除く34点。この全てを,科学者・福岡伸一が所蔵する美術館に足を運び鑑賞し,フェルメールを魅力を豊かに語ってみせる。 光の粒たちを一瞬に閉じ込めるフェルメールの匠は,同時に,次の動作を示唆する。以来,福岡氏の導きで,私はフェルメールの虜になった。光の天才,フェルメールに乾杯!福岡伸一さんの軽妙な語り口で豊穣に語られるフェルメールの魅力を皆さんも是非楽しんでください。 . . . 本文を読む

カリエール&カサット・・・ユトリロ

2005年09月20日 | 絵心は無いけれど・・・
 先先週からはじまっている,ひろしま美術館の『ルノワール,ドガ・・・からの贈り物』展。先の日曜日,今度は家族で見に行った。子供らは退屈でしょうがないのだが,かみさんは,少々,楽しみにしていたようだ。 そのかみさん。きっと,キスリングだのジャガールだの大御所がお気に入りと思い込んでいたら,意外にも,カリエールとカサットの名をあげる。なんじゃろう,そのカリエールとカサットとやらは・・・。こっちは2人と . . . 本文を読む

お昼休憩の楽しみ~ひろしま美術館

2005年09月14日 | 絵心は無いけれど・・・
 マロニエカードというものをもっている。ひろしま美術館のカードだ。このカードで常設展はもとより,企画展も無料でみれる。年会費は,5,000円と高いが,同伴者もただなので,家族で利用すれば,2~3回,足を運べばもとを取れる。 今は,ベオグラード国立美術館所蔵の「フランス近代絵画展~ルノワール,ドガ・・・からの贈り物」をやっている。セルビア・モンテネグロの首都,ベオグラードにある美術館の所蔵品だ。エリ . . . 本文を読む

はだかの王様! アンソニー・ブラウン

2005年07月14日 | 絵心は無いけれど・・・
 アンデルセン生誕200年展。性懲りも無く最終日の昨日も足を運んだ。アンソニー・ブラウンの「はだかの王様」をもう一度,見たかったからである。アンソニー・ブラウンの世界。つんと,おすましした裸のゴリラ君。赤い靴と黄色の王冠がまぶしい。なんとも愛らしいゴリラくん。もう,とても気に入った。 気に入ったいきおいで,オフィシャルカタログに加え,アンソニー・ブラウンの『絵本原画の世界』も買ってしまった。ウイリ . . . 本文を読む

アンデルセン展に行ってみた

2005年07月13日 | 絵心は無いけれど・・・
 ひろしま美術館で「アンデルセン展」をやっている。といっても,今日(7月13日)で幕を閉じるが・・。あと1日と迫った昨日,昼休憩に足を運んだ。 「アンデルセン展」やってるなと思ってはいたが,アンデルセンが使ったペンとか興味ないし童話作家の展覧会って初版本とかが飾ってあるだけだと思って少し敬遠していたというのが正直なところだった。 だが,行ってみて良かった。結構おもしろかったのである。というのも,ア . . . 本文を読む