サイバー事案

2024年06月19日 10時31分56秒 | 事件・事故

サイバー事案
 近年、サイバー空間は、地域や年齢、性別を問わず、全国民が参加し、重要な社
会経済活動が営まれる公共空間へと変貌を遂げた一方で、国内外で様々なサイバー
事案が発生するなど、サイバー空間における脅威は極めて深刻な情勢が続いている。
インターネットバンキングに係る不正送金事犯については、令和5年は発生件数
が 5,528 件12、被害総額は約 86 億円と急増し、いずれも過去最多となった(それぞ
れ前年比で 386.6%、465.7%増加)(図8)。被害の大部分は個人であり、そのう
ち 40 代から 60 代の被害者が 60.0%を占めている。インターネットバンキングに係
る不正送金事犯の手口は様々であり、また、情勢や対策等に合わせて手口が変化す
ることがあるが13、令和5年においては、その被害の多くがフィッシングによるもの
とみられており、金融機関を装ったフィッシングサイト(偽のログインサイト)へ
誘導する電子メール等が多数確認されている。

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