いやね。国旗とか国歌とか、この話になると直ぐに右からも左からも愛国心とか言う言葉が出て来るでしょう。俺からすると、それは違うんだよなぁ・・・。
国旗掲揚・国歌演奏に際しての敬意を表すような態度、まぁ、マナーと言いましょうか、それは社会と対する上において教えて行くべきだと思うけど、それと愛国心を育むなんて言うこととは別問題だと思います。
国旗掲揚に対して起立させたからと言って、国歌演奏に際して斉唱させたからと言って愛国心なんて育たないと思うんですよね。だってさ。敬意を表している【ふり】だってできるんだよ。
日章旗や君が代に対して良い部分を見出せない人もいるんじゃん。掲揚に対して起立させる程度のことで、演奏に対して斉唱させる程度のことで、その人の内心なんて変えられないでしょう。
国旗掲揚・国歌演奏に対して敬意の態度を表すことを指導するのと愛国心を育むこととは別問題だよね。礼儀作法って「内心はどうあれ、そうするべきだ。」って話だもん。俺の中ではね。
んで、愛国心って、例えば国として誇れる部分があるから、その象徴として国旗に思いが向かったり、国歌に思いが向かったりするんじゃないの。単に国旗掲揚・国歌演奏に際して愛国心を感じると言う人は最初から愛国心があるんじゃないですか。
そう例えば、W杯サッカーのようにね。頑張ったと見て取れるような、まぁ誇りに感じるとか、そう言ったことが相俟って、ポジティブな意味での愛国心が湧き上がり、思いが国旗や国歌に向かったんじゃないの。
まぁ確かに、愛国心は道具としてネガティブな使い方をされることもあるんだと思うよ。んで、それを懸念する人もいるんだろうけどもさ。例えば安倍信三議員が総理の時の参議院選挙。自民が大敗したよね。それなんか見ると、今の日本人は、そんなもので動かされるほど純粋ではないと思うね。