多くの留学生は、コミカレ留学であれ、大学留学であれ、はたまた大学院留学であれ、アカデミック留学の前にまず現地の語学学校に通いますよねー。留学となれば住むのは(当然)外国で、その地が初めての場所である場合がほとんどでしょうし、語学力云々の前に、新しい生活環境に慣れる期間として、たとえ1ヶ月でも語学学校に通うことは、アカデミック留学準備の一つとして充分価値があると私は思います。がしかーし、このわたくしは語学学校抜きでコミカレに突入いたしました。これは決して自分の英語力に自信があったからではなく(あるわけがない)、留学直前まで携わっていた仕事の関係上、語学学校に通う時間が作れなかったから、つまり早めに渡米することが不可能だったからなのです。
語学学校に通った場合とそうでない場合を自分の体験として比較するのは無理ですが、とりあえず語学学校抜きでアカデミック留学を無事修了できたわけですから、日本から直接アカデミック学習に入ることは大それたことでもないし、無茶なこととも思いません。でも語学学校を飛ばすことにより思いがけない精神的苦労をする可能性は大かもです。ジャーン
私は語学学校に通わなかっただけでなく、Semesterが始まる4,5日ほど前にアメリカ現地入りしたため、生活用品を揃えたり、プレイスメントテストを受けたり、クラス登録をしたり、何がなんだかわからないまま必要なことを済ませたあと、あっという間に学期を迎えなければなりませんでした。おまけに留学先は想像以上に一般社会から隔離された場所であったことと、現地入りするまで予想もしていなかった「ベッドルームを他人とシェア」という、恐ろしい寮生活の状況にショックを受けたこともあり、留学最初の1ヶ月ほどはノイローゼになりそうなくらい辛い期間でありました。「たかがそんなことでノイローゼ?」なんて思われる方が大多数かもしれませんが・・・状況の受け止め方は人によって違いますから。価値観も人それぞれ違いますから。私にとって「社会から隔離」と「寮生活(ベッドルームをシェア)」は地獄のダブルパンチ環境だったわけですよ。
一般社会からの隔離はともかく、寮からはまずどうしても脱出したかったので、早速その旨学校(寮)側に伝えたところ、1年間の契約をした以上、退寮は返金なしの条件でするしかないとのことでした。ただ、唯一返金付き退寮方法として「編入」という手があることを知り、留学して早速他のコミカレへの編入手続きをすることに。慣れない土地での新生活の上、1●年ぶりの学生をしながら、見知らぬ土地への編入:引越し準備は、これまた精神的にきつかったです。(弱)編入許可が下りなければ寮に居続けなければならない、または支払済みのお金を捨ててまでキャンパスの外に住むかという不安爆発状況下、その頃当然セメスター中ではありましたが、精神的&物理的フリーダムを得るために(公共交通機関はほぼ無の地だったので)全く予定外だったNY州自動車免許を取り、車を購入しました。こういったもろもろの作業たちは、易しいクラスばかり履修していた最初の学期だからこそできたことだと思いますが、もしもっと早めに現地入り、または語学学校に通ってさえいれば、確実に避けられた問題や苦労だったと思います。
何度も言いますが、その体験の一体どこが苦労なわけ?何がそんなに不満だったわけ?と思う人はたくさんいると思います。実際ですね、そこにいた他の日本人留学生の一部には「編入してまで?なんなのこの30代。(呆)」と思われていたはずなんですが、ズバリ大金と貴重な時間を自分にとって価値のない場所で使いたくなかったのです。可能な限り満足の行く環境で留学生活を送りたかったのです。極端な話、その学校がアイビーリーグ校とかならともかく、たかがコミカレ、進学に関ること以外どのコミカレに通ってもほとんど差はないですから、いやいや気に入らない場所でアメリカ留学を続けるなんて、私には全く意味がなかったのですわ。特に当時はまだ進学予定はなかったので、その地だけで留学を終わらせたくなかったんですよね。せっかくアメリカに来たのにこれじゃあんまりだ。ですわ。ちなみにこのコミカレ編入は、誰に対しても義理やしがらみのない個人留学だったからできたことで、たとえば日本の専門学校を通じて留学していたり、親御さんに無駄な手間と出費をかけさせたくないと考える一部の若者は、コミカレはココで我慢、進学するまでの我慢・・ってな状況だったようです。(もちろん環境の好みや相性は人によるので、そこで満足していた日本人もいますよ、念の為)
このように、日本から留学先の下見ができるような余裕のある人以外、現地入りするまで生活環境なんてわからないものですから、たとえ英語に自信があっても、資金が苦しい状況であっても、(アカデミック留学そのもののためにも)、アカデミック学習に入る前にできたら現地の語学学校(またはカレッジ併設のESL)に行きましょう!何が何でも日本人と一緒にいたくないという人たち以外、語学学校は貴重な交流を広げる場になりますもんね。
それから、コミカレ編入後、日本人がいなくても、日本語を使う機会が全くなくても全然平気だった私ですが、これは一人でいることや行動することが心地よい体質であることが大きく影響していると思います。なので日本語で思い切り会話ができなくてもストレスなんて溜まりませんでしたし、ネットを繋いでなかった時期(1年半ほど)は日本語メールすらしたことがなかったりして。それでも精神的にな~んともなかったのは、自分は根っからのおしゃべり体質ではないからかと・・・。(ブログは長話ですけど)私みたいな人が留学生の中にどれほどいるのかはわかりませんが、特に若い子たちには同年代日本人の友達は必要不可欠だと思うので、同じ年頃の日本人留学生との出会いが多い語学学校の経験は、後のアカデミック留学の支えになると思います。(ろくでもない留学生もいるとは思いますが、そういうのからは自分で避けることは可能ですから)
以前見た、語学留学斡旋会社のブログに書かれていたことですが、英語上達のためにあえて日本人を避けた環境で留学生活をスタートするものの、予想外に精神的に辛い思いをし、帰国に至ってしまう日本人がいるそうです。(そのブログのURLはわかりません。勝手に内容を借用してすみません。)実際そういう経験をした人というのは、そういったことをわざわざ公にしないと思うので、留学個人情報満載なWeb上でもその実態はなかなかつかめるものではないですが、どんな理由であれ、少なからずいるんですよね、途中で留学を断念する留学生たち。日本人でなくても心を開ける友達ができればまた違うかもしれませんが、日本人が側にいたほうがいい人は当然いると思うので、日本人と出会いやすい語学学校(ESL)はお薦めですな。
一人が平気な私には(陰)↑に書いたような目的での語学学校経験はなくてもOKでしたが(年寄りだしね)、アカデミック学習に入る前に、語学学校(ESL)でアメリカの学習方法、たとえば基本的なペーパーの書き方などを習っておけば、入学先がたかがコミカレでもそれは貴重な学習準備になっただろうなと思います。何も