トリCのブログ

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(注水中断)素人に専門的問題を説明、という難問

2011-05-28 16:27:00 | 政治

事故当時に書いたブログですが注水中断に関して分からなければ読んでください。元首相の発言は自己擁護もありますが彼の脳内がのぞき見れるチャンスでもあります。まるで慰安婦(笑)


 


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今回の中断騒動で漏れ聞こえてきた内容を聞くと「あーそうなっちゃうよなー」という状況だったようだ。東電が悪いとか首相がどうのとか言うがこれは菅首相の熱心さが仇となった感がある。事の状況はどうやらこうだった。


 


真水→海水、という工程は元から東電側としてあった。メリットもリスクも含みで討論するレベルではないという程に。ちょっと簡単に例を出してみよう。


 


自動車が長い下り坂でブレーキが効きにくくなった場合、エンジンブレーキが有効なのは常識だろう。メリットは語るべくもなくブレーキ効果が起こる。デメリットはシフトダウンをした時にスリップする「かも」しれないという事か。これは車が猛スピード、シフトダウンがあまりに急激だった場合に「起こるかもしれない」という例だ。


 


このままでは車はどんどんスピードが上がってしまう。であれば選択肢として妥当だろう。だから現場(運転手)は「エンジンブレーキでいきますから」とだけ連絡してきた。(了承をとるつもりですらない、常識だから)


 


これに待ったをかけたのが菅首相だ。「俺は車を運転したことはないけれど車には詳しい。エンジンブレーキを使えばスリップする危険性があるじゃないか。どうなんだ」


 


これに対して斑目委員長「そりゃあ…ゼロとは言えないですがとにかくエンジンブレーキを使わないとまずい状況ですよ(この状況でそれにこだわるかよ…)」


 


菅首相「ほうら、ゼロではないんだろ?だったらゼロにするように討議してからでないとエンジンブレーキ使用に私は納得しないよ?もっと詰めてからこういう事はしてもらわんと」


海江田経産相「よく分からんがそれはまずいですよ斑目さん、責任者は管さんなんだから納得いくまで説明してもらわないとGOを出せない」


 


 


東電武黒氏「(これは…首相を納得させないとエンジンブレーキ勝手に使用したことになってしまうぞ、現場にこっそり連絡しておこう)」


 


吉田所長(運転手)「え?官邸がデメリットに対して討議中だから待てって?~~~っ分かった…(何を悠長なうちの社の奴素人も説得できねーのか、とぼやきつつ躊躇なくエンジンブレーキ続行)」


 


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安倍元首相が伝え聞いた話では「菅首相が猛烈に怒って中断させた」であった。ジャーナリストの青山繁晴氏が関係者から聞いた話は上の内容をそのまま海水注入に置き換えてもらえば分かる。


 


当初誰もが嘘を付いているんじゃないかと思っていたがどうもそうではない。首相が勉強熱心で専門家であれば無視する事例にこだわりそんな議論などしたことがない専門家が答えに四苦八苦する姿を見て周囲の素人が「管さんの方が詳しい」と思い込んだだけの話である。


 


以下時系列での関係者の発言


 


 


5月2日


海江田氏-----試験で20分やったあと中止の報告。重ねて首相の指示でこれを再開させた。



東電-----中止は官邸側から再臨海の可能性を検討するので中断してくれと言われた。



5月20日


安倍元首相-----東電が連絡なしに注水を開始と聞いた菅総理は激怒。菅首相が1時間中断させたと関係者から聞いた



細野氏-----斑目委員長が海水を注入すると再臨界する危険があると。中断の背景には斑目委員長の発言があった。


 


補佐官-----細野さんには斑目さんはそんな事を言っていないと進言したのですが聞き入れてもらえなかった。



5月21日


斑目委員長-----俺は素人じゃない。そんな発言をするわけがない。


 


細野氏-----斑目委員長が海水を注入すると再臨海する可能性がゼロではない、と



斑目委員長-----それは確かに言いました。



5月23日


菅首相-----東電から注水も中止も「私には」報告はなかった。もちろん中止の指示もしていない。私が激怒するはずがない。


 


 


