こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

フェルメール

2012年06月25日 | 絵心は無いけれど・・・
フェルメール 光の王国 (翼の王国books)
クリエーター情報なし
木楽舎

 数年前のこと。東京出張の帰り,ANA機内誌「翼の王国」でフェルメールに遭遇した。

  盗作の1点。個人所有で許可が得られなかった2点。これらを除く34点。この全てを,福岡伸一が所蔵する美術館に足を運び鑑賞し,
フェルメールを魅力を豊 かに語ってみせる。
 光の粒たちを一瞬に閉じ込めるフェルメールの匠は,同時に,次の動作を示唆する。福岡氏の導きで,私はフェルメールの虜になった。

 光の天才画家,フェルメー ルに乾杯!

 先週の東京出張。仕事を終えての帰路。閉館間際のフェルメールセンター銀座に滑り込んだ。
30分で足早に展示37点を鑑賞した。

 翼の王国でのフェルメールとの遭遇。約4年後のこの1月のはじめ,福岡伸一著『フェルメール 光の王国』を読んで
改めて,フェルメールに魅了された。

 動きを閉じ込められるというのは,明らかに写真を超えている。写真は一瞬の微分でしかない。
 だが,フェルメールのそれは,一連の動きが閉じ込められて,動き出す感覚が迫ってくる。
 光の粒だちの幾つかが一つのパッケージとなって,動的な平衡が絵になっている 。
 時間を含む四次元の世界が二次元のキャンバスに表現されている。この解釈は,福岡伸一とはやや趣を異にするかもしれない。
 だが,それが私にとってのフェルメールの世界なのである。

 いつか,私の福岡伸一のように,37点を鑑賞する旅にでてみたいと思った。

 それから,今回の展覧会で秀逸なのは,「RE-CREATE」ということ。複製を超えて作品を再創造したところに驚きを持った。
 これまた,いつかお金と暇が許すなら,お気に入りの絵画をリ・クリエイトとして飾れたらいいなあと思った。

 今回は,持ち合わせのお金がなかったので買えなかったが,機会があれば,リ・クリエイトされた作品を買い求めたい。

   


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