トリCのブログ

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南北の茶番はどこまでも

2018-04-29 11:35:32 | 政治

南北会談が行われ、戦争状態が解かれた。文面上は。


この東アジアの問題は、元を返すと北朝鮮が周囲の国家から利用価値がない、と判断され完全に無視された状況から始まっている。


例えば沖縄の基地問題。場所柄、軍事上、重要な位置を占めるのでどこの国家も沖縄の現状を何とかしようと躍起だ。だから沖縄の地元の政治活動家は、これを利用して、かなり無茶な金銭を要求できる。


以前から朝鮮半島は、前線基地として価値があったために日本、中国、ロシアという列強が自国の同盟側に取り込もうと躍起になっていた。今の沖縄と同じだったわけだ。


ここから日本が敗戦の影響で、手を出せなくなった。今でも中韓が世界の世論を反日に導く運動をしているのは半島勢力争いに日本が再び参戦出来ない空気にする為だ。


ロシアは半島利権には現状で大して興味を示さない。現代の世界では、軍事だけでは利権地域を拡張は出来ない。相手国家に進出するには自国の経済界が軍事以上に強くなくては無理だ。


そうすると半島でまだ前線基地がどうの利権がどうの、とこだわっているのは中国とアメリカだけであり、日本とロシアは興味を失いかけている。

そのうえ、中国もアメリカも互いに北朝鮮や韓国はそれほど重要なものではない。中国は東南アジアにずっと熱を入れている。将来的には難攻不落の日本は無理だとしても太平洋全域も軍事、経済で掌握したい。


安倍首相が東南アジアを含む安全保障条約を推し進め、太平洋全域をTPPに参加させる意図は、まさにここにある。


このような日中の争奪戦には朝鮮半島は含まれていない。勘のいい北の指導者なら分かるだろう。中国と日本は朝鮮半島に興味がない、という事を。


韓国はこういった点には、どうにも政治的センスがゼロに近く、いまだに自分たちは重要な地域に存在し、日米がひざまずいてやってくるはずだ、という自信にあふれているのだが、ここら辺は日本の野党政治家と似たような環境だったからだろうか、恐らく今後も気が付かないだろう。


再び沖縄の話に戻るが、もし沖縄が日本から独立していて軍事的にも経済的にも重要な地域ではなく、米軍もなし、日本からの補助金も入らなくなったら指導者はどうするか。


あくまで選択肢のひとつではあるが、自ら危機を作り上げ、周辺国を再び注目させ、援助せざるを得なくする雰囲気を作らないだろうか。


北朝鮮が一貫して数十年、演出してきたのはこれであり、要は政権を明け渡すつもりはない、金をくれ、さもないと騒ぐぞ、なのだ。


つまり、今回弾道ミサイルの量産をあきらめたとしても、再び金銭が尽きれば騒ぐ準備はいくらでもある、という事になる。


実験は成功し、現物がなくなっても設計図はある。中東辺りの国家は欲しがるだろう。日米はこの国家に頑として援助はしてはいけないし、常に軍事侵攻も考えている(中露も込みで)、くらいの事は言っていい。


連邦制を推進させ、韓国から国連軍を撤退させ、南北が手を取り合って苦難の道を歩むのもいい。朝鮮半島には騒いだ子は余計に飴を貰える、というようなことわざがあるようだが、もう親はいないのだ、と子供にはわからせる必要がある。

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なでしこの残り5分

2018-04-15 11:32:17 | サッカー

なでしこがW杯出場を決めた。


前半は、OZが勝ち越しを狙って猛攻してきた。前回のW杯決勝でも分かる事だが、日本はこういう大柄な選手がなりふり構わず突っ込んでくると全員が引かざるをえず、ボールを奪ってもクリアボールが繋げない。よって、再びOZ側にボールが渡り、猛攻を受けるというパターンになる。


作戦と得失点の流れ上、ここは耐えるしかない、と分かっていてもスピードと正確性を持ったカウンターを日本が持っていれば、こんな、なめくさった攻撃は、相手もできないはずで何とももどかしい。


後半からは、相手も足が止まり、次第に日本ペースになってくる。結局、こういう展開になるのを分かっててOZは先制点が欲しかったんだろうな、とは思う。


均衡がとれている状況では、女子の場合、体格上、ピッチが広く、簡単にプレスがかからない(ここが女子サッカーの面白いところ)。こうなると日本のワンタッチパスが生きてくるわけで、そうこうしているうちに、日本に得点が入る。前半マークがきつくて全く仕事が出来なかった坂口がフリーで点数を入れた辺りに、前半と環境がまるで変った事がよく分かる。


あとは、再びOZ側の猛攻になるわけだが、前半ほど日本が慌てふためいてなかったので、このままだろうと思った矢先に、キーパーチャージだろうな、というプレイが流され失点。


