語学学校(ESL)

2006年07月25日 | 留学色々
多くの留学生は、コミカレ留学であれ、大学留学であれ、はたまた大学院留学であれ、アカデミック留学の前にまず現地の語学学校に通いますよねー。留学となれば住むのは(当然)外国で、その地が初めての場所である場合がほとんどでしょうし、語学力云々の前に、新しい生活環境に慣れる期間として、たとえ1ヶ月でも語学学校に通うことは、アカデミック留学準備の一つとして充分価値があると私は思います。がしかーし、このわたくしは語学学校抜きでコミカレに突入いたしました。これは決して自分の英語力に自信があったからではなく(あるわけがない)、留学直前まで携わっていた仕事の関係上、語学学校に通う時間が作れなかったから、つまり早めに渡米することが不可能だったからなのです。

語学学校に通った場合とそうでない場合を自分の体験として比較するのは無理ですが、とりあえず語学学校抜きでアカデミック留学を無事修了できたわけですから、日本から直接アカデミック学習に入ることは大それたことでもないし、無茶なこととも思いません。でも語学学校を飛ばすことにより思いがけない精神的苦労をする可能性は大かもです。ジャーン

私は語学学校に通わなかっただけでなく、Semesterが始まる4,5日ほど前にアメリカ現地入りしたため、生活用品を揃えたり、プレイスメントテストを受けたり、クラス登録をしたり、何がなんだかわからないまま必要なことを済ませたあと、あっという間に学期を迎えなければなりませんでした。おまけに留学先は想像以上に一般社会から隔離された場所であったことと、現地入りするまで予想もしていなかった「ベッドルームを他人とシェア」という、恐ろしい寮生活の状況にショックを受けたこともあり、留学最初の1ヶ月ほどはノイローゼになりそうなくらい辛い期間でありました。「たかがそんなことでノイローゼ?」なんて思われる方が大多数かもしれませんが・・・状況の受け止め方は人によって違いますから。価値観も人それぞれ違いますから。私にとって「社会から隔離」と「寮生活(ベッドルームをシェア)」は地獄のダブルパンチ環境だったわけですよ。

一般社会からの隔離はともかく、寮からはまずどうしても脱出したかったので、早速その旨学校(寮)側に伝えたところ、1年間の契約をした以上、退寮は返金なしの条件でするしかないとのことでした。ただ、唯一返金付き退寮方法として「編入」という手があることを知り、留学して早速他のコミカレへの編入手続きをすることに。慣れない土地での新生活の上、1●年ぶりの学生をしながら、見知らぬ土地への編入:引越し準備は、これまた精神的にきつかったです。(弱)編入許可が下りなければ寮に居続けなければならない、または支払済みのお金を捨ててまでキャンパスの外に住むかという不安爆発状況下、その頃当然セメスター中ではありましたが、精神的&物理的フリーダムを得るために(公共交通機関はほぼ無の地だったので)全く予定外だったNY州自動車免許を取り、車を購入しました。こういったもろもろの作業たちは、易しいクラスばかり履修していた最初の学期だからこそできたことだと思いますが、もしもっと早めに現地入り、または語学学校に通ってさえいれば、確実に避けられた問題や苦労だったと思います。

何度も言いますが、その体験の一体どこが苦労なわけ?何がそんなに不満だったわけ?と思う人はたくさんいると思います。実際ですね、そこにいた他の日本人留学生の一部には「編入してまで?なんなのこの30代。(呆)」と思われていたはずなんですが、ズバリ大金と貴重な時間を自分にとって価値のない場所で使いたくなかったのです。可能な限り満足の行く環境で留学生活を送りたかったのです。極端な話、その学校がアイビーリーグ校とかならともかく、たかがコミカレ、進学に関ること以外どのコミカレに通ってもほとんど差はないですから、いやいや気に入らない場所でアメリカ留学を続けるなんて、私には全く意味がなかったのですわ。特に当時はまだ進学予定はなかったので、その地だけで留学を終わらせたくなかったんですよね。せっかくアメリカに来たのにこれじゃあんまりだ。ですわ。ちなみにこのコミカレ編入は、誰に対しても義理やしがらみのない個人留学だったからできたことで、たとえば日本の専門学校を通じて留学していたり、親御さんに無駄な手間と出費をかけさせたくないと考える一部の若者は、コミカレはココで我慢、進学するまでの我慢・・ってな状況だったようです。(もちろん環境の好みや相性は人によるので、そこで満足していた日本人もいますよ、念の為)

