映画 レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

2024年03月08日 19時42分41秒 | 社会・文化・政治・経済

3月8日午前4時30分からCSテレビのザ・シネマで観た。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(Leningrad Cowboys Go America)は、1989年に公開されたフィンランド・スウェーデン共同製作、アキ・カウリスマキ監督のコメディロードムービー

概要

架空のバンドレニングラード・カウボーイズ」が、故郷シベリアからアメリカに渡りメキシコまでを旅するロードムービー。

レニングラード・カウボーイズの奇抜な出で立ちと、ポルカに始まりロックンロールなどアメリカ各地の影響を受けて変化していく彼らの演奏、とぼけた物語展開が魅力のコメディ映画である。

 売れないバンドが成功を求めアメリカへ!アキ・カウリスマキ監督のシュールなギャグ全開のロードムービー「 レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」

 レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(アキ・カウリスマキ フィンランド/スウェーデン 1989年)

 
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ - 解説・レビュー・評価 | 映画ポップコーン
 
全員が長いリーゼントのバンド「レニングラード・カウボーイズ」は、シベリアのツンドラ地方を拠点に活動するが、まったく評価されずにいた。そんなある日、プロモーターからアメリカ行きを勧められ、意を決してニューヨークへ渡る。結婚披露宴での演奏をオファーされた一同は、中古車を買ってメキシコに向かい、道中で演奏しながら日銭を稼ぐ。そしてメンバーのいとこをボーカルに迎え、彼らの音楽は進化していく。
 
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ - 解説・レビュー・評価 | 映画ポップコーン

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(アキ・カウリスマキ)|愛すべき映画たち
 
アキ・カウリスマキ監督がフィンランドに実在するバンドと組んだロードムービー。片田舎の冴えないバンドがアメリカ受けするバンドに変貌していく姿を、オフビートな笑いと音楽に社会風刺も織り交ぜて描き出す。

■出演
レニングラード・カウボーイズ、マッティ・ペロンパー、カリ・ヴァーナネン、ジム・ジャームッシュほか

    あらすじ

極端に長いクイッフととんがりブーツがトレードマークの「レニングラード・カウボーイズ」は、シベリアの片田舎で活動する時代錯誤のアマチュアバンド。商業的な成功を夢見ているが、追っかけてくるファンは村の愚か者イゴール(カリ・ヴァーナネン)だけ。

ここでは芽が出ないと悟ったマネージャーのウラジミール(マッティ・ペロンパー)は、屋外練習で凍り付いたメンバーを含む一行を率いてアメリカへ赴く。

ニューヨークにたどり着いた一行だったが、評価はやはり芳しくない。

エージェントの「俺のいとこの結婚式で演奏しろ」との提案を真に受けた一行は、ディーラー(ジム・ジャームッシュ)から全財産をはたいて中古車を買い、メキシコ目指して旅立つ。

かくして文無しの旅芸人となった彼らは、生活費を稼ぐためにバーやクラブに寄っては演奏し、アメリカ各地の音楽を取り込んでいく。

関連項目

本作のバンドメンバーを演じているのは「スリーピー・スリーパーズ(Sleepy Sleepers)」というフィンランドの実在バンドだったが、本作が話題になったことを機に「レニングラード・カウボーイズ」として活動することになった。結果として、本作はモキュメンタリーとしても捉えることができる。
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