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唯一嘘があるとすれば菅首相が中止の指示は出していない、というところか。実質中止(という空気に)に追い込んだのは原発に詳しいという自負のあった菅首相だろう。素人の事情通ほどやっかいなものはない典型例ではないだろうか。しかし概ね誰も嘘は言っていないのは確かだ。


 


会社の会議で誰でも記憶があるだろう。現場を知らない割に指揮をとろうと鼻息の荒い人。こういう人に限って勇気を出して現場の実情を進言するととたんに不機嫌になったり怒鳴り散らしたりするものである。その人なりの出世方法論と自己防衛の為の感情爆発。もちろん会社の為にはさっぱりならないし数値が上がらないがこういう人は「周囲が無能なせいで~」と脳内で処理する。社内から不評の嵐でも「俺がこの会社を支えているんだ。ここでバカどもの言いなりになったら俺も会社も終わりだ」とでも思っているだろう。


 


 


 


 


 


 


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分り易すぎる海水中断劇

2011-05-27 23:14:00 | 政治

政府としては官邸主導であの危機を乗り越えた、としたい


 


東電上層部としては税金投入の為に政府に楯突くことはしたくない


 


東電現場としてはその空気を読み取りつつ上層部と政府の命令を無視してでもベストを尽くす&泥を被ってもOK


 


マスコミは吉田所長をダイ・ハードのマクレーン警部に仕立て上げる演出でいきたい


 


 


こういった流れであれば魚釣島事件の時のSengoku38氏なのだろう。出来れば海江田さんが何としても吉田所長をクビにすると息巻けばあの時の仙石官房長官の役回りとしてぴったしなのだが。


 


ただこれはあくまでも国内限定の田舎劇団の話だ。


 


このあとIAEAが調査に入る。当たり前だが欧米は極めてデジタルな調査方法となるわけで上で書いたような人情劇が通じない。国会の答弁のようにああーーーーとかおーーーーとかやって時間稼ぎやあっちの方向に適当に話をごまかせない。納得するまで延々と同じ質問がどんどん詳細に詰め込まれていくだろう。


 


かつて自民党議員がアメリカ相手に日本流でニコニコごまかせると思ってどえらいしっぺ返しを食らったのと同じように井の中の蛙である民主党が同じ目にあいヒイヒイ言うのは目に見える。


 


だがこれがきっかけで民主党が中二病政党(何でも大人が悪い、みたいな)から脱却できるのであればまあひとつの進歩であるし仕方が無いのかなと思うようにしている。


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自民衛藤氏の水かけ事件

2011-05-25 12:44:00 | 事件

韓国の国会議員が北方四島に視察に出かけた件でまたいつもの「遺憾」攻撃で満足している外務省。少なくとも俺も含め多くの人は上記のイメージだと思う。何故韓国の野党議員がこの時期を選んだのかは東北大震災の視察も兼ねた李明博大統領の訪日が念頭にあるだろう。日本民主党の魚釣島のあの態度を見れば事なかれ主義に徹していると彼らは考えただろうし(震災に同情して日本に来た)大統領に向かって抗議する勇気もないだろう、と。


 


日本の報復もない、自分たちが北方四島に行くことで韓国国民の喝采を浴びるなら今しかない、という考え方だろう。いかにも韓国人らしい。


 


日本民主党と外務省はこういった前提が分かっている上で例の遺憾攻撃で済まそうという考えだ。一体どこの利権団体なんだと言いたいが、つまりはそういう事である。彼らにとっては遺憾でもないし他に打つ手があるのかと開き直るだけだろう。自民の議員が猛抗議したところでニヤニヤしてしまうのも頷ける。


 


これに本気で怒るのは実際言って自民党内でも保守系の創世日本のメンバーくらいではないか。それがコップの水をかけるという行為に及んだわけだ。まあしかしこれ自体も世間に知らしめるための宣伝行為ではあると思う。外務省と外相が猛抗議をしてくればかえって儲け物という寸法だ。


 


実際外務省と外相は自民党に当然抗議したのだがネット世論では「抗議する相手が違うんじゃね?」「水をかけられたら猛抗議、領土を侵犯されたら遺憾で済ます」という皮肉な感想に終わっている。コップで水をかけるのも北方四島に視察に行くのもこのどちらの行為にしても「どうせ連中は何も出来ずに終わり世論に呆れられるだけ」と相手に軽く見られた結果である。


