トリCのブログ

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W杯の開催地は今後どうなるのか

2010-12-03 12:52:59 | サッカー

 ワールドカップの開催地順ルールは段々と変わってきている。以前は欧州中心に南米をたまに絡めれば良かったが次第に他の地域の開催要求が高くなってきている。今回の決定直前までの世界をブロック化すると


 

欧州

南米

北米

アジア

アフリカ

 

しかし今後は

西欧州

東欧州

北米

南米

東アジア

西アジア

オセアニア

アフリカ

 

などと細分化されていく傾向にある。現状のパワーバランスでは東欧州とオセアニア、アフリカが経済力や国数の関係で弱いので持ち回り制度が定着すればこれらの地域は距離では離れていても一つと見なされるかもしれない。

 

その上で日本は今後、サッカーの世界でどこに属するのかを真剣に考える必要がある。黙っていれば東アジアに属してしまうのは目に見えているが中国、インドネシア、朝鮮2国、ベトナム、場合によってはインドまで東アジアになるかもしれずこれらの国が力をつけてくると約24年周期でやってくる持ち回りの上、更に順番が後ろになってしまう。下手をすると100年以上待つ可能性も。

 

ただその頃になると日本が提唱した3Dバーチャルスタジアムもかなり充実するだろうし開催地である必然性やそもそも10万人収容の競技場など警備上を考えても必要なくなっているかもしれない。競技場には無数のカメラがあり自宅から観戦、競技場の盛り上がりを再現させる為、アクセスしている人達の数だけバーチャル観客がピッチを取り囲む映像と音が流れるかも。