tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

国旗・国歌、続きの続きの続き

2010-07-05 01:15:30 | 日記

 

人の内心に作用するのは極めて難しいでしょ。国旗掲揚・国歌演奏に際しての礼儀作法は社会と対する上において後人に教育・指導して行くべきだと思うのだけど、それと愛国心を育むなんて言うこととは別問題だと思うんだよなぁ・・・。




「愛国心を育みたい。」「日章旗・君が代を愛して欲しい。」、まぁ、そう思うのはけして悪いことじゃないと俺は思いますが、でも方法は問われるんでしょうね。

坊主憎ければ袈裟まで憎い。本来は別に考える必要があるのに、ある対象を憎むあまり、その対象に関係のあるもの全てが憎くなる。人間って、その程度でしょ。人間が自ずとそうなら必要なのは、その逆なんじゃないですか。

ある対象を愛するあまり、その対象に関係あるもの全てを愛するようになるなんてこともあると思います。そうね。日章旗や君が代を愛して欲しいと思うなら、まず世界に誇れる良い国になることが一番じゃないですか。

日章旗や君が代を替えるのは思想的対立がある以上、容易ではないのだろうけれども、国の方策・方向性は案外簡単に変わると思えるなぁ。民選の国会・政府の決断しだいでしょ。

内向きにならず、日本独自の方向性を見つけて、実際に世界に誇れる日本になれれば、虚偽に基づく、また大袈裟な表現に基づく否定的な主張なんて看破されるでしょうね。




今の若者って出世欲とか金銭欲とかが少ないって言われている。それって人より多く儲け高級な暮らしをすることが誇りなんて言う、つまりマズロー言うところの自我の欲求の段階は終わったと言うことなのかもしれませんね。国は人の集まりですから、人の変化は国の在り方にも反映されるでしょう。

「日本人は民情として自我の欲求を越え、次の自己実現の欲求の段階に至ろうとしているのかもしれない。」なんて思います。

自己実現を牽引する日本の独自性ってなんだろうなぁ・・・。そう。アメリカ様とべったりながら平和主義を保っているって言うのは特出しても良いのかもなぁ。そして、それは多くの国民が受け入れていることでしょう。

平和主義的傾向で積極的にイニシアティブをとり、そして何らかの成果を導き出せれば、日本人の選択は間違ってはいなかったことの証明になる。

その成功体験が自己実現の欲求を満たし、国への誇りに変化するかもしれない。つまりは愛国心を育むことになるかもしれないね。



おしまい。