残り時間と得失点相手の韓国が4点止まりを両チームが確認して、残りの5分は、後ろで延々とパス回しで試合終了。W杯出場を決めた。


ただ、日本代表の試合は普段サッカーを見ない人も多く視聴する為、最後のボール回しが「卑怯だ」と映った様で、試合後、試合全体の内容の問題点など全く語られず、ちょっとした炎上状態になった。


リーグ戦などでは、両チームがこのまま勝ち点1でいい、という場合、ロスタイムで双方全く点数を取る気がないシーンなど腐るほどあるわけだが、見慣れていない人にはやはり違和感があるのだろう。


更に言えば、今回犠牲(?)になったのが韓国なので、在日の(北朝鮮系の)人たちが、意図的に日韓を険悪な状態に出来るとあって張り切った面もあるだろう。日本が世界にアピール出来るところに水を差すのは在日韓国人を装った北朝鮮系の在日の人たちだ。タダでできる外交工作って奴である(笑)


まあそれはともかく、ひとつサッカー好きとして言いたい。サッカーの場合、攻める=失点のリスク、なのだ。全員で守った場合の守備力を100とした場合、ゴールするために4人ほど守備をやめてゴール前に行った場合、守備力は70程度にまで落ちる。


双方とも得点を取りにいっている場合、両チームの守備力は70対70。当然だが点数の取り合いになり「素人的には」楽しい野球みたいなスポーツとなる。


同様に両チームとも失点したくない場合、あるいはこのままドローでいい場合、守備力は100対100。よほどの事故がない限り点数はそうそう生まれない。


これに時間経過による体力の消耗と戦術への対応力が加わってくる。前半守りに徹した守備力が100としても終盤ロスタイムには相当消費して守りに徹しても80程度に落ちている。ただし、相手の攻撃の仕方も90分もやれば相当理解してくるのでそこは適応力でカバーしている。


日本とOZのロスタイムは日本の守備力80、OZも同様の80。


もし日本があの時点で正々堂々攻めると守備力は60。OZはガッチリ守備に入るだろうから守備力は変わらない。


サッカーをよく知っている人たちには、こういう数字がアバウトにだが頭の中に入っているだけの話だ。

 

6月には男子のW杯も始まる。素人的にはボールを持っている時はチャンスだ、もっと攻めろ!という視点になるだろうが、その攻撃に何人選手が前線に投入されているかを見てほしい。つまり守備力が大幅に低下している非常にリスキーな時間帯でもある、という見方であれば全く違う感想が出てくると思う。

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代表が生き返る…はず

2018-04-09 17:49:02 | サッカー

ハリル解任って事で。最近の内容であれば仕方がない。何よりも選手が全くやる気がない。ブラック企業の残業風景みたいな。


何故これだけやる気がないかと言えば、日本の社会風土も大きい。日本の社会は現場主義でついでに上下関係がはっきりしている。現場はベテランが仕切り、若手がそれに答えて必死になって働くことで成り立つ。経営トップは若手との関係は希薄で、ベテランからのホウレンソウで組織を動かす。サッカーチームも基本同じだ。


しかしハリルは徹底した個人主義で、トップの監督の下のもと、全て平等に競わせ上下関係を壊した。守備に関しても全員でバランスを、というよりも一人一人が責任を持って失敗したら明らかに本人の失敗、という空気を作り出した。これは守備に関して日本人の感覚は、相手からボールを奪う=自分の功績、という意識が非常に希薄なので心理的な重圧だけを加えた事になる。スポーツの中で鉄壁の守備、というものをカッコイイと思う文化は日本にはない。こういうスポーツ文化の違いは、協会がしっかり外国人監督に説明しなければならないが、何度も何度もこういう失敗を繰り返しているところを見ると、協会の人自体が日本人の常識だけなのではないか、と思える。


ハリル的には生きのいい若手が動きの鈍いベテランを淘汰することで、チームを若返らせる必要性を感じていたのだろうが、ベテランのいない若手だけの現場は、日本人には責任と失敗だけが重くのしかかる、つまりは誰も功績をアピールする為に躍起になるのではなく、下手を打たない様に目立たない様にふるまうだけである。


もっとも自分は、海外にサッカー選手が行った時に、決まって陥るベンチ要員コースは、実力よりもこういった日本企業の風土病なのだと思う。


監督が西野氏になって、恐らくベテランと若手が一体となり、守備はコンパクトに責任が不明瞭になり、攻撃時も横パス、バックパスが増え「日本っぽい」パスサッカーになるのだろう、と思う。まあそれで、全員が、それこそベテランも若手も生き生きとするなら結果はずっと良くなるはずである。本田は苦しい時に帰る場所がないのが日本の弱みだと言ったが、実は日本なりに帰る場所はあるのだ。

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