チューリップの青春の影って曲。良いよね。
好きな曲ではあるんだけど、まぁ、何だろう。結婚式なんかでよく歌われている曲だよね。でも、この曲の歌詞、その意味について色々な解釈があるようです。そう例えば、後半は別れの意味だから結婚式には相応しくないとかね。
当該の曲を聴いて俺が一番最初に感じたのは、前半は、ほら、結婚か何かを決意した彼氏が意気揚々と彼女を迎えに行くってことなんだろうけどさ。
後半は、彼氏の行動から、結婚のような何らかの結論と、そこからの始まりを意識した彼女が恋から愛と言う心境の変化を起こした。その変化は戸惑いを生み、そして決意へと変わる。つまり、今までの恋する少女から、愛を受け止めた大人の女性への成長と言う変化を生んだ。
結婚のような何らかの結論は、ある意味、それまでの無邪気に恋を捉えた少年や少女から、互いに確りと愛を受け止める大人の男へと大人の女へと成長させることにもなるんじゃないですか。
愛を受け止めるだけの大人への成長は、其々が、其々の価値基準に従い、半ば利己とも言えるような、例えば「自の大きな夢を追う。」と言うようなことよりも、互いに相手を幸せにすると言うような生きる意味を身近なものへと変化させることもあるはずです。
その変化は見る人によって平凡になったと見えるのかもしれない。つまり【ただの男】【ただの女】になったと・・・。
一つの区切りと始まりを経て大人の男へと大人の女へと成長した二人は《君の家とつづくあの道を今足もとに確かめている》。つまり、それまでの人生を振り返って、今二人がある意味を確かめている。
なんて思ったんだけど違うのかもね・・・。ハッピーエンドが三度の飯の次に好きなものですから、解釈の余地があると、どうしてもポジティブに考えてしまう訳なんですよね。
でもさ、歌の意味なんて、聞くもの其々が感じれば良いんだと思うんだけど駄目かなぁ。確かに作者の意図とかあるからね。それは尊重しないと駄目だけどね。
ただ、作者が解らないとか、作者が意図を明らかにしないとか、そんな場合、解釈の余地があるようなものならどうでしょうか。其々が感じても良くありませんか。押し付ける気はありません。個人的内心の表明程度の話です。ポジティブに幸せな二人を想像しても良いじゃありませんか。
ねっ!