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アメ人英語講師

2006年10月30日 | 政治学
本日は、この半年ほどの間に、英語講師として海外に渡った(または渡る)アメリカ人たちのお話。

まず一人目は、以前ブログ記事に書いた、ポリサイ・クラスメイトの男の子で、この夏に卒業した彼は、8月ごろ英語講師として日本に渡りました。(本当に行ったかどうかはわかりませんが)この子の場合、アメリカで就職できないからこの講師の道を選んだわけではなく(おいおい)、在学中から海外で働くことを考えていたようで、それに経済に興味があり、学生時代から既にビジネスも始めていて、とりあえず経済大国2位に位置する日本で経験を積みたいということから、たとえ畑違いな分野でもその経験がプラスになると信じ(おいおい)、英語講師として日本に渡ることにしたようです。以前もブログに書いたとおり、日本で講師を経験して、日本に実際住んでみて、期待はずれな結果にならなきゃいいんですが・・。日本でも行き先によって環境は全く違いますからねぇ・・・。(本人の話の感じから、ものすごい期待感が伝わってきたのでちょい気になった)

次に、今勤めている会社にいた男の子。この彼はワシントンD.C.の大学を卒業し、数年高校の教師として働いていたそうなのですが、幾つかの理由によりLow wage jobに転職、そして今回、中欧チェコに英語講師として渡りました。この彼が退職する前にたまたま話をすることができたんですが、聞いた話によると、チェコの場合ワークビザが届く前でもすんなり入国でき、すぐに合法に働くことができるらしいです。というか、そういう法律なんてないのか?うーん、なんてお手軽なんだ!ちなみに彼の専攻はLatin American Studyですが、ポリサイのクラスもたくさん履修したらしく、卒業後大学で学んだ「社会主義国キューバ」を生で見てきたこともあるとか。あと、「アメリカの高校生は教育のありがたみをちっともわかってないんだよ。だから高校教師はいやになった。」と言っていました。もしかしたら環境の悪い高校に勤めていたのかも?(D.C.なだけにありえる)この子の場合、つまらないLow wage jobをやりながらも、いつもニコニコ(ほんとに)楽しそうに仕事をしていたし、Low wage jobに対する愚痴など一度も耳にしたことがなかったので、どの国へ行こうが、前向きにバリバリ生きていくだろうなーという気がします。

最後の一人は同居人の弟。この子は私と同じポリサイで大学を卒業しましたが(←学校はもっといいとこ)、卒業後それなりの仕事が見つからず、今回なんと某アジア国に英語講師として渡ることになりました。その国は日本じゃないんですけどね、私としてはどうせなら日本にしたら?なんて思います。待遇についてはよくわかりませんけど、お国的に他の国よりもアメリカ人はWelcomeでしょうし、末っ子の甘ちゃんでも比較的ラクに生きていけるんじゃいかと思うんです。特にこの子の場合、アジアに興味があってその方面の勉強をしてきたわけでもなし、その国の言語だって全く知らない状態ですし、ほんまに大丈夫なんけ?と、他人ごとながら少し心配・・・。それに今時の若者らしく、親と同居しながら、収入がないのにクレジットカードローンを使ってビールを買う始末ですから、経済観念もかなり怪しいです。なのでここだけの話(?)、契約が切れる1年後、何も学ばず借金かかえてアメリカに戻ってくるだけだろう、と兄である同居人は言ってます。お勉強はよく出来る子らしいんですけども、それだけじゃ異国でしっかり生活できませんからねぇ。ま、実際無駄に1年過ごしてしまうかどうかはまだわかりませんから!しっかり成長して帰ってくることを願います。

最後に、この3人の共通点はポリサイ専攻ということ。(一人は正確にはLatin American Studyですが)アメリカのポリサイ卒業生は、海外の英語講師になるしかないのか、はたまたポリサイ専攻だからこそ異国で働くことに興味を持つのか?


心理学研究:その後

2006年10月25日 | 心理学
私は8月下旬ごろから心理学研究のSubjectになっておりますが、明日でようやく第一段階が終わります!いえい!

