ただいま病気中

2007年02月26日 | ユダヤ
先日から風邪ひいてます。ごほごほ・・・

こりゃ本格的に風邪をひいたぞ、と気付いたのが仕事が休みの日で、幸いとばかりに一日うだうだ過ごしていたんですが、翌日の仕事日の朝は更に悪化した状態でした。とても肉体労働ができる体調ではなかったので、仕方なく病欠の連絡を入れ、これまた一日うだうだして過ごしています。

ベッドで眠りについているときは全くの病人状態ですが、無理して起きて、何かを食べるとあっさり元気になる私。そして寝るとまた病人になる。んなあほな。同居人によると、熱のない風邪のときはたくさん食べたほうがいいんだそうで、高い熱があるときは食べないほうがいいんだと。なぜならば、食べたものの栄養が更に熱の病原菌を強くしてしまうから。でも咳や鼻水などの風邪ならガンガン食うのだ!と言われました。ま、言われなくてもモリモリ食べてますけど。自分で食べたいものを調理し、ゴソゴソ食べている私を見て、「君はSelf Feedが得意だよね。」とも言われました。だってあんたはおかゆなんて作ってくれんでしょーが!(ぷんぷん)

二日以上シャワーを浴びていなかったので、不潔なままではいかん!と、先ほどキレイサッパリなったところです。子供の頃は風邪をひくとお風呂にはいらせてもらえませんでしたし、頭を洗うなんてもってのほかでした。でも不潔にしているのはよくないんですよねぇ。とにかく寝るたびに汗びっしょりになりますから、シャワーを浴びる前の私は相当汚かったはず。ボソ

ユダヤの歴史本で知ったことなんですが、中世に大量の犠牲者を出したBlack Death(ペスト)では、お風呂にマメに入る宗教的習慣のあったユダヤ人は、そういう習慣のなかったクリスチャンよりも被害を受けずに生き残った人が多かったそうです。普段から清潔にしていたことから病気にかかりにくかったと言えるわけですが、そんな生き残ったユダヤ人たちに対し、彼らが病原菌を振りまいた、なんて濡れ衣を着せられたこともあったとか。ただ清潔にしていただけなのに。ううっ ですよね。まー、これに関しては反発意見もあるでしょうが、ユダヤの本ではこういったことが書かれてあった、ということで。

▼ココにも同じことが書かれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88

▼英語版では日本語版にはないBiological Weaponについての記載が・・・(汗)
http://en.wikipedia.org/wiki/Bubonic_Plague


Reason & Faith

2006年11月02日 | ユダヤ
仕事の休憩時間は1時間あり、早食いな私はたいてい20分ほどでランチを済ませてしまいます。(肉体労働なためか、お腹が空きすぎるんですよねぇ)で、残りの40分ほど何をしているかというと読書です!大学を卒業してから、そして仕事を始めてから帰宅後はヘロヘロ状態なため、プライベートで本を読むことがほとんどなくなり、このままではバカになる一方だ・・・と、職場に何か本を持って行くようにしてるのです。本を読めば賢くなるってわけじゃないんですけども、せっかく様々な英語の本に無料でアプローチができる今、その機会を逃すわけにはいきませんし~~。(←図書館で借りる)

先日某本を読み終え(20/20がらみの本。この話はまた後日。)、現在職場に持参している本は大学で履修したユダヤのクラスのテキストです。このテキストは授業でほとんど使われず、ほんの数チャプターを軽く読まされただけで(しかもクイズのためだけに)、実はテキストを購入せずとも、オンラインでそのページがプリントアウトできた程度のものでした。なのでテキストは購入せずプリントアウトで済ませていた生徒がほとんどだったとは思うのですが、私はしっかりテキストを手に入れました。なぜって?価格がお手頃だったということと、それはユダヤの歴史本だったから!とにかく西洋史が大好きな私ですし、しかもかなり読みやすい内容になっていたので(簡単歴史本って感じ)、今後何かユダヤがらみの事柄に触れたときに、参考書のように使えるかもと思ったのです。ということで、帰国に向けテキストを一気に処分した私でありますが、このテキストは大事に残してあったのですよ。

さてさて、ココまでは(しょーもない)前置きでありまして、メイントピックはReason & Faithです。

先日の某地方新聞記事に、Reason & Faithにあたるカリキュラムを一般教養必須科目として加える提案がハーバードで出されたということが書かれてありまして、これからの時代、宗教観念に関する理解と知識はHigher Educationに欠かせないとハーバードは考えているようです。記事に書かれていたとおり、今や世界中がモダン化され、一見宗教から遠ざかっているようでありながら、現代の社会・国際問題の多くは宗教がらみ。

“We are in an era in which misunderstanding, conflict and turbulence characterize our interaction with the Islamic world. Debates continue about the teaching of evolution. And religious beliefs play an important role in disputes over stem cell research, abortion, euthanasia, and same-sex marriage”.

