★ L (スペースエル) 体を通して人の全体と向き合うサロン 目の前は淡路島の海 女性専用ボディーセラピー

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みなとマルシェ御礼

2014-05-27 00:55:08 | 講座・受講生さんのサロン


先日は、KOBEみなとマルシェにお越しいただきありがとうございました。数万人の来場者で賑わうマルシェは、キラキラした日差しと、広い港を吹き抜ける海風のおかげで、雑踏の人いきれに淀むことなく、爽やかなイベントとなりました。






ブースがとても広く、これまでのイベント出店のなかで最大の 3.6m×3.6mでした。わたし一人ではこの広さを持て余しそうだなと思っていたところ、家族がいろいろ工夫してくれ、個室感のある施術スペースと待合スペースのあるブースに仕上げてくれました。このまんま淡路島に持って帰りたいくらい快適で、イベント終了後に解体するのが惜しかったです。




数年ぶりに大きな市場に立ち、現実を目の当たりにして、ボディセラピーという ★ L の活動を客観的にみることが出来ました。

同じ 500円使うなら、食欲を満たしてくれるフルーツを買うという方もいれば、自分の身を飾るネックレスや大切な人へのプレゼントを選ぶという方もいて、対象は違えどほとんどの方が、目に見える確かな物とお金を交換する、安全確実な買い物をなさるのでしょう。

ボディセラピーを商品として見た場合、産直の食材や衣類といった物販と違い、目には見えない未知の領域に、わざわざお金を使って飛び込み、その飛び込んだ時空間で、さらに自分の身体という小宇宙へジャンプするという、まるで暗闇の池に浮かぶ飛び石を段々跳びするような、危険度と不確実性の高い商品になるのでしょう。




お祭りの賑わいのなかで、食欲を満たす、物欲を満たす等、確実なものにお金を支払うのはごもっともなことです。
炎天下のなか、食べ物屋さんの屋台の前には 30分待ちの列ができても、ボディセラピーには、10分待ちでも去っていかれる方がたくさんいました。

その現実を踏まえて、ただ、そうなんだなぁ、と、ただただ、そうなんだなぁと、現実を受けとめれば受けとめるほど、これまでブースに立ち寄ってくださったお客様や、サロンにお越しくださっているお客様のことが、どれだけワンダフルな方達なんだ! と思えてなりませんでした。

「よくそんな商品買いますね」 と、誰かに怪訝そうに言われているお客様の姿が浮かんで、申し訳なくもありありがたくもあり、市場や社会ではマイナーで異質な ★ L に、あえて繋がってくださったお客様の度量を思わずにはいられません。ありがとうございます。

果たして自分のなかの何がどうなるのか、それで何が満たされるのか、確実なものがまったくない ★ L です。
120分 1万円の危険度と不確実性を、ご体験いただけたら嬉しいです。