さよならMちゃん

2006年06月19日 | 留学色々
バイト先の図書館で知り合って以来お友達の韓国人Mちゃんが帰国することになり、お別れ会のごとく2日続けて会ってきました。実はわたくし、友達になってもあまり自分から誘いをかけるタイプでないので、帰国のことを知っていても、「どうしてるかなぁ、もう帰国しちゃったのかなぁ」 なんて思っただけで、こちらから連絡してなかったのですが、幸い帰国直前になってMちゃんから電話をもらい、お別れをすることができました。(よかった~、電話くれて)おい

Mちゃんのアメリカ滞在最後の夜、Mちゃんの友達を含め、みんなでチャイニーズ・バッフェで夕食を摂り、その後はMちゃんのアパートでおしゃべりをしてきました。そのお別れ会に現れたMちゃんのお友達は皆Mちゃんと同じ韓国人で、今も大学に通う学生さんたちです。が、もちろん私のような今更Undergraduateをやっている子はひとりもおらず(当然かっ)、全員普通の年齢の大学院生でした。一人私と同い年の人がいましたけども、彼女の場合既にPh.Dホルダーで、韓国では通訳として働いていたらしく、そして現在はアメリカの大学でEnglishのPh.Dを目指しているんだそうです。同い年でもこの違い、恐ろしいですね~・・・・。

とにかく、Mちゃんのお別れ会にて、私のような年齢で初Undergraduateという、日本人としての恥曝しを大々的にしてしまったわけです。韓国人たちは内心驚いていただろう。(確実)

さて話は変わり、韓国人の間では、自分より年上の人に対し名前を使わず「お姉さん」または「お兄さん」と呼ぶのだそうです。なので数名女性がいた場合、一番年下の子が「お姉さん」と呼んだときには、どの人を指しているのかわからないわけで、そういった場合には、名前を頭につけ、「●●お姉さん」と呼ぶんだとか。でもこの「お姉さん」を使うにはまず友達になるか、何かしら関わりがなければならず、いきなり知り合った人には使えない呼び方なんだそうです。(知り合ったばかりのときはどうするの?)

Mちゃんは人懐っこい子だったので(?)、これからもなんとか友達関係が続くのではないかと思います。それに今はメールがあるので、連絡を取るのはラクチンですしね。またいつか会えるといいなー☆



Psychology Today

2006年06月18日 | 心理学
コミカレ時代から目にしていた、心理学マガジン:Psychology Todayをパブリックライブラリーで借りてきて読んでみたのですけども、アカデミックジャーナルと違いマガジンは娯楽読み物としてとても面白いです。そしてこのPsychology Todayは大学のイントロ心理学で読まされたもののひとつでありますが、当時は嫌々読んだので楽しいなんて全く思いませんでしたが、よくよく記事を選んで目を通してみると、心理学って興味深いな~、なんて今更ながら思いました。

心理学に興味のある人(特に女性)は多いと思いますし、(過去の)私のように「全然興味なし!」なんて言う人は極まれだと思うのですが、もし興味がなかったとしても、イントロ心理学は是非履修することをお薦めします。私たちは人と関わりなしには生きていけませんし、人間の動向や習性を含め、自分自身や他人を心理生物学的に理解することは、偏見を持つことを防ぐにも必要不可欠だと思うからです。

私が受けたレクチャーで印象的だったことの一つは、知能を図る上で人種の違いは無関係ということで、こんなことは常識であるとはいえ、過去の学者が発表した、アフリカン・アメリカンはIQが低いなどという、言語道断・偏見差別的な研究論文に対しての、(白人)教授の力いっぱい否定レクチャーに、私はちょっと目を潤ませてしまいました。(←単純) このクラスの講義はレクチャー・ルームという、何百人か収容できる部屋で行われたので、教授のレクチャーはマイクを通したもので、普通のレクチャーとは受ける感覚も違います。そのせいか、知性は人種の違いで図り判断するものではない!(叫)、と締めくくられたときには、もぉ~、胸いっぱいでしたよ。(私も白人以下と思われやすい人種ですし) (アフリカン・アメリカンの生徒たちは拍手・歓声を送ってました)

イントロ心理学となると、ある程度日常生活で見たり聞いたり体験したことが多いと思いますが、学校で学んでみると、科学的証拠結論と共に、改めて深く考える機会が得られるので、履修する価値があると思います。専攻として心理学を選ばなくとも、一般教養などの一環として履修してみたら、たくさん学ぶことがあった☆と言っていた友達も何人かいます。もし何でもいいから単位が必要であれば、イントロ心理学はお薦めです。(私自身、履修していたときは不満たらたらでしたが。詳しくは心理学カテゴリーにある過去記事参照願います。)