このように、日本から留学先の下見ができるような余裕のある人以外、現地入りするまで生活環境なんてわからないものですから、たとえ英語に自信があっても、資金が苦しい状況であっても、(アカデミック留学そのもののためにも)、アカデミック学習に入る前にできたら現地の語学学校(またはカレッジ併設のESL)に行きましょう!何が何でも日本人と一緒にいたくないという人たち以外、語学学校は貴重な交流を広げる場になりますもんね。

それから、コミカレ編入後、日本人がいなくても、日本語を使う機会が全くなくても全然平気だった私ですが、これは一人でいることや行動することが心地よい体質であることが大きく影響していると思います。なので日本語で思い切り会話ができなくてもストレスなんて溜まりませんでしたし、ネットを繋いでなかった時期(1年半ほど)は日本語メールすらしたことがなかったりして。それでも精神的にな~んともなかったのは、自分は根っからのおしゃべり体質ではないからかと・・・。(ブログは長話ですけど)私みたいな人が留学生の中にどれほどいるのかはわかりませんが、特に若い子たちには同年代日本人の友達は必要不可欠だと思うので、同じ年頃の日本人留学生との出会いが多い語学学校の経験は、後のアカデミック留学の支えになると思います。(ろくでもない留学生もいるとは思いますが、そういうのからは自分で避けることは可能ですから)

以前見た、語学留学斡旋会社のブログに書かれていたことですが、英語上達のためにあえて日本人を避けた環境で留学生活をスタートするものの、予想外に精神的に辛い思いをし、帰国に至ってしまう日本人がいるそうです。(そのブログのURLはわかりません。勝手に内容を借用してすみません。)実際そういう経験をした人というのは、そういったことをわざわざ公にしないと思うので、留学個人情報満載なWeb上でもその実態はなかなかつかめるものではないですが、どんな理由であれ、少なからずいるんですよね、途中で留学を断念する留学生たち。日本人でなくても心を開ける友達ができればまた違うかもしれませんが、日本人が側にいたほうがいい人は当然いると思うので、日本人と出会いやすい語学学校(ESL)はお薦めですな。

一人が平気な私には(陰)↑に書いたような目的での語学学校経験はなくてもOKでしたが(年寄りだしね)、アカデミック学習に入る前に、語学学校(ESL)でアメリカの学習方法、たとえば基本的なペーパーの書き方などを習っておけば、入学先がたかがコミカレでもそれは貴重な学習準備になっただろうなと思います。何も知らないくせにいきなりアカデミック学習なんてやっぱいいことないですわ。無駄に苦労するだけ。ふっ 

最後に、これまで何人かの日本人に「語学学校は失敗だった。日本人とつい固まってしまって英語が伸びなかった。」という話を聞いたことがありますけども、アメリカの生活環境に慣れる段階、アカデミック学習の準備段階と考えたら、「失敗だった」なんて結果にならないと思います。失敗だったと思うところはきっと「会話力」の部分で判断しているはずですが、だいたい語学学校の期間だけで会話力がそう一気に伸びるわけがないですし、短期間ならばたとえ日本人とずっと過ごしてしまっても自分にガッカリもしないでしょうし。違うかしら?語学学校への見方や期待をちょっと変えれば、その利用価値は高まると思いま~す☆

念の為、私は語学学校のまわし者ではありませんので。(通ったことがないんで実態はよくわからんし。)←無責任?




アメリカの数学

2006年07月14日 | 教育関連話
本日の記事は、今旬の話題、数学です。(違)

私がコミカレの一般教養で履修した数学は、ファイナスで使う(らしい)代数Algebraだったのですが、それは電卓を使って解くものでした。その電卓の価格約100ドル。数学ってテキストも分厚くて高額だし、その上電卓の出費が加わり、かなり費用のかかったクラスでありました。が、その後このクラスで学んだことが何かに役立ったかというと・・・全然です。ちっ 機能満載の電卓だって使い道ないっす。ちっ ただ、ラクに気持ちのよい成績が取れたので「私って頭いい?」と一瞬でも勘違いでき、その点よかったかしら?ぷっ

さて、その代数の計算には、桁数の大きいものや、乗の数字が大きいものが常に含まれていたので、頭の中や紙の上で計算するのは無理です。(よい方法はあるのかもだけど?)よってこのクラスの代数では電卓はつきものだったわけです。こういったファイナンスで使う代数は、今やすべてコンピュータで計算されるでしょうが、そのクラスではファイナンス向け代数の理論を教わっていたと思います。今はもう習ったことはすっかり忘れてますが・・・・。