アメリカ国内だけでなく、世界をリードすることになるハーバードの若者たちは、少しでも宗教観念への理解力を養わなければならんわけですな。もちろんこれはハーバードの生徒だけに限りません。アカデミック分野の代表、指揮者でもあるハーバードの影響力は多大なもので、今後他の大学もこの新しい目論見を取り入れるだろうということで、Reason & Faithカリキュラムは、英語・サイエンス・アートなどと並び、誰もが一般教養として履修することになるのではないかと・・・。

一般教養課程の一部程度、1クラス程度で宗教の全てを理解できるわけもないですが、そして多少個人差があるにしろ、3クレジットの威力は大きいと思います。私が大学で履修したユダヤのクラスは宗教観念理解への足がかりに充分なもので、同時にユダヤのみについて学んだだけで他宗教への興味にも繋がりました。何しろ宗教に縁がなかった私からすると、全くの新しい世界を知る、いいきっかけになったんですよねぇ。それに新聞に書かれていたとおり、アメリカにいると特に、社会・国際問題は宗教がらみばかり!留学前の自分ならば、宗教に関ることは自分には関係ないとそっぽを向き、こういった社会問題に気に留めることなどなかったはずですが、かすかな知識と教養を持つだけでも、問題の根本に多少でも近づくことができ、無関心精神からの脱出にもなります。(当然ポリサイの学習にも役立ちました)人間人とのかかわり無しでは生きていけないですから、世界が狭まった現代ですから、異文化・異宗教を持つ周りへの感心、理解は大事ですよねー。直接の社会問題解決の張本人にならなくとも、プライベートなコミュニティレベルででも、この大学の新しい試みが今後、お互いの理解と平和に繋がればいいなーと思います。(大学に行けない人はどうなるの?って感じですけど・・・。)

再びさてさて、私がカレッジで学んだユダヤのクラスが、ハーバードの指す「Reason and Faith」にどこまで当たるかわかりませんが、私がこのクラスを履修した理由は、一般教養の「Diversity単位」が必要だったからです。恐らく宗教に限らず、異文化を学ぶクラスであれば、そのDiversity単位になったと思います。とりあえず宗教のクラスを一つでも取っておいてよかった☆ここから学んだことは、いつもながらですが、ほんとかけがえのないものですわー。個人レベルではなかなか新しい世界にアプローチする機会はありませんから(←特に私はバカだから)、大学の一般教養ポリシーにナビゲートしてもらえたことに感謝しちゃいます。

そんなこんなで、いつものごとくありきたりなことを書いちゃいましたが、宗教は大学で履修するクラスのお薦めの一つです。イントロ・コースはちょいたいくつになる可能性大ですが、それを超えた特定の宗教のクラスはなかなかやりがいがあるかも。それに私のクラスは幸い、毎週あったクイズ以外全てペーパーだったのでまだよかったですが、こういった哲学系のクラスはIn-Class Essayで評価される可能性大なので、英語を書くのが苦手な人には辛いものとなるでしょうが、それでも!是非是非履修してみてください☆よい経験になること間違いなし!(ほんまかい)


ユダヤのペーパー

2006年02月25日 | ユダヤ
はい、ユダヤと言えば、前セメに履修していたクラスです。
このクラスのFinalはペーパー提出だったのですが、
通常ならばFinalペーパーのグレードやコメントは見ることができません。
が、希望者は新学期にFinal ペーパーを戻してもらえると聞いていたので、
先日この教授に連絡を取り、自分のペーパーを戻してもらうことになりました。

そしてメールで、メールボックスに私のペーパーを入れておくから
いつでも取りにおいでとの連絡をもらい、
早速教授のオフィスに取りに行ったわけですが、
その前に・・・・


その送られてきたメールには
「ペーパーにコメントつけてあるよ」
と書かれてあり、そして続いて、
「It was quite strong」
という言葉が・・・・。
それって一体どういう・・・


もしやそれはコメント読み直してみたら、厳しいコメント書いちゃってたってこと?
つまりそれはコメントを読む心構えをしておけってこと?
つまりそれは私のペーパーがボロボロだったってこと?



