落第の危機

2005年02月02日 | 2004 Fall
ブログで何度か話した落第しかかったクラスについて。
落第なんてかなり縁起悪い言葉だけども、
なぜこんなことになったか、
言い訳にならない言い訳をたっぷり兼ねてご説明。
(↓長いです)

前の大学で履修していた
Contemporary American Foreign Policy
(現代アメリカ外交政策)のテストは全部で3回。
最初のテストでは、
25~30問程度の選択肢問題(30%)と、
エッセー(70%)の組み合わせだった。(割合は曖昧)
エッセー問題はテストの1週間前に4問渡され、
テスト日までに準備できるのだけど、
実際テストで出題されるのは1問のみ。
それはテスト当日、教授が生徒の前で番号を引き
出題問題が決められた。

このテストに向け、
必死こいて各エッセー問題の準備をしたのだけど、
何が問われているのかイマイチ見えない問題がひとつあり、
「あぁ~ヤバイ~~!!!!」
と焦りつつも、
「ま、この問題が出ることはないだろう」
と準備をあっさり諦めてしまった。
というのも当時、
出題されるエッセーは教授が「番号を引く」のではなく、
教授の中で「既に決まっている」と思っていたので、
理解できなかった問題が“Foreign Policy”というより、
“American Government”寄り問題であったことから(←勘違い)
「これは出ない」と勝手に決め込んでしまったのである。
しかし、実際テストで出題されることになったのが
運悪くこの問題で、準備が全くできてなかった私は
文章をほとんど書くことができず、
F以下とも言えるFを獲得してしまった。

同じクラスを別の学期に取り直す時間の余裕はなかったし、
既に別の大学に編入する予定はしていたものの、
もしこの大学に居残った場合を考えると
このクラスは専攻IR(国際関係)の必修科目だったので
絶対に落とすわけにはいかなかった。
そこで教授に相談したところ、
最初のテストはあまり重要視していないとかで、
「今後の伸びを見るから気にするな」
と言われた。
「気にするな」と言われても、さすがにFは気になる。
でも本当にFを消してもらえるのだろうか。
と淡い期待もしてみたり。

2回目のテストも1回目と同じく
選択肢問題とエッセーの組み合わせだった。
今回のエッセー問題は5つ渡され、実際の出題数は2つ。
最初のテストの教訓から、
全ての問題を私なりにバッチリ準備した。
しかし、
私には5つものエッセーの準備(書いて覚える)だけで
精一杯で、ほかのテスト勉強は一切できなかった。
(捨てたとも言う)
よって、エッセーは当然前回よりできたものの、
逆に選択肢問題の正解率が超低く、成績はD。
(後日クラス全員Make-Upエッセーのチャンスを与えられC-に格上げ)

エッセー準備は本当に大変だったけども、
このクラスの選択肢問題もかなりのクセもので、
どこから引き出されたのか検討も付かないものや
新聞記事などを普段からじっくり読んでいないと
答えられないものが結構出題された。
新聞は大学の図書館でいつでも読めたので、
節約のためにわざわざ購読はしなかったのだけど、
今思うと、お金をケチらず、教授に言われていたとおり
New York Timesを定期購読するべきだった。
そうすればクラスに関する記事のスクラップを作れ
新聞記事のテスト準備は難なくできたはずだ。
全く今更だけども。

それから・・・・
最終成績20%を占めるリサーチペーパーの評価は
感動のBをいただき、あとはFinal次第・・・状態となる。
FinalはTake-home Testで、エッセー2問であった。
Take-homeなだけに「エッセーの評価は厳しくする」
と教授は言っていたけども、
4つや5つものエッセー準備をすることと比べたら、
たったの2問を家で書けばいいだけのこのFinalは
私には天国。
そして最終成績は感激のCをいただき、
結果、無事落第を逃れられたのである。

評価が厳しいことで有名な教授だったけれど、
この教授のレクチャーは聞いてて飽きることがなかったし、
1秒単位で変化する世界や国内の政治情勢など
欠かさず授業内外でアップデイトしていたのは関心した。
教授なら当然か。
でもポリサイの中でも、このクラスは情勢の変化や動きが
大きく影響するだけに全く気を抜くことができない。はずだ。
だから教えるほうも大変だと思う・・・。
さらに、テストのできはかなり悪かったものの、
この教授からは「学んでいる」感覚をものすごく得られたので
専攻必修だったことを除いても、
絶対に最後までやり遂げたかったクラスであった。

とにかく、エッセーExamは本当に気が重かった・・・



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最終成績:その二

2004年12月23日 | 2004 Fall
最終成績すべて出た。
無事全クラスpassできたのはよかった・・・・・が、

GPAはかなり低い。▼

Contemporary American Foreign Policy (現代アメリカ外交政策) 3単位 C
Government and Politics Japan and China (日本&中国政治) 3単位 B-
Scope and Methods (政治分析) 3単位 C
Elementary Chinese (中国語初級) 4単位 A
Elementary Russian (ロシア語初級) 3単位 A-

計16単位 GPA 2.94



GPA2.94とは・・・・惜しい。あと少しで3.0。あ~まりにも惜しすぎる!
2点代と3点代では印象が全然違う。違いすぎる!