 


外交の基本は「金をかけずに相手より有利に振舞う」事にある。軽く見られていたらそれすら出来ない。日本の外交は延々と「金を大量にかけて不利になる」事に腐心してきた。ジャパニーズスマイルがそれに輪をかける。


 


税金を大量に使ってこの結果なら東電社員よりも外務省の人間をリストラしてもらいたい。東電は電気を供給してくれるが外務省は何かしてくれているのだろうか。


 


 


 


 


 


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アディダスの件は違う点で祭り

2011-05-21 16:13:00 | 社会

 


メディアではなかなか伝えられない事情があり何故2chでこれほど盛り上がってしまうのか分からない方もいるだろう。この事例はとある社会人がお客に対して失礼な発言をツイッターでうっかり漏らした、という事件ではない。


 


女性社員がMixiなどで書いていた内容から彼女自身のキャラクターが明確に浮かび上がりそれがビッチ発言に輪をかけているわけだ。ちょっと2chに貼られたテンプレを紹介


 


・アディダス契約選手ハーフナーとその美人嫁に嫉妬しビッチ呼ばわり罵詈雑言 


・スニーカーはナイキとコンバースが好きです。adidasは一足も持ってません。 


・生理用品買いだめしてるおばさんってなんなの??もうすぐ止まるって。電気と一緒で。 


・隣の女が授業中なのに鼻歌歌い出した。何でこーゆー基地外な女って大抵ブスなの?ねぇ何で何で??  


 


・プロフで本名記載 


・エビちゃん似って言われます 


・トウモロコシや化粧瓶でおチンぽ再現 


・オナ○ー週5回


 


・普段はSでベッドの上ではドMなにゅ///きゃっ(>_<o)" 


・ブタ鼻 


・ゴリラ面 


 


 


・AV疑惑 


・K-POPを聴き 


・韓国コスメでお手入れして 


・コリアンフードをモリモリ食べて 


・韓国ドラマで妄想すること 


・特技、韓国語 


・ちなみにあたしは整形容認派です。 


・日本て怖い。お国に帰りたい。 


・中傷部分については第三者が書き加えたものと主張


 


 


 


要はキャラクターがいじりやすいのだ。異性としてセックスしたくない芸能人ランキングで上位に入りそうな人というか。実際アディダスにいるよりは芸能人向きのメンタリティだと思う。


 


ちなみに彼女は鹿島アントラーズのサポのようなのだがこの騒動のきっかけとなったのは他チームのエースストライカーに対するアンチ的感情もあったのではないかと思う。阪神ファンがたまたま巨人の選手を街で見かけた時に悪く言うという類とでもいうか(その逆もあり)。


 


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アディダス社の謝り方もちょっとどうかと思う。弊社の社員が顧客の情報流出をしてしまった、処罰も含め今後こういう事のないよう対処していくという内容だ。これだけ読めばソニーの情報漏洩の様な「大事な秘密のデータを漏洩させた」という趣旨になってしまう。


 


 


「そいえば今日マイクハーフナーが来た。ビッチを具現化したような女と一緒に来てて、 


何かお腹大っきい気がしたけど結婚してんの(^ω^)??」、 


「帰化したからハーフナーマイクかwアシュトンカッチャー劣化版みたいな男が 


沢尻劣化版みたいな女連れてきたよwとりあえずデカイね、ホントにwww」


 


 


これがハーフナーマイクと奥さん(一般人)が守っていた情報の流出なのかと。アディダスも悪意のこもった嫉妬と素直に書けばいいものを。


 


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サッカーは世界的規模の競技であるしアディダスもドイツの会社だ。今サッカー界では人種差別撤廃にFIFAが全力を上げている。もちろんドイツも過去のいきさつもあり主要なそのメンバーだ。つい最近の事では韓国対日本の試合で韓国選手がゴール直後に猿のモノマネをして悪い意味で世界的な話題になったのはサッカー界のご法度に韓国の青年が疎かったせいもある。同時に相当韓国のイメージをも悪化させた。


 


そうして起こったこの事件。在日朝鮮人を匂わせる彼女の履歴と帰化したハーフナーマイク、侮蔑中傷ではなくあくまでも情報流出というアディダス社。これが大騒ぎの要因なわけで単なる一社員が陰口を叩いた、というニュースはニュースにもなっていないのだ。


