なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

いわゆるハゲ雨ってわけじゃない

2020-07-09 23:28:01 | 日記
ハゲが差別用語だとしても、梅雨末期の大雨のことをハゲ雨っておふくろが言ってた。昭和一桁世代にありがちな無神経な表現。
月曜日から続く大雨、記録的って表現を毎年毎年なにかしら聞くんだけど、ともかく大雨は来週にまで続くかもしれないらしい。
去年はほとんど梅雨らしい長雨もなくて、いつのまにか夏突入って感じだったのだけど、今年は雨季かよ、スコールかよ、亜熱帯なのかよ、って思うことしきり。

で、このジメジメ感、不快感に疫病蔓延ときたら、次は邪教が流行るはず・・・・・てか、国家神道とかグローバリズムとか嫌韓嫌中の排他主義だとか年寄りの長生き迷惑だとか・・・・諸々と邪神の影響が現れてるんじゃね?って思う。
いちいちかかる言葉に反応するのも馬鹿らしいのだけど、ざっくり「他人を押しのける力」が膨張しすぎた結果だと思ってる。
面白い事に、人に迷惑かけるな、自分勝手な権利を主張するな、もっと言えば批判するな、対案出せとか言ってる人たちに共通するのは、個を消して集に埋没してろ、ってことだけど、他人を押しのけろって思いが大きくなればなるほど自分と同じじゃないとイヤ、そんな駄々っ子みたいな歪な感情っぽい。

話が変わるようで変わってないのだけど、話題になってる「命の選別」っての。
発言じたい看過されるべきものでも、見過ごすこともできない内容だし、選別する側、される側、どう考えても悲劇でしかない。
老境も近づいてる自分に置き換えて思うところは、枯れるように往生したいので、選別されようが別に何とも思わない。ただ、選別する側にはなりたくはない。
いかんともしがたい集団の中での特性が強い考え方をすると、集団に対して利のある存在かどうか、という事が一見正当性を帯びてくるわけで、それの罠にはまると存在の意義という不遜な思いが増えてくる。存在自体に意義があるという前提が失われ、意義が存在の上位と捉えられたら、そりゃお終いだ。まして集団から見た意義なんざクソみたいなものって相場が決まってる。自分の存在はただそこに起立しているだけ、そして存在の意義、というか意義自体は自身に内在してるだけで、他人から見たらそれは意味のないはなし、いわば意義なんて集団にはない。まして、他人を押しのけるってほとんど意味も意義もない行動で、それを強要されるのも、強要するのも悲劇と喜劇しか生まないし、ダメじゃんって思うのだがね。

まぁ、れいわのメンバーが言ったから結構反応が大きいのはわかるんだけど、同じようなことをかなりな人たちが言ってる。
じつは誰が言おうとも命をはかりにかけるってのはダメダメなんだけど、あんがい集団の呪縛にとらわれてる日本人にはどう取り扱っていいのかわからないんとちゃうやろか。なぜか関西弁。
命とか健康とか幸せとか平等に扱ってくれるって、本気で思ってるのかもしれないのだけど、なんか「そこからかよ」って気持ちになる。
保守とか与党とか言われてるナンチャッテな集団が支持されてるのはただ単に数が多い、ゲンナマを持ってる、スピーカーがでかい、ってだけなのになかなかしょっぱい状態から抜け出せないのは、ずいぶんと根底から来てるのかもしれないっす。
なんとかしないと、ズルズルいくかもしれないね。

あと、処分とか除名とか組織としてなんちゃら~って叩いてる人も多いんだけど、排除すればOKってので大丈夫なの?クビにしましたからってのもアリとは思うし、ヘイターな人たちは社会から排除されて当然とも思うのだけど、この問題はそれほど単純じゃないと思う。もろ手を挙げて賛成はできないけどやっぱり年寄は先も少ないし・・・・って思ってる人けっこういそうだからなぁ。マズい思考だけど現状と折り合わせようとする現実主義がね、世間的に、本音を言ったらかっちょいいみたいな馬鹿思考に陥っちゃってるから最近。



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