GREの数学セクションでも代数らしきものは出てきますが、日本で習った代数のように数字を左右に動かしまくって解いていくようなものではなく、全体的に数字を扱うというよりも、簡単な理論を問われているような感じです。なのでどの問題に関しても常識的に考えたら答えはコレでしょ?てなものです。(Multiple Choice)でも私にとって20年ぶりの数学ですし、問題のかたちも日本で経験のない問われ方な気がするものなので、常識的に考えたらこうでしょ?という問題すら解き方がわかりません。(恥)ズバリ、どう考えたらいいのかわからんのです。(恥)ところが解説を見ると原理は簡単なんですよ~。これは数学ではなく算数だ。キッパリ とにかくアメリカ風考え方に慣れなければなりません。あ、でも実はアメリカ風でもなんでもないのかもですけどね。若い頃数学なんて完全無視していたので、日本とアメリカの数学は比べようがなかったりして。あぁ、バカな私。

GREの数学話に移ります。
GRE数学セクションは二つに分野が分かれていて、Quantitative(量)として、Comparisons、Problem Solving、Graphsがあり、Problem Solvingには「統計」が含まれます。もう一つの分野はAnalytical(分析)ですが、これはまだやっていないので、どんなものかの説明は後日に回します。

QuantitativeのComparisonは、文字通り量の比較で、二つの量のうち、どちらが大きいかなどを答えるものです。それは記号が含まれる数字だったり、記号だけが並んだものだったり、図形の度数、面積、長さだったり、形は様々です。が、これがまー、どう比べたらいいのか、解説を読まなければほんとわからんのですー。(バカすぎ)でも計算としては単純で、解説を見るとびっくりするくらい簡単。

Problem Solvingは頭の柔軟ささが必要な気がします。特に妙なシンボル(☆とか●とか)が含まれるものは、それを見ただけで「こんなんわからんぞい」と思ってしまいますが、解き方はシンプル。問題の見た目に惑わされないよう、落ち着いて考えましょう~。なんていうアドバイスも載ってました。次にProblem Solvingにある「統計」。本格的な統計学はかなり難しいと思うのですが、GREの統計は普通に考えたら余裕で解ける程度のものです。(これで確実に点数稼げそうだぞと)

あとGraphsもそうです。ズバリ、小学生に出されている問題とも言え、問われていることはグラフを見ればわかるもので、計算は含まれないようです。ただ、しょーもないグラフの読み違いなどをしてしまいそうなので、気を抜かずに答えを出すほうがよさそうです。私の場合特に。ボソ

というわけで、以前耳にしたとおり、GREの数学セクションは日本人にはラクだと思います。アホで頭がカチカチな私は繰り返し問題を解く練習をしなければなりませんが、レベルとしてはHigher Education向けとは思えない・・・。(GREは数学の必要のない分野向けのテストですしね)がしかし、院に進もうが、進むまいが、これくらい考えられる能力はあったほうがいいだろうな、とは思います。とにかく、久しぶりの数学(算数?)をやって頭を軟らかくしたいものです。それに解説を読んで理解できるほどのものですから、楽しく取り掛かれるんですわ、これが。念の為、載っている解説だけではその原理がわからない問題パターンもあります。これらはどうしたらいいかしらねぇ・・・。

アメリカの数学に関しては↓kbtさんも記事にされています。興味のある方は是非GOです!
http://blog.alc.co.jp/d/2000645




北朝鮮問題ペーパー

2006年07月13日 | 政治学


最近のニュースやマガジンを見ていると、北朝鮮のミサイル発射の記事がゴロゴロありますな。
(↑左から:U.S.News, TIME, Newsweek)

この北朝鮮の平和を脅かす威圧的行動はかなり気になるところですが、海洋に落ちたミサイル、ちゃんと拾って片付けてくれるんだろうね?


北朝鮮で思い出すのが、進学してすぐに履修したAmerican Foreign Policyのクラスで(←すごく大変でした(汗))、課題の一つであったリサーチペーパーとして北朝鮮:核問題について調べたことがあります。リサーチペーパートピックは、当時(2004年)アメリカ外交政策対象として扱われていた国々がリストに挙げられ、その中から各自一つ選び出し、トピックの概要は自分で決めるというもの。確か20ほどの国や地域、はたまた大雑把な問題そのもの(Environmental Issueとか)がリストに並んでいたと思うのですが、進学したばかりの私にとっては、本格的な国際関係リサーチは初めてだったので、どれを選んだとしても苦労は間違いない。ということで、昔から妙に気になっていた北朝鮮問題に取り組むことにしました。(←Proposalを書いて提出し、教授の了解を得たあとやっとリサーチに取り掛かれます)

