大学選び(私の場合)

2005年03月26日 | 自己紹介
このブログのサブタイトルどおり、
私の留学は正真正銘「行き当たりばったり」。

私はもともと「旅行・ホテル業」の勉強のために渡米したのだけど、
コミカレ在学中に「国際関係」という専攻の存在を知り、
当初の(旅行業)アドバイザーには何も相談もせず専攻を変更した。
進路(専攻)を変更したあと
新しくついたアドバイザーは「政治学教授」だったのだけど
わたしが「●●大へ編入して国際関係を学びます」
とかなり言い切っていたためか、
はたまたアドバイザーに特別相談を持ち掛けなかったためか、
彼は私の編入に関してアドバイスなど全くくれなかった。(ほんとに全く)

結局誰からも何もアドバイスを受けず勢いだけで突き進んだ私の進学は
今思うとかなり無鉄砲なうえ、
「国際関係」がどのようなものか
ほとんど把握しないまま編入してしまったような気がする。
これは決して専攻の選択を後悔しているのではなく、
「国際関係」という専攻名だけにこだわり最初の大学を選んだ
当時の自分がアホに思えてしょうがないのである。

「国際関係」は政治学の一部であり、
政治学専攻がある大学なら、恐らくどこででも国際政治は学べる。(はず)
国際政治に強い大学とそうでない大学の差は「大きく」あると思うけども、
私の場合、まずはこの勉強ができればいいと思っていたので
(そして自分の英語力や資金的問題もあり)
大学のレベルには全くこだわりはなかった。
が、【IR国際関係】というタイトルは絶対だったので、
この専攻がある大学は編入先の絶対条件であり、
編入前当時、IR専攻のない現在わたしが通っている大学には
全く見向きもしなかったのである。

しかし、ひょんなことで今の大学のWebsiteを見て、
「政治学」として国際政治のクラスがたくさんオファーされていることを知る。
そして学びたい分野の「専攻名」だけでなく、
「クラスの種類」から大学を選ぶこともできたことに気づき、
自分の最初の大学選択を後悔すると同時に
今の大学へ「政治学専攻」で編入を決意。

最初に通った大学は「カレッジ」で、今通っている大学は「ユニバーシティ」。
そしてこのユニバーシティには、実は大学院にIRがある。
つまり、編入前見向きもしなかったこの大学は思いがけず、
「国際政治度」が高かったのである・・・。
質の面はまぁわかりませんが。
(でもユニバーシティだけに資料や情報など豊富そう)
学部生でも院レベルの授業を取ることが可能なので
たとえ学部留学であっても、
院レベルの専攻、クラスをも同時にチェックするのは
大学選びのキーポイントかもしれないぞと。
(私は院レベルのクラスは取りません)無理

しっかし、私のような、しかもいい大人の30代で、
計画倒れ行き当たりばったり留学をする人が
世の中にいるのだろうか・・・・。



Mid-Term結果(その4)

2005年03月25日 | 心理学
早くこのトピック(Mid-Term結果)を終わらせてしまわないと、
今学期終わってしまいそうだす。
まぁ、わざわざ恥をさらしまくることはないのだけど・・・・
でも書くぞ。

ということで、本日は「イントロ心理学」のテストについて。
心理学のテストは一学期間に4つあり、
一番スコアの低いものは捨てられ
最終的に3つのテストの総合スコアからグレードが付けられる。
(ほかにもクイズ、問題集のスコアも評価のうち)

テストはすべてMultiple Choiceで「頑張れば満点も可能!」
と思えるものなのだけど、実際そうはいきまへん。
(勉強不足です、確実に。実はなんかやる気なし。)おい

以前「TA・教授アシスタント話」でチラッと説明したとおり、
このクラスの生徒数は140名とめちゃめちゃ多いため、
テストの管理上、解答用紙(マークシート)には名前だけでなく、
ID番号記入+それぞれマークもつけなければならない。
(丸を塗りつぶすわけですね、つまり↑)
そしてもしも間違ってマークしてしまった場合、
なんと、そのテストは無効になってしまう。
生徒数が多いだけに、教授は生徒たちのことを一まとめにしか見ておらず
「マークのつけ間違えした生徒個人のことなど知るか。」
ということらしい。
なので解答よりもまず、このID番号の記入塗りつぶしから神経を使う
やっかいなテストだったりする・・・