Humanist

2006年06月14日 | 教育関連話

今週も図書館からマガジンを借りてきました。(つまり暇なんですね・・・)
そして早速ツボに嵌ったマガジンはHumanist!!!!(叫)

特集サブタイトルがTeaching for the Futureとなっていたので、面白そうだと手にしたマガジンですが、もしかしたらイントロ心理学のショートエッセー宿題で読んだことのあるマガジンかもしれません。(このクラスでは山ほどジャーナルを読まされたせいか、ジャーナルの種類ははっきり覚えてないんですわ) 留学中の自分を振り返ってみても、前々からEducationがらみの記事が好きでした。専攻で色々学んだ事もあり、ポリサイ関連の記事を読むのもかなり興味深いですが、それ以上にやたら気に止まる新聞記事やジャーナルはいつも教育関連。私やっぱり教育方面の仕事に就きたいです。今すぐは無理ですが(どう考えても無理)、どうにかこうにか方法を見つけて、45歳くらいまでには教育に関る仕事に就きたいと思います。(気がながーーーーい)だって、恐らく大学院は行かねばなりませんから、経歴や関係学歴のない私の場合特に・・・。(気がながーーーい)

さて、このHumanistというマガジンのジャンルはアカデミックジャーナルではなく、ポピュラー・マガジンになるのではないかと思います。ジャーナルとマガジンの違いは何か簡単に言いますと、ジャーナルの場合、出版前に必ず数名の学者たちにより掲載予定論文に目が通され、その旨記載されておりますが、マガジンの場合、そういった作業はなされません。(校正とかはあるだろうが) がしかし、Humanistに掲載されている論文は学者の卵のような人たちによって書かれてます。たとえば、Ph.D志願者や、Master’s Degree保有者、はたまたジャーナリストです。(←専攻とか見るのも好き)

借りてきた号の特集は、教育がメインとなっておりますが、直接教育現場に関るもの以外、政治絡み、宗教がらみのものもありました。うーん、これはまさしく私向け。ツボに嵌るわけだ。この号は2005年夏ごろのもので、教育問題の一つに、高校生のドロップ率の高さというものがありました。高校でドロップですか・・・・。高校時代一切勉強しなかったどうしようもない私ですけども、さすがに中退までは考えませんでした。が、カリフォルニア:マイノリティーの高校卒業率はたったの50パーセントほどらしいんです。その原因のひとつに、宿題が多すぎることが挙げられていました。どういうことだろうと読んでみると、たとえばミドル・クラスの子供たちは放課後の課題に親のサポートが得られますが、マイノリティーたちの場合、生活基準の低さから、放課後の勉強環境が整ってないうえに、特に移民の親を持つ場合、家族の手助けも得られないため宿題をきちんとこなすことができず、そして学校での勉強に追いつけず、結果ドロップということになってしまうらしいのです。アメリカの高校はそんなに宿題が多いんでしょうかね?一体どんな宿題なんだ?!


教育関連記事をたくさん読んで、益々教育問題について知りたくなったので、これからこういったものを利用しながら、地道に自分で勉強していこうと思います。大学院での専攻も今すぐ決める状態ではないので(資金がない)、同じく地道に検討していこうかなと。でもとにかく今すぐ必要なのは生活を支えるための収入と仕事なんですよねぇ・・・・。最低夏一杯はアメリカで踏ん張ります。フンガー



ファイナル結果(5)

2006年06月05日 | 政治学
Spring Semesterは5クラス履修していたので、本日5個目のファイナル報告で最後となります。
そしてその5つ目の成績は・・・・





A―――――――――――――――マイナス。ボソ





つまり留学最後の学期の成績には、正真正銘のAはひとつもありませんでした。
というか、大学のUpper CourseでAを取ったのは過去1度きりなんですけどね。
レベルの高い大学でもないのにねぇ・・・・(呆)


さて、最後の報告となったクラスは何かと言うと、政治学:European Politicsです。
このクラスは二つのIn-Class Essayで成績が付けられ、
パーフェクト・アテンダンスの場合10%成績が押し上げられます。

評価の40%を占めるMid-TermではBプラスをもらい、
パーフェクト・アテンダンスをゲットしたことを計算すると、
評価の60%を占めるファイナルのIn-Class EssayはもしやAマイナスはあった?

だとしたら・・・・



嬉しすぎるーーーーーーー!!!!!