さて、リサーチは北朝鮮問題ならばなんでもいいというわけではなく、American Foreign Policyに関るものでなければなりません。がしかし、まずは日本語Webで大まかな問題を把握しようにも、当時見つけられた日本語情報はほとんど拉致問題に関するもので、American Foreign Policyには無関係・・・。こりゃー、頑張って英語だけで理解するしかないな。と、そりゃも~必死にリサーチ致しました。それに、それまでに一般教養でリサーチペーパーの経験はありましたが、それはENG101とモロ初歩のクラスで、Upper Divisionでのリサーチペーパー、しかも外交政策について調べるというのは、当時の私にしたらほぼ手探りで進めて行く作業でした。が、幸い同時に履修していた他のクラスでLiterature Reviewについて習っていたので(学者の書いたArticleを検索する方法とか)、リサーチペーパーに使える北朝鮮がらみの国際関係記事をかき集めることができ、なんとかペーパーを無事完成することができましたが、いやはや、Literature Reviewのことを知らなかったら一体どうなっていたことやらです。というのも、ネット情報を使ってペーパーを書くことは好ましくないのと、図書館にあった書籍だけではとても充分な情報は集められなかったと思うので・・。

でもって、自分の書いたリサーチペーパーを読み直してみると、あらあら、北朝鮮核問題がすごーくわかりやすい。(爆)細かい部分はもちろん?すっかり頭から抜けておりましたが、2年前に調べたことですから記憶に新しいものでもあります。そこにはアメリカと北朝鮮:核問題の一連の流れが(大雑把に)書かれてあり、まるでマガジンの北朝鮮問題特集みたいだったりして。でもそう考えると、大学レベルのペーパーってのはそれほど専門的ではないことになりますな。(私が書くペーパーだから尚更か?!)しっかし、ペーパーに書かれてあった、ブッシュ政権のPreemptive Actionとか、ブッシュの北朝鮮に対する命名axis of evilとかは、なんだか歴史を感じます。(もうですか?)

ちなみにですね、こういったアメリカと北朝鮮の核問題情報には日本のことは全くと言っていいほど触れられてませんでした。日本人側からすると、北朝鮮とくれば日本、という気がしますが、アメリカにとったら日本と北朝鮮の関係はどうでもいいことなんでしょうかねぇ。ちゅうか、外交政策ってそんなもんか。まずは自国の利益よね。


教育学部長に会う

2006年07月11日 | 教育関連話
んもー、本日やっとこさ、進学したいと考えている教育学部の某学部長に会うことができました。この学部長は以前とある人から連絡を取ってみるよう薦められた人なのですが、お薦めされるだけのことがある、とても親切そうな学部長でした。話を聞いたところ、以前はヨーロッパ系国際機関で働いていたそうで、つまりこのお方はヨーロッパの教育方針・発展などにお強いのかなと。一体どんなお仕事されてたのかしらん?(詳しく聞けばよかった・・・)

さて、自分は現在OPT求職中で、可能であれば教育関連で軽く実務経験を得たあと、大学院にアプライしたいということを伝え、資金面で苦しいのでassistantshipの可能性があるかどうかなど聞いてみたところ、やはり以前聞いたとおり、assistantshipはPh.D生徒対象らしいです。ガックシ さすがにPh.Dは恐れ多くて志願できません。だって私がPh.Dなんて図々しいの一言!たかがアメリカの州立大を出ただけで調子に乗るなって感じだし~・・・。世の中そんなに甘くない。ボソ

それから、Educational Policyの修士を得たとして、教育分野で仕事ができるかどうか、なんていうアホみたいな質問もしたところ、この分野の修士であれば、教育現場に限らず、政府やそのほか教育に関する機関でも重宝されるはずだとか。たとえば私の場合、ポリサイの学位を持っていることから、UndergraduateでEducationを専攻した生徒よりは、Educational Policyに関しては有利とも言えるそうです。確かにEducational Policyに関するGraduate Courseを覗いてみても、政治・政策に関るクラスが多いのです。(あと、経済とかね)なので私が履修してきた政治学のクラスたちが今後どう役立つかはともかく、ポリサイの学位ってのは、Educational Policyを学ぶための基礎としても見られそうです。学部長も私のUndergraduateの専攻が気に入ってたみたいだし。わはは がしかーし、たとえEducational Policyの修士を得ても、役立たずポリサイ学位と同じ目に合いそうな気も・・・。でもEducationに関する勉強がしたいし、教育関連の仕事に就きたいのだから、この分野の院に進むと思います。(今のところ)

