さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

ホリエモンさん たまには同意できることもある

2020-04-10 | 社会・経済


堀江氏、過度の外出自粛は「人間であることを放棄」 画像・記事 日刊スポーツ


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

本来はシリーズでお送りしている『インド放浪』の続きを書きたいんですが、これだけ武漢ウイルス(新型コロナウイルス)騒ぎが続きますと、どうしてもそれ関連のことが気になりますので

本日は、小平次が日頃あまりそのご主張や考えに同意することのないお二人が、珍しく小平次が賛同できる論を述べていらっしゃるので、ご紹介いたします。

さて、上記記事ですが、ホリエモン、こと堀江貴文さんが武漢ウイルス(新型コロナウイルス)騒動に関してコメントしてます

ホリエモンさんは、記事の中で

『新型コロナ感染していない人の方がおおい状態で感染者数を抑え込もうとしてるわけだから長期戦になるわけよ。そしたら、経済が崩壊しないレベルで必ず折り合いをつけざるを得ない時が来る。安全対策をとりながら出来るだけ普段通りの生活をするような流れを作らねばならない』


これはまったくその通りだと思います

おそらく、ですが、今回の武漢ウイルス(新型コロナウイルス)が完全にこの世から排除される、なんてことにはならないでしょう
ある程度のところで、効果的な薬や治療方法が確立されながらも、インフルエンザのように毎年感染者が発生し、不幸にも亡くなる方がでるでしょう

これまでの記事で何回も述べてきましたが、去年のインフルエンザによる死者数は、約3000人です
関連死を含めれば、10000人くらいだそうです

武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の死者数が、4月10日、12時の時点で88人だそうです

『コロナとインフルエンザは一緒に考えてはいけない』

などという、識者だのがいますが、この圧倒的な数字の差は、単なる事実であり、事実の受け止め方の相違としか言いようがありません

インフルエンザでこれだけの死者数が出ていながらも、これまで私たちはホリエモンさんの言うようにインフルエンザと「折り合い」をつけ、予防に努めながら、出来るだけ普段通りの生活をしてきたわけです

なんでそういう方向を考えずにこれほどにまで大騒ぎをしているんでしょう

ホリエモンさんのツイートには

『人命より経済を優先するのか!』

といった批判があるそうですが、前々回の記事でも申し上げた通り、昨年の交通事故の死傷者数は約50万人です

にもかかわらず、この世から車を無くせ! と言う人はまずいません

すでに人命より経済と利便性を優先した世の中に我々は住んでいるじゃないですか

インフルエンザとも折り合いをつけ、交通事故とも折り合いをつけ、人々は生きている

『折り合いをつける』

今回ばかりは、いい事いったと思いますよ、ホリエモンさん

今回の騒動で、みんなは手洗いや消毒、うがいを徹底したらインフルエンザが減ったそうじゃないですか

必要以上に騒いだりせず、風邪を予防するように手洗いやうがい、消毒をする、交通事故に合わないよう周囲に気を配る、注意力を養う、そのくらいの感覚で武漢ウイルス(新型コロナウイルス)と向き合うこと、どこかで「折り合いをつける」こと、その方向性を考えた方がいいんじゃないですかね


さて、もうお一人、この方のご主張には、普段ホリエモンさんよりも、はるかに考えが合いません 

青木 理さん



青木理氏、緊急事態宣言を「野党やメディアが『早くやれ!』となったのは健全じゃない」画像・記事 スポーツ報知

『主権を制限するような動きを政権がやる時に、『政府が(発令を)遅らせたじゃないか、早く、やれ!やれ!』と野党やメディアがなったのはよろしくない、健全じゃないと思います』

さすが! 生粋のリベラリスト!