 


 


ちなみにハーフナーマイクはお父さんもJリーガー。帰化と言っても日本生まれだしメイン言語は日本語。お母さんも7種競技でオランダチャンピオンという期待の選手。代表入りも十分ありうる。


 

 


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東京の男性、東電を訴える

2011-05-19 15:23:20 | 社会

 もし男性側が少しでも勝った場合東京より原発に近い場所に住んでいた人々にはもれなく東電が金を払わなくてはいけなくなる、という条件が出来上がるわけだ。東電の値上げを誘発する理由にもなるし国営化(国民全員でこの大赤字企業を支えるという意味)の可能性も高くなる。東電社員からしたら国営化されると公務員となり他の公務員と同等の給料を保証されるわけでホッとするだろう。何せこのままだと最悪のリストラが待っているだけだし。 



東電に逆利用される可能性を考えると裁判官はいくら男性側が正しいとしても簡単には勝たせられない。当然ながら色々な資料を両者が提示してきて健康被害その他もろもろが果たしてあったのかという数値上の争いになってしまう。 



上に述べたように簡単に男性側を勝たせるわけにはいけない事情により「この数値であれば無害」というボーダーラインをはからずも作ってしまう事になる。こんな重要な問題を男性と東電と裁判所に決めさせていいのか、と考えればちょっと待て、とも言いたくなるわけで。


 


 


前にも書いたが名指しで東電社長を土下座させたおばさんは結果として東電を追求する世論の勢いを弱めてしまった。そこまで勝ち誇るほど自分たちが偉いのか、という第三者的視点を多くの人に気がつかせてしまったからだ。


 


 


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君が代の意外な作られ方

2011-05-18 16:25:00 | 社会

君が代が作曲されたのは明治政府に頼まれた外国人って覚えていたのだがとても欧州人が作れるメロディーではないので不思議だった。調べたところどうやら最初に作ったのはイギリス人だったけどあまりに不評で宮内省の雅楽担当の人が旋律と作曲を提示しドイツ人に和声(吹奏楽)を付けてもらったのが今の君が代らしい。音階でレから始まってレで終わる文化はあちらにはないはずでこれはずっと不思議だったのだが納得。


 


歌詞の方は世間に知られている古い和歌を採用。江戸時代には何かお祝い事(結婚式や成人式のよう)があった席の締めとしてこの一節が歌われていたようだ。それがまだ明治初期には残っていて江戸時代生まれの人々には馴染みのある歌詞だったと。


 


こういう流れを見れば祝い事(卒業式)に君が代が使われたのは江戸時代からの風習であり宴会の一本締めのノリに近いのだろう。


 


古い和歌だが国民に知られ共通する「祝い事」のイメージ、メロディーを海外の最新理論をマスターした人に頼むも結局雅楽という日本独自の旋律に落ち着くところなど明治初期の日本も全く今と変わらぬ日本人らしい決定法だな、と関心するのであった。


 


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武勇伝にしたい菅首相

2011-05-17 19:41:26 | 政治

 震災の次の早朝福島に視察に行った菅首相はどうやらメルトダウンの可能性を知っていてその為にベントを開けと現場に圧力をかけにいった、という事らしい。


 

こういった話がスラスラと出てきたのには今更ながらメルトダウンをあそこで起こしていたという事実が今時w出てきているからだ。菅首相の立場で言えばメルトダウンを起こしたなんていう事実は早々に知っていたが(原発に詳しいから)それでは日本どころか世界中がパニックになると。だからそれはあえてふせてあの死地の現場に無防備で向かった、と。

 

このタイプの政治家らしい物の考え方ではないだろうか。内部事情を完全に把握しつつ無知な人民(当然自民党議員も)の為を思えばこそあえて自分が泥をかぶり穏便に事を済まそうとする俺ってかっこいいと思わない?みたいな。

 

まあしかしもちろんまさかあの現場近くでそんな大事故が粛々と起こっていたなんて知るわけがなかったから現場視察に行ったんだろうし原発周辺の人達の避難地域も小さかった。後付で武勇伝にしたいが為にコツコツと感動ヒューマンドラマ脚本製作中ってあたりではないだろうか。