「そんなコメント読みたくないかも・・・」

と、ペーパーを戻してもらうことを大後悔し、

「取りに行くのやめたい」クスン

と思ったほどでした。






で・も~♪ (何)




実際ペーパーを手にし、どんよりしながらつけられた成績に目をやってみると、

Aマイナス!

うっそー!

でもって最後のページには、

「A very strong Essay, Thank you!!」

とメールに書かれてあった言葉が!
おまけに「Thank you!」 まで! ←Mid-Termペーパーでももらって超喜んだ

おおおーーーー!!!これっていい意味よね?ね?ね?
と自分で自分を納得させ、
や~ねぇ、そういうことだったのね~んも~、勘違いしちゃった。うふ
なんて笑顔満面になった私でした。


ユダヤのクラスはほんとに大好きだったので、Aじゃなかったのは残念ですが、
一部パラグラフに「unclear」というコメントが付けられていたので
(い、い、意味不明っすか?!)
そのせいでAには至らなかっただけで全体的にはよい出来だったと、
自分で都合のいいように解釈してます。

教授の最後のコメントが本当に嬉しい。(涙)

これでユダヤが完全いい思い出の一つになった・・・。(陶酔)


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(ユダヤ)Final Grade

2005年12月29日 | ユダヤ
秋セメ2番目に悪かった成績は「B」です。ちっ

しかも非常に頑張ったユダヤのクラス。ちっ

やはりクイズの「D」が痛かった・・・・(涙)

Final Gradeを見てみて、Finalみたいなものだった3個目のペーパーは
そこそこよい評価がもらえたんじゃないかなと思うのだけど(↑評価はまだ不明)
そう考えると、クイズなんかのせいでFinal GradeがBに収まってしまったのは、非常~~に
悔しい。ボソ

クイズさえなければよい成績が取れたはずなのに・・・
クイズのばかーーーーーーーー!!!!!(叫)
(っていうか、私がバカ)



気を取り直して・・・
頑張った割にBしか取れなかったユダヤのクラスでありますが、
このクラスを履修して本当に本当によかったです。
宗教関連のクラスはずっと取りたいと思っていたし、
ユダヤにはずっと興味があったわけだし、
ついでに興味のあったイスラエルとの繋がりもバッチリで
このクラスは私が夢中になっただけのものがありました。キッパリ

それだけでなく!
このクラスを履修したおかげで、これまでピンとこなかった宗教がらみの「英文」が読みやすくなったり、
聞きやすくなったり(←テレビとかラジオとか)、
そしてそういった情報の存在たちに以前よりよく気が付くようになりました。
宗教がらみの表現方法や、ちょっとした事柄を知るだけで、全然違うもんですなぁ。(感心)

やはり外国語で情報を得ようと思うと、多少の基礎知識は(絶対)必要になるのだなと。
(日本語でも気が付かないものもたくさんあるし)
(外国語となれば尚更見落とし・聞き逃しがちだし)


ついでに、
最近手に入れた「西洋史:前期」のテキストブックと併せ、
過去に履修した「西洋美術史:前期」のテキストも軽く覗いているんですが、
その西洋美術史のテキストにも(ちょこちょこ)ユダヤのことが書かれてあり、
「こ、こ、こんなところにもユダヤが・・・・・」
なんてびっくりしている状態です。
(当時しっかり読んでなかったんだなと)おい
(ほとんど読む必要がなかったクラスなんですけども、それにしても気が付かなさ過ぎです、わたし)



************************************


このクラスで改めて感じたことは、私にはレクチャーは本当に大事だということ。
サイエンス系のテキストと違い、リベラルアーツ系で使われるテキストは表現がストレートではないので
まず「読み方」から教えてもらわなければならないところがあると思う。
自分でリーディングを頑張ってやっても、授業で取り出されなければ気付かなかった部分がたくさんあり(特に小説)
そういう意味で、教授の丁寧な説明・解説は、本の中身を理解する上での貴重なナビゲーション。

「本を読む」というのは学生でなくてもできることだけれど、解説を耳にすることは普通なかなかないはずで、
よい読み物を解説つきで読むことができる学校のクラスはとても贅沢に感じる。
人によってはこういうのを必要性のないものと見るかもしれないけれど(義務教育ならともかく大学となるとね)、
若い頃こういう授業をも一切無視してきた私としては、そして解読力があまりないと思われる私としては、
改めて学校のありがたさを感じるのだ!(叫)
卒業してしまえばこんな贅沢なリーディングはできないのだなぁ~。なんか哀しい・・・

こう感じることができたのも、教授の感心させられるレクチャーのおかげです。
この教授は噂どおり、とっても素敵な人でした。(好き嫌いは分かれると思うけど)
レクチャーだけでなく、「リーディング」の選択もすばらしい。
このクラスのテキストはほんとにあちこちからのかき集め(50くらい)だったのだけど、
ここまで慎重にテキストを選んでくれる教授はそういないと思う。
あぁ、この教授の他のクラスも取りた~い!