そうですよ、左翼系の人は徹底してその主張をぶれないようにしてください

それが健全だと思います

大東亜戦争、アメリカとの開戦、日本が戦争に突入した理由は一言ではとても語れません

ですが、マスコミに国民が煽られたのか、好戦的なその空気が、軍や政治家の決断に少なからず影響を与えたところもあるでしょう

上記の青木さんの主張は、羽鳥慎一モーニングショー、という番組の中のものらしいのですが、小平次はその番組を見たことがありません

ですが、毎朝、スマホでニュースのタイトルを眺めてると、必ずこの番組のコメンテーター、玉川徹さん、と言う方の名前を目にします

小平次は顔も知らなかったんですが、今回の青木さんの記事からいろいろ検索して、そのご主張を見ますと、なんでしょう、こわいですよ、玉川徹さん その煽り方

それこそが、いらぬ不安をマスコミが煽ってる、ってんです

いずれ記事にしますが、多くの人は、権力のある者が強権を振うことの本当の怖さ、恐ろしさ、振われた者の無念さ、そういったことの実感なんてないでしょう

小平次も、つい最近までその怖さ、無念さを、何となく頭ではわかっていても、実感なんてありませんでした

玉川さん、普段のご主張からすれば、今回は青木さんのご主張に同意すべきのように思いますが…。


御免!!



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9 コメント

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こんばんわ♪ (カワムラ)
2020-04-10 19:59:32
こんばんわ~
もう 経済ガタガタです。人命をといわれりゃ
引き下がるしかないけど 今度は経済苦で死者が出る
本当に祟られているんじゃ~ないかと思います。
それにしても この危機に乗じてオカシナ予算の分捕りを見ていると 嗚呼~この人達は自分の事しか
考えていないのだなぁ・・と小平次さんの仰る
折り合い・・・賛同です。でないと 生きて行けない。

PS 玉川徹さんは中々正論を言うコメンテーター
ですよ ひょっとしたら 青木氏のフィルターを
通して玉川さんを見ると オカシクなるのかも
しれません・・・



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ps (カワムラ)
2020-04-10 20:14:42
ひょっとして 玉川さんのガダルカナル発言に
怒っておられます?だとしたら 前言撤回
小平次さんの琴線にふれる内容ですから

普段は真面で高潔なコメンテーターです。
何度も申し訳ありません
返信する
こんばんは (猫の誠)
2020-04-10 20:37:16
 人間ついこの前のことも忘れるものです。二月の半ばには、武漢ウイルス問題が盛んに報道されはじめました。ところが、国会ではそれを放っておいて、花見問題しか議論していないことにマスコミは何の批判もしませんでした。
 その後緊急事態宣言の立法化を政府がしようとすると、マスコミは野党とともに私権を制限する立法だと煽りました。ところが東京などで武漢ウイルス感染者が増加すると、早く緊急事態宣言をせよという朝野の声に乗って政府の慎重さを批判しました。
 要するに、日本のメジャーマスコミはいつも煽るだけで、客観性も整合性もいらないとしか思えません。新聞がメジャーだったころは販売部数が、テレビがメジャーになれば、視聴率が神様で、ジャーナリズムのプライドと言うものが感じられないのは遺憾至極です。
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カワムラさんこんばんは! (小平次)
2020-04-10 20:57:31
カワムラさんこんばんは!

コメントありがとうございます!
そんな怒るなんて、とんでもないです

良く知らなくて、ネットでしか見てないんですけど、発言を聞いてますと、どちらかと言えば左寄りの人、テレ朝の社員さんだそうなので、まあそういう人かと…。なので本来青木さんに同調すべきなんじゃないのかな、と思ったまでです。

敬愛申しあげていた志村けんさんがお亡くなりになられたとは言え、私は武漢ウイルスによる緊急事態宣言には断固反対の考えなもので…、どうして政府にそんなに強権ふるわせたいのかな、と

どんな考えであれ、カワムラさんからのコメントはとてもありがたく励みになっております
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猫の誠さんこんばんは! (小平次)
2020-04-10 21:05:46
猫の誠さんこんばんは!