ポリサイクラス3つに関しては、これが精一杯というくらい頑張ったけども(成績悪いですけど)、
ロシア語は完全手を抜きすぎた。
もうちょっと、あとほんの少しでも気合入れてればAを取れたはずなのに。
そしたらGPA3.0取れたはずなのに。あぁ~私のバカバカ。

でもまぁ、外国語2クラスのおかげで2.94取れたわけで、
今学期はある意味救われたなと思う。
来学期からは、ラクチン外国語は一切取らないし、
これからGPAは益々低くなることだろう。
こんなんじゃ大学院は無理だなぁ。(←おいおい、行く気か?!)

各クラスの詳しい内容については、後日本サイト内でアップする予定。
興味ある方はお楽しみに。私の解説でよければ。ボソ


一見専攻に関係のないロシア語を取った理由、ついでにここで話してしまおう。

私の専攻は国際関係なのだけど(通称IR: International Relations)、
IR専攻の場合、ある特定の地域に関して、最低6単位を取らなくてはならず、
その地域とは、北米を除くアジア、ヨーロッパ、アフリカ、中東、南米などで、
私は東欧について、そして地域の言語も同時に学びたいと思っていたわけ。

ロシアに関するクラスとロシア語は来学期から取り始めるつもりだったのだけど、
今学期最初に登録したクラス、「環境&開発政治」を都合により早速ドロップしたため、
その穴埋めとして急遽、来学期取る予定をしていたロシア語を取ったわけで。

でも、結局のところ、別の大学への編入を決めたし、編入先ではちょっと事情も変わってくるということで、
今後ロシアに関するクラスは取らないと思う。(あらら)

↑なんかややこしい話になってしまった。かも?




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最終成績:その一

2004年12月20日 | 2004 Fall
最終成績が一部出た。

かなり余裕だった「中国語」はA。(万歳)
後半すっかり勉強を疎かにしてしまった「ロシア語」はA-。(しまった)

そして・・・・・

「落第するかも」

と学期中常にひやひや滝汗心臓バクバクしていた
ポリサイのクラスのひとつ、「American Foreign Policy」はC。



このクラスでどういう成績を取ってきたかというと・・・・


初めてのテストで「F」を取り、
2回目のテストで「D」を取り、
かなり絶望的な学期前半。

しかし2回目のテストのあと、

「エッセーの書き直しをすればテストの点数を上げてやる」

と、教授からクラス全生徒へ連絡があり(クラス中成績が悪かったとみた)

3つのリサーチペーパーに追われている中、
必死こいてエッセーを書き直し、
成績を「C-」に上げてもらう。


そんな中、リサーチペーパーでは「B」をいただき(奇跡)、
落第を逃れるかすかな希望が見えたあと、

ファイナルのペーパーでは
なんとなく物足りない仕上がりになってしまい・・・。


こりゃ、まずい。でももうどうしようもない。ヨロヨロ


ところが、
最終成績は見事「C」。


助かった・・・。



↑レベルの低い話。
 





link

final終えて・・・

2004年12月17日 | 2004 Fall
やっと今学期終わった。

Finalが終わったらぐわーっと飲むぞ。




と楽しみにしていたけども、
実際finalを終えてみたら、
すっかり気が抜けて何もする気にならない。
ので、何もしないことにした。




しかし私には引越しという大仕事が待っている。


四大に編入したばかりだけども、
実は実は、
来学期から別の大学に移るのだ。


コミカレ留学でも2学期目から別のコミカレに移ったし、
四大でも同じことをしようとしている私。

編入しまくり留学は私の運命としか思えない。(←無理矢理)


この編入のせいで卒業単位の取得に苦労するんだろうなぁ・・・
残り3学期で卒業できるんか?!


でも私はこの選択(編入)が大正解だと腹の底から感じている。

頑張ります。



引越しということで、
ハウスメイトの猫ニーチェと別れるのが非常に辛い。

この猫譲って欲しい。ボソ (無理)





ハウスメイトの誕生日

2004年12月15日 | 2004 Fall
昨日はハウスメイトの誕生日で、
みんなで軽くお祝いした。

彼女には、
ペーパーのグラマーチェックで、
大変お世話になっている。



ありがたや、ありがたや。






さて、

頭が疲れた。(←テストから帰ってきたばかり)



中国と日本の政治のクラスのエッセーテストだったのだけど、
出されたトピックが、

「こんなもん習ってない」

と、文句言いたくなるようなもので、
テスト中教授が部屋を離れた隙に
アメ人生徒数名もぶつぶつ文句を言っていた。

ま、結局のところ、
エッセーの手ごたえはだいたい予想通りで、
私の理解力はこんなもんかな、と。

習ってないことを理解するってのも、
無理な話だけども。
四大ってのはこういうところなんだろう。なんて。





戻ってきたリサーチペーパーの成績は「B-」ってことで、
これまた予想通りで・・・・
Mid-termもB-だったし、
このクラスの最終成績は、悪くて「C+」か・・・・
どうかC-なんてことになりませんように。(祈)