その第一段階中していたことは、毎晩指定の番号に電話をかけ、その日一日の心境などをプッシュフォンで回答することと、4,5回あった研究員とのミーティングです。実はこの第一段階は本来1ヶ月で済むものが、研究員と自分の都合が合わなかったことで幾つかのミーティングが延期し、結局第一段階を終えるのにずるずると2ヶ月もかかってしまいました。そして終了予定日が延びた分、電話プッシュフォン回答回数も増えたんですよねぇ。あぁ、面倒くさかった・・・。だって毎日欠かさずですもん。仕事で遅くまで働いた日なんてのは、一日が終わる深夜12時まで時間の余裕がなく、あぁ、しんどい、しんどい、とぼやきながら電話をかけていたものです。あぁ、うざかった・・・。でも!きっちり毎晩電話をすればご褒美のボーナス支給があったので、どんなに疲れていようが、どんなに酔っ払っていようが(おい)、欠かさず電話しましたよ!ぐははははーーーー!!!!(何)
(↑電話すると1日2ドル支給される。ボーナスは次回ミーティングまでの期間きっちり電話をしたかどうかによるので、ボーナス回数は増えなかったと思う。←曖昧)ということで、予定期間1ヶ月のところを2ヶ月かかった分、通常よりも多く電話の謝礼をいただいたようなものでございます。貧乏なだけにこれはありがたい!いえい!

さて、第一段階の最終ミーティングは明日あり、それ以降は電話はしなくてもいいようになります。電話の義務から解放されるなんて嬉しすぎ。半年後にはまたミーティングがあるのですが、それまで私はアメリカにいるかしら?



ショック(涙)

2006年10月04日 | 教育関連話
今日、応募したポジションの大学から連絡があり、OPTとワークビザのギャップ期間の問題により、採用は見送りと伝えられました。(涙)そこんとこなんとかならんのかと迫ったのですが(おい)、弁護士に私の資料を見てもらって判断されたことなので、どうしようもないのではないかと。2週間でも人がいなくて困っているのに、4ヶ月も空きを作ることは不可能だとかで、その人の話の調子では、何を言おうが私は「却下の志願者」に感じました。

話によると、このポジションの仕事はたった一人でやるものだけに、4ヶ月も穴が空くのはかなりいただけないようです。こんなことならサマーコースを履修して卒業を延ばし、OPTの始まりを10月にしておけばよかった・・・。でもサマーコースはたった3単位取るだけでも最低1500ドルはかかったので、そこまでは考えられなかったんですよね。がしかし今となれば、当時チープだった自分がひたすら憎い!(叫)決して無理なことではなかったのに、取り返しのつかないことをしてしまった・・・。どんより

今回断られた仕事はですね、私立大学の図書館の仕事だったのですが、ポジションのタイトルはなんと「スペシャリスト」と呼ばれる、ビザ申請には充分なものであり、外国語の知識がかなり役立つ分野だったのですよ。私は当然日本語ができるし、たとえ話すことはできなくても、カレッジで履修した数種の外国語の知識があるというだけで、かなりよい反応がもらえたのです。しかも、学生時代の図書館でのバイト経験がかなり利いてたんですわ。(一応日本の経歴もプラス)

私の経歴すべてがここまでマッチする仕事はそうそうないはずで、でもOPTとワークビザのギャップのせいで、みすみすよい仕事を逃しました。(涙)ちなみにその大学は、自分は学生としては絶対に通えないような、学費が恐ろしく高い、レベルも当然高いところでした。それだけに学校の環境はすばらしかったですよ。(金かかってるというか・・・)そんなところで職員として働けたら、しかも学ぶことがたくさんある職場で働けたら、これこそアメリカンドリームだな~なんて思っておりましたが、その夢は破れたし。いきあたりばったりでもなんとかうまくやってこれたアメリカ留学ですが、さすがにアメリカ就職は無理だったようですな。諦めるのはまだ早いと思われるでしょうが、やはりポリサイ専攻という使えない学位のため、ほんと仕事探しは難しいんですよ。おまけに私の経歴をうまく使ってビザ申請できるものは、自分の興味のない世界の仕事に限られるので、尚更辛い。

でも何が一番ショックだったかというと、採用を断られた事実よりも、今仕方なくやっている仕事から逃れられないことかもしれません。その仕事は決して「どん底な仕事」とは言いませんが、ほんと毎日ため息の連続なんですよ。(そこで満足して働いている人たちには悪いが)図々しくも「あと数週間でやめられるかも☆」、なんて毎日退職を楽しみにしていたアホな私ですが、まだまだこの仕事は続けます。だってお金ないんですもの。トホホ・・・