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中部電力、値上げで解決

2011-05-08 21:27:00 | 政治

政府はアリバイ作りをしたい。万が一危ない危ない言われていた浜岡をそのままにして事故が起きたら福島と同じで集中砲火を浴びる。「政府は言ったよ?でも聞かなかったんだから全部中部電力が悪い」という論法が通じる。更に法的根拠もない要請であるから浜岡を止めた場合のリスクも背負わなくて済む。何でもかんでも政府が背負い込んで集中砲火を浴びた自民党と比べてここらへんはある意味進んでいる民主党。


 


であれば中部電力も何も自分で背負わなくてもいい。値上げで応じれば良いだけの話である。中部地域の住民が猛反発しようとも「政府が、世論が」で逃げればいいだけの話だ。政府が逃げをうっているのだから何も真面目に今までどうり苦悶する必要はない。


 


思えば魚釣島の中国船長事件の政府の逃げの方法、宮崎の口蹄疫問題の時の対処の仕方を見ても責任を政府からふられた方側にあまりに悪意がなさすぎた。今回の中部電力の右往左往ぶりを見ると政府にやり返す事で落としどころをもっと自社に有利にできるはずとどうしても思えてくる。


 


こういった政府の責任転換は非常に韓国っぽい。菅首相が韓国の文化、やり方に親近感でもあるのだろうかと思うが実際やられた側の狼狽ぶりをみるに韓国に無理難題を付きつけられた時の日本らしい困り方なのだ。相手(政府)がそういうやり方で来るなら同じルールで対処をするべき、とは以前から書いてきたが民主党政権への対応は韓国式でやり返すのも手ではないか?


 


で、結果としてもし中部電力が例えば各家庭年間1万円の値上げに踏み切った場合当然反発が起こりその怒りの矛先は政府に向う。そうなると国が負担する事となりつまりは税金でまかなう事となる。冗談じゃない、となればそこで初めて菅首相は自分の「思いつき」「アポなし」「調整不足」というのが自分の思っている以上に大変ダメなやり方だと気がつくわけだ。市民活動家だったらそれがカリスマを産みあの人はすごい、ってなるんだろうが全く同じやり方を未だにやり通すとはある意味関心する。


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土下座パフォーマンスの害悪

2011-05-06 14:18:00 | 社会

昔の日本人は偉い人になればなるほどプライドも高かったし責任感も強かった。なので土下座はその人の積み上げてきたもの全てを放棄して(つまりプライドも)相手に謝罪する行為であったと思う。まさに断腸の思い、というか。


 


ところが今や集団でのトップはあくまでも組織を潤滑に動かせる能力のある人という定義であって決してものすごく偉い、とか責任重大、というわけでもない。


 


もし何かの不祥事が起こった場合、大抵現場の係長か課長クラスが泥をかぶる仕事を内密に行っていたのが原因でありトップはそこまで関知していない。というかワザと知らないふりをする事で集団がうまく回っている現実もある。もちろんそれが外部に漏れたり大事件に繋がった場合は全ての責任は社長にある、という様にマスコミが報道し社長がすごい深刻な顔をして謝罪するわけだ。


 


要するに現状の責任追及は最初から茶番であり社長がいくら土下座しようともそこまで沈痛な思いなどはないだろう。


 


さらに土下座は「何もそこまでせんとも」という世論を当然ながら起こす起爆剤なのだから都合がよい。


 


 


多くの企業の事件の場合、主犯の「俺がこの会社の暗部の泥をかぶっている」というナル的な奉仕精神と社長の「いざとなったら自分が全責任者である様にふるまって土下座で責任論をあやふやにするから」という犠牲者精神によって成り立っている。ベストなのはマスコミのいる前でサクラの一市民さんに凶弾してもらえば一丁上がりなわけだ。その意味であのおばさんがやった土下座強要と東電社長の土下座はセットで世論の怒りをチャラにしてしまったのではないか。


 


本来知りたいのは壊れた根本的原因である。誰がどういう想定をしたのか、設計基準を作った官僚は誰か、了承したのは誰なのか、設計どおりに本当に作られていたのか、等々ほとんど興味を持たないだろうが「本当の犯人」が誰なのかを調べた方がずっと後の世のためになると思うのだ。


 


 


 


 


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