コメントありがとうございます

まさにおっしゃる通り、どこまでも節操がなく、ただ売れりゃいい、儲かりゃいい、対立を煽ってれば情報は売れる、ほんとに腐りきってます

私は本文でも書いているとおり、普段は青木さんのことは全く評価しておりませんが、この度は左側の人としては一貫してて好感が持てるかなと。

自分自身が緊急事態宣言なんてやりすぎだ、と別な視点ではありますが、そう思っていることもありますので。

ありがとうございました。
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Unknown (カワムラ)
2020-04-10 21:05:53
ああ 良かったですWWW
テレ朝というと どうしても左のように思いがちですが
玉川さんはバランスがとれた中立のようにおもいます。
まあ その時その時の発言がありますので あれですが
ともあれ 小平次さんの仰る通り このままでは
死活問題です コロリにやられる前に経済で殺されっちまう
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Unknown (gai6969)
2020-04-11 06:52:58
おはようございます
確かに経済は大事なのは間違っていないと思うのですが…僕も先月までは同じような感覚でしたが、アメリカやヨーロッパの惨状を見て考え方が変わりました。自粛は大事です。

日本の死者数が少ないままで済んでいるのは皆が危機感を持ってうつさないうつされないように感染対策をとられているからではないでしょうか?医療従事者の方々の懸命な治療もあるでしょう。

交通事故は別に感染しませんし、インフルエンザよりも感染力が強い印象です。ニュースを途切れ途切れで見た程度ですので、具体的なデータは提示しかねますが…

近場で三密を回避してのお出かけ位は僕もやってますが、早く落ち着いて欲しいです。
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Unknown (小平次)
2020-04-11 09:24:38
カワムラさん、コメントありがとうございます。先人を敬い、それ故今の日本を憂う、護りたい、その気持ちが同じであればたとえ考え方が違えども、協調しあえる、まさに和を以て貴しとなす、私のもっとも大事に思っていることてす。
ありがとうございました。
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Unknown (小平次)
2020-04-11 09:51:16
gaiさん、コメントありがとうございます❗

私がこの度の記事で申し上げたかったのは2つ、1つはホリエモンさんの言うように折り合いをつけること、これは決して人命よりも経済を優先すべき、と考えているわけではありません。おそらくは、この先感染者、死者が無くなることはなく、遅かれ早かれ折り合いをつけざるを得ない、と思ってのことです。必要以上にヒステリックになり、ロックダウンだなんだと言っているマスコミ、人の行動を制限するため政府に強権を振るわせようとする姿に空恐ろしさをおぼえてしまうのです。
交通事故は感染しませんが、事故に遭遇する確率は武漢ウイルスに感染する確率よりはるかに高いだろう、という例えのつもりで述べました。
医療現場のみなさまの懸命な努力は想像するまでもないと思っています。だからこそ、必要以上に恐怖を煽り、医療崩壊などに繋がらないように、との思いをこめての記事にしたつもりです。インフルエンザと武漢ウイルスの感染力の比較ですが、インフルエンザは感染者だけで言えば、例年1000万人、国民の10人に1人が感染しています。いずれにしても遠くおよびません。
おっしゃる通り、予防対策は必要ですし、感染を抑える努力は必要だと考えます。その上で何度もインフルエンザと比較するのは、その対策の程度を考える必要性を思ってのことです。もう一つの申し上げたかったこと、青木さんの記事を引用したのは、いずれ記事にしますが、権力者に簡単に強権を振るわせることがどれほど危険で恐ろしく、また無念なことかをよく考える必要性を感じてのことです。

gaiさんの記事、本当にいつも楽しみにしております。また、勉強もさせて頂いております。淡水二枚貝の何がこんなにも人を惹き付けるのだろう、面白く読ませて頂いております。違う考え方、ご意見を聞くのは大歓迎です。何卒これからもよろしくお願いします。 
長々返信、失礼をいたしました。
ありがとうございました。
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