ペーパーでAマイナスなんてのはこの私でもありえることですが、
In-Class EssayでAマイナスって、



ウソみたいーーーーーーー!!!!(叫)



こんな(すばらしい)評価がもらえたのも、Essay Topicが前もってもらえたからなんですけどね・・・。
あぁ、前もってトピックがもらえるEssay Examってステキ・・・(準備は死にそうだが)
リーディングの積み重ねが効をなすEssay Examってステキ・・・(それでも準備は死にそうだが)

でもこういうExamは、元々賢く、特に必死に勉強しなくてもよい成績を取ってきた生徒に限って
イマイチな評価をもらうような気がします。
ってのも、Mid-TermのExam戻しのとき、以前も私と同じクラスにいた、発言が活発で、
確実にAスチューデントだろうな~ってな生徒が、
Exam評価を手にものすごい形相をしていたのを見て、

今までではありえなかった予想外の評価をもらったんだな~

ってのが伝わってきましたし(←何を観察してるんだか)、
クラスで友達になったR君は、私なんかよりよっぽどよっぽど賢く、
政治経済もはるかに理解している子なのですが、
彼はテキストをきちんと読まずにペーパーやEssayをさらっと書いてしまう子で、
その結果成績は私より悪かったんです。

いやはやそう考えると、学校の評価ってほんと当てになりませんよね?(汗)
だって私なんて前もってトピックをもらった上で、必死に準備してAマイナスが取れただけであって、
実際頭の中身はR君のほうが上なのに、成績は私のほうがいいなんて、なんか間違ってるような・・・・(滝汗)


ま、こういう子は学校の成績に頼らず、社会で生き抜く能力で、しっかり人生を歩みそうです。
(実際まだ大学生なのにビジネス始めちゃってるし)強いなぁ
私は成績にも頼れず、能力も実力もないので、ヨロヨロ生きて行くわけか。あぁ・・・

続く。


ファイナル結果(4)

2006年06月03日 | 人類学(言語学)
卒業後の私は一体何をしているか?
しっかり求職やってますよ~。(つまりまだ仕事がない)実はこの話題は早く記事にしたいのですが、が、が、
とりあえずファイナルとNYCについての記事を済ませてから卒業後の様子をぼちぼち記事にしていく予定です。
もしも興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞ気長にお待ちくださいマセ。



さてそれでは4つ目のファイナル報告!



言語学:Linguistic StructureはAマイナスでした~
予想通りで笑えました~


このクラスはプレゼン中心のクラスで、言語調査に関する4つのプレゼンと
ファイナル・ペーパー(13P)で成績が付けられました。
1つ目のプレゼン評価はAをもらいましたが、その後の評価は一切知らされることなく(なぜ?!)、
ファイナルが50%を占めるクラスでもあったので、成績の予想が付けづらい部分はあったものの、
なんとなく、な~んとなく、Aマイナスじゃないかな?と思っていたところ、
実際のファイナル・グレートはAマイナスで予想大的中~☆

私はアメリカ人に勝るようなすばらしいプレゼンをしてきたわけでもないし(特にスピーチの面で)、
ファイナル・ペーパーも常識で考えたらさすがにAに値するものとは思えなかったので、
まさかAはありえないと思っていましたが、少ない生徒数の中、このクラスを適当にやっていた生徒が何人かいたおかげで、
質はともかく私のプレゼン資料は頑張って作ったように見えた結果、Aマイナスが付けられたと思います。
(だって、ほんと時間かかりましたもん。↑)

ちなみにこのクラスはちょっと特殊で楽しい経験ができました。
あまり詳しいお話はできませんでしたが、言語学のアカデミックな世界を体験でき、色々な面で興味深かったです。
なんちゅーか、今後恐らく二度と触れることのない世界を味わった気分です。大学よ、ありがとう~。(何)
この経験がいつか何かに役立つかしらん?

それに絶対に履修しなければならなかった「Oral Discourse」でもあったこの言語学、
プレゼンのクラスでもはるかに気楽にできたと思いますし、
もし言語学でなく、ほかの正真正銘スピーチのクラスだったらAマイナスはありえなかったはずです。
しかしおかげさまでこの言語学のクラスでGPAが多少救われました!(はー、情けない)



この教授のクラスでは成績がよかったので(前セメはA取った)、
いつかRecommendation Letterが必要なときは頼んじゃおうかな~と思ってます。
たとえば院へのApplyは3通のRecommendation Letterが必要なので、
実は私の場合この教授を含めないわけにはいかないのです。キッパリ
この話題についてはまたいずれ・・・

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