最後にもひとつ(長い)
このクラスを履修したきっかけはもちろん自分の興味からだけど、
それよりも今の大学で設定されている「Diversity」という一般教養分野が必要だったから。
前通った大学では、自分はコミカレで一般教養課程を済ませて進学したので、
同じくあった「Diversity」は免除されたのだけど、
今通っている大学では何がなんでも取らなければならなかったのだ。
初めはこの義務が重荷だったけれど(卒業が近くなるにつれスケジュール的に辛い)
結果ユダヤのクラスを取るいいきっかけとなり、ほんとによかったと思ってます☆


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ユダヤのクイズ(2)

2005年12月18日 | ユダヤ
本日は懐かしの(←もうですか?)ユダヤの話。

ユダヤのクラスでは学期を通して合計7回クイズ(小テスト)が出された。
そのクイズは課題であるリーディングを生徒に怠りなくさせる目的があったようで、
問題は全てその日に(初めて)行なわれる課題リーディングに関するものだった。
つまりこれはレクチャーで説明・解説を受ける前のクイズであったわけで、
自分の力でリーディングをしっかり読み込こんでクイズに備えなければならなかったわけで。

もちろんレクチャー前のクイズなので奥深い部分を問われるものではなかったけれど
リーディングの内容によっては何がポイントなのか自分ではわからないものがあり、
必死こいて読んでノートを取って頭にいれたつもりでもその部分は問われることなく、
苦労が報われなかったことも多々あり(私がアホだからですね)
結果全てのクイズ「5問中3問正解」という惨めな成績を貫いてしまった。(こんなもの貫くなよぉ~)

1回目のクイズでは小説の登場人物名をはっきり覚えていなかったため
2問間違えて解答してしまい、クラスで正解率の高かった初回クイズなだけに、
学期始めいきなり教授に呼び出しをくらってしまった。過去記事参照↓
http://blog.goo.ne.jp/tomtom30_2004/e/a0dbb5877e22b2769c712efb2f64af2e

2回目のクイズは頑張るぞー!と張り切って準備万端でかかったクイズだったけれど、
やっぱりコレも5問中3問のみの正解・・・・
しかもとっても単純明快な問題で正解を得られなかったのだ。(再び)

この2回目のクイズ問題であったリーディングはユダヤの歴史。
時代は紀元前、ユダヤ人とローマ人の戦いあたり以降のもので、
これでも年号を覚えるのは結構好きなので、
その戦争The Jewish Warの年代はしっかり頭に入っていた。(ちなみに66-70CE)
が、クイズで問われたのは「70CEに何が起こったか?」というもので、
「70CEだけ?なんで、なんで????」
と不思議に思いつつも「The Jewish War」と解答したところ、
結果はバツーーーーーーーーー!!!!
正解は「The destruction of the Second Temple(ユダヤの寺崩壊)」だったのだ・・・・



その後授業を受けてやっとわかったのだけれど、
ローマ人に壊されたユダヤの寺はユダヤ教にとってそれはそれは大事なものだったらしく
そしてその寺崩壊がその後のユダヤ教の在り方に大きな影響を与えていた。(詳しくは次回)
でも授業を受ける前の段階では、私にとって寺崩壊はただの寺崩壊でしかなく、
つまり寺崩壊を重要ポイントとして抑えておらず
(ノートにはしっかり書き取っていたにも関らず)問題を読んでも「寺崩壊」が頭をよぎることもなく、
堂々不正解の解答「The Jewish War」と書いてしまったのだ。
(完全間違いじゃないと思うけどー!)
(年代合ってるしー!)おい



こんな感じでリーディングの段階で見落としていたものが必ず一つはあり、
クイズを受け正解を聞かされるたび、

「そんなとこ自分では注目できねーよ!」
とか、
「ユダヤにやられたー!」
とか、
一人心の中で悔しがっておりました・・・。

他の生徒より絶対はるかに時間かけて読んで準備してたのに、
ほんとその努力は報われませんでしたわ。ふぅ

もっと賢くならなくては・・・


ちなみにこのクイズは最終成績の25%も占めるのでFinal Gradeにかなり響きます。
このクイズの私の総合成績は60%で、つまりD。あちゃ~
だからエッセーで成績挽回する必要があったわけで・・・。



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