今回の面会では何か話が進んだということはほとんどないのですが、人脈作りとしてはよかったと思います。と言いますのも、学部長に私の今後の様子をこまめに知らせてくれと言われまして、初めはご愛嬌?と思いましたが、何度もしつこく「報告してね」と言われたので、もしや今後の行き先に興味を持たれた? おまけに必要であればこの学部長の名前を使ってもいいと言われたのですが、アプライ時に明記してもいいってことかしら。(←なんとなく聞き流してしまった人)おーい  ま、直接顔を合わせて話をしたことで、こうやって人脈の一つができたようなものですから、やはり完全帰国になる前に学部長と会っておいてよかったです。日本に帰国したら「ちょっと話でも・・・」なんて絶対無理ですから~。アメリカは実力はもちろん、人脈・コネが重要と言いますし、とりあえず、OPTの仕事が決まったらこの学部長に知らせします。何か利点が得られるといいのだが。あぁ、OPTで少しでも教育関連の仕事経験をしておきたい。(切望)


Thesaurus

2006年07月08日 | 教育関連話


↑これは留学生や英語を勉強している人にはよく知られた、Merriam-Websterの辞書たちで、黄色のThesaurusには類義語が載っています。Thesaurusとあわせ、緑と赤の辞書も一緒に購入したのは、確か留学する前にTOEICを勉強していたころで、使える辞書類の一つとしてどこかで上げられていたので、(ミーハーな私は)早速Amazonで注文したのです。購入してからの使用頻度は・・・・・・


極低。ぷっ


これはアメリカの辞書なので留学先であるアメリカで使えるだろうと思い3冊とも持って来ましたが、振り返ってみるとあまり使ってません。赤い一般辞書はそのコンパクトさから何度か学校に持って行ったことがあるくらいで、自宅で使用したことはほとんどなし。あぁ、私らしい・・・。

さて、今回黄色のThesaurusを引っ張りだしたのには理由がありまして(←帰国に向け既にダンボール入りしていた)、Verbalセクション単語対策として、辞書ではなくThesaurusを使うよう、GREの問題集にアドバイスとして載っていたからです。ジャーン

GREで出題される英単語は、そりゃも~、見た事も聞いた事もないような単語が多く、GRE対策としてはまず類義語ボキャブラリーを増やすことが大事!ってことで、問題集のアドバイスどおり、Thesaurusを使って単語を覚える作業をやり始めました。問題集には例として少しばかり類義語一覧表が載っているのですけども、それらを写し出すだけでは頭に入らないし、作業的にも面白くない。そこで自分の興味のある英文(マガジンとか本とか)を読みながら、知らない単語が出てきたときには、辞書を使って意味を調べるのではなく、Thesaurusを引いておおよその意味を把握し、そしてそこに載っている類義語をフラッシュカードに書き出す方法を取ることにしたのです。これがまー、かなり楽しい!Thesaurusで単語を引いてみると、「See~~」と別の単語も引いてみろという指示もありまして、その単語に飛んでみるとさらに類義語が掲載されていて、似たような意味の単語がガシガシ集まります。

単語を単品で覚えるのではなく、英文の一部として知る方法は多少なりとも私には効果的な気がします。(丸暗記が得意なわけじゃないし)それにこの作業を通じて知る単語たちには感心!興味深い!(何)こういうことをもっと昔からやっていれば、大学在学中どれだけ役に立っただろう・・・なんて後悔しちゃいます。まぁ、在学中は「英語の勉強」なんてやっている余裕がなかったからしょうがないですが。とにかく、卒業して(ある意味)やらなくてはならない勉強がなくなった今、GRE対策という義務みたいなものができたことは私としてはとても嬉しいです。必要に迫られないとなかなか勉強ってのはできないもので、目に見える目標があってこその勉強なんですよねぇ、私の場合。ちなみにThesaurusを使ってのボキャブラリー作りは楽しいですが、全て頭に入っていくかというと、そう甘くないです、当然ながら。でも頑張ります。フンガー

今回のGRE対策がきっかけで過去の自分を思い出しました。大昔、英語に惹かれラジオ英会話などを使って自分なりに勉強しはじめたものの、結局英語に対する興味が薄れたこともあったのですが、TOEICの存在を知って高スコアという目標を持ったことで、英語に対する意気込みが復活しました。留学を決めてからはTOEFLスコアという目標を持ち、そういった目指すものがあると勉強のやりがいにかなり違いが出るものです。だって自分の実力とか結果が見えないと、いくら勉強しても宙ぶらりんな気分なんですよねー。(みなさんはどうかわかりませんが)

最後に、最近遊びの記事ばかりですが、これでも就活は密かに続けてます。まだ密かな動きの段階なので(何)、もうちょっと話が進んでからブログでお伝えしたいと思います。先に書くと「ボツでした~ダメでした~」なんて結果になりそうで嫌なので。ぷっ