トラブル続き(4)

2006年10月02日 | 心理学
4個目のトラブルはちっちゃいです。(でも話長い↓)

その小さなトラブルとは、ただ単に連絡を取りたい人に繋がらなかっただけなのですが、ここ数日の記事どおり、あれやこれやとトラブルが続いた中だったので、何事もスムーズに行かないことにかなり苛立ちを感じた私です。

まず、連絡を取りたかった人というのは、先月から参加している心理学研究の担当者。というのも、少し前某所から仕事の面接の話をいただき、現在やっている仕事の休日にその面接予定を入れたのですが、その日には既に心理学研究ミーティングの予定が入っていました。が、研究ミーティングはスケジュールの変更が可能なので、予定の日時に行けないことを指定の留守電にメッセージを残したのですが、担当者からの返事は一切ありません。この状態では自分の残したメッセージを聞いてくれているのかどうかもわからず、もし無断でミーティングを欠席したことになるとそれはそれで困るので(25ドルもらえるミーティングだし~。パーフェクトに参加しないとボーナスもらえないし~。)その曜日まで毎日のようにミーティング日時変更希望のメッセージを残したものの、それでも一切連絡がありません。

むかー!あんたら真剣に研究やってんの?!

結局のところ、予定日を過ぎても連絡はなかったのですが、自分はあまり家にいないため連絡を受けられない可能性もあるので、同居人のケータイ番号を連絡先としてメッセージに残してあり、ある日ようやくそのケータイに電話が入りました。同居人が受けてくれたメッセージは担当者個人の連絡先(ケータイ)でありましたが、そこにかけてみると留守電です。そしてまたもや連絡がもらえない日が続き、次は担当者自宅のナンバーを同居人のケータイを通じてもらい、それでも彼はやっぱり留守。ガーン いつになったら直接話ができるんだ?!なんて困っているうちに、やっとこさ自分が自宅にいるときに彼から連絡が入り、ミーティングのスケジュールを、ようやく、ようやく、決めることができたのです。

↑これらはかなりしょーもないことではありますが、これが結構ストレスだったです。ボソ たとえば大学の成績に影響するわけでもなし、ズバリどうでもいいことではあるんですけど、一応ささやかな収入源でもありますし、パーフェクトに参加することは貧乏人には大事なことなので(先に書いたとおりボーナスに影響するので)、何がなんでもきっちり参加したかったんですわ。セコイですねぇ、私。

心理学研究がらみの小さなトラブルとしてついでに書かせてもらいますと、ミーティング日に大学のビジターパーキングに行ってみると(←心理学部からチケットもらってます)、いつも楽勝停められていたパーキングがびっくり満パン!そして駐車場の人に別のビジターパーキングに行くよう言われ、そこまで行ってみると同じく満パン。ちょっとー!ココに行けって言われたから走ったのにココも同じく満パンってどういうことよ!パーキング同士でちゃんと確認取り合ってないわけ?!むっかー!と、ささいなことですぐに頭に来る私は怒りを隠せなかったのですが、その日はイベント開催のため、ビジターは学生パーキングに無料で停めてもいいとのことで、ようやく車を駐車することができました。でもこういうのは最初のビジターバーキングの段階で伝えられてもいいようなものですよね。まったくー!

さて、車を停めるために無駄に走らされ、無駄に時間を取られ、慌ててキャンパス内に入ったとたん、なぜか火災のサイレンが鳴りはじめ、全員校舎から出る羽目になりました。ガーン 実はその日、心理学研究ミーティングを利用して、SpywareにかかったPCをHelp Deskに預ける予定をしていたのですが、Help Deskを目の前にして火災のサイレン・・・。Help Deskの人たちも当然校舎外に出ておりまして、うううーっ、なんでこうも運の悪いことが続くんだ!このままじゃ心理学研究に遅刻しちゃうよーーーーー!!!!むかーーーー!!!!(叫)

てな感じで、見事に何もかもうまく事が運ばない状況が続きました。(涙)ま、これらは一人で汗汗していただけで、特に悲惨な目にあったわけではないですが、足止めを食らうようなことばかりだったので、ほんと自分の運の悪さにうんざりしましたよ。トホホ・・

しつこく続いた「トラブル続き」はこれにて終わります。
この数週間を振り返ると見舞われたトラブルはまだまだありそうですが、
トラブルについて書くのは飽きたので・・・はは