更に、解答用紙を提出するときには
Student ID(写真付き)を提示しなくてはならず、
先に書いた解答用紙に記入するID番号は、
テスト中手元に置いておけるStudent IDの番号とは別ものなので、
実は番号をし~っかりと暗記しておかなけらばならない。
なのでテストが始まる直前ノートやテキストに目を通すのではなく、
私はID番号の復習をしていたりして。
(番号をもらったばかりで覚えてなかった)

ちなみにですが、
今の大学ではテストで必要になるこのIDナンバーと
PCを使うときに入力する別のIDナンバーと、
更にパスワード(←自分で作っても複雑にさせられている)
など必要なので、編入当初は
「番号だらけでやだー!」という感じでございました。
ソーシャル・セキュリティ・ナンバーだけですら
覚えるのに2年くらいかかったのに。(遅)


テスト結果はビルディングの廊下に掲示され、
自分のスコアはID下4桁の番号から見つけることができる。
そしてクラス平均・最高・最低スコアなども同時に掲示され、
自分がクラス内でどの位置にいるかもその数字からわかる。

2つのテスト、1つのクイズ(小テスト)のスコアを合わせた今の段階で
すべて満点であれば700点なのだけど、私の総合スコアは550。ショボ
それでもクラスの平均総合スコアは450程度なので、
「まぁ、平均超えてるからいいか・・・」
と結構満足しているレベルの低い私。
しかも最終成績はカーブでつけられるので、
もうちょっと頑張ればそこそこのグレードがつく・・・かも?

コミカレの頃は常にAやAマイナスを狙っていたものだけど、
四大ではテストがほとんどエッセーになったことで
自分の英語力・思考能力の低さを目の当たりにし、
自分はExcellent(A)には全く値しないと思うようになった。
(救いようのないくらい頭が悪い・・・)
しかし、英文を書く必要のない、
そして答えがそこにあるMultiple Choiceですら
Aを取るのは難しいものになってしまったのは
一体なぜでしょう~?←呑気


留学生の数

2005年03月24日 | 教育関連話
日曜日のローカル新聞を読んでいたら(←日曜版しか読まない)
留学生についての記事を見つけた。
その記事によると、
昨年度アメリカの学校に入学した留学生の数が減ったとか・・・



▼渡米した留学生の数(全体)

1999-2000 514,723 ↑
2000-2001 547,867 ↑
2002-2003 586,323 ↑
2003-2004 572,509 ↓

(Source: Institute of International Education : Times Union)



この記事を見るまで、
私はテロ翌年から既に留学生の数が減っていると思っていたのだけど、
実際は昨年度初めての減少らしい。(ここ数年の間)
まぁ、準備中の留学先を急遽変更するのは難しいだろうから
テロの影響はすぐに現れなかったのでしょう。
私もテロ後の2002年夏にアメリカに来た留学生だけど、
当時どうなるだろうと心配しながらも、
そして変更するのは可能だったと思うけども、
留学国(しかもニューヨーク)はアメリカ以外考えなかった。
というか、
アメリカの「コミカレ」しか留学は無理そうだったからですが。はは・・・

ところで、前年度と比べ新留学生の数が減ったとはいえ、
その前と比べるとそれを上回っているし、
今回の減少が「どれほど」アメリカ(大学)に影響があるのか興味ある。
それよりも、こういう数字は毎年増えなきゃまずいのか?
永遠に増え続けるなんてことありえるのだろうか。ありえない
まさかアメリカはそれを期待しているのだろうか。んなあほな




ちなみに、
私の大学は「留学生リクルート」を積極的に行なっているらしい。
留学生はいい収入源になるので大学の運営にとって重要だろうし、
街にとっても人種多様性の活性化が街の繁栄につながり、
留学生は大歓迎だとか。
前々から思っていたけども、
つまり私はアメリカの経済発展に貢献している。
(その代わり勉強させていただいております)

さらにコミカレ時代、
Financial Aid(政府からの援助)で学校に通っていた生徒と
よく話をしたのだけど(多分ほとんどの生徒がこの援助を受けている)
「あー、それ私のお金・・・・」
なんて思ったり、
「あんたの授業料私が払ってるようなもんよね。」
と彼らに言ったことも何度かあった。

この考え方、とてもやらしい・・・・


学ぶ資格

2005年03月23日 | 政治学
国際政治Mid-Termペーパーに引き続き、
来月提出するペーパーもKosovoについてで、
今回は紛争後の復興作業をどのように進めるべきか案を出し、
UNアナン事務総長、またはアメリカのライス国務長官宛に
レポートを書かなければならない。
(これは真似事であって実際に送付しない。当然)
そしてそのためにネットでKosovoの現状を見ていたら
まだまだKosovoに平和は訪れておらず・・・

前回のペーパーは、
紛争が(とりあえず)終結するまでの内容だったので、
Kosovo紛争を「過去のこと」感覚で見ていたのだけど、
これは大きな間違いであったことに気づいたわけで。あちゃ~
国際政治を学ぶ資格は自分にはないような気が・・・
更に自分は人間失格とまで思えてくる。どよ~ん・・・・

そういえば、私のペーパーに対する教授のコメントは
「ちょ~っと情報が古いかもね~~、はははー」
というものだった。(それでもBプラスをいただきましたが)恐縮

↑この教授のコメント、とっても軽い感じがするけども、
教授の雰囲気からするとほんとにこんな感じだったりする。
Kosovoで重要な役割をなさっていたお方なのだけど、
その姿があまり想像できないくらい
クラスではいつもニコニコ穏和。
そして、
「僕はねぇ、旧ユーゴの言語がぺらぺらなんだよ~♪」
なんて嬉しそうに何度も言うところなんかめちゃかわいいし、
Kosovoの写真をパワーポイントで披露したときも
「ほらほら、コレ見てよ、Kosovoってほんとキレイなとこなんだよ♪」
てな感じで、肩書きの印象からは、
かなりかけ離れる。(でもしっかり威厳もある)

しかし、
試しにこの教授の名前とKosovoで検索をかけてみたら
彼は私の想像以上にKosovoエキスパートであることを発見。
(益々ペーパーのプレッシャーがのしかかる)どっかーん

とにかく、
こんな私でも、
国際政治の勉強をさせていただいてもよろしいでしょうか・・・
なんて誰かに許しを請いたい気分の1日でありました。


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Mid-term結果(その3)

2005年03月21日 | 政治学
Upper Division Course 国際政治のクラスでは
Mid-termとしてのテストはなく
その代わり先日ブログで話をした
「国連Security Council Meetingごっこ」での発言と
「15ページのリサーチペーパー」が中間成績としてつけられた。(みたい)
ペーパートピックは「内戦があった国(地域)」で
国や地域は生徒各自で選ぶことができ
私は以前から興味のあった「Kosovo」を選択。
しか~し、私のこの選択にはちと問題が・・・
というのも、
このクラスの教授は旧ユーゴスラビアのエキスパートで、
更に内戦中、国連社員としてKosovo駐在経験がある。
それだけに彼はKosovo紛争に「めちゃめちゃ」詳しい。(ほんとに詳しい)
なので、私がどれだけ頑張っても、エキスパートから見れば
私のペーパーなんてダメダメ中途半端なはず。
ううっ、タダでさえペーパー苦手だっていうのに・・・
(得意なもんはひとつもないのだが↑)
と、リサーチを始めてから自分の選択地域を後悔する。

こんなプレッシャーにビシバシ押されつつ、
「ショボショボペーパーでゴメンナサイ」という気持ち一杯、
みっともないペーパーを提出。ブルブル
実際評価はCを覚悟していたのだけど(Cでも図々しい)
結果はなんと、

Bプラスぅ~~♪♪♪
これは嬉しすぎぃ~~♪♪♪

・・・・・・と、待てよ、
この教授は評価が甘いのかもしれない。

いや「かもしれない」ではなく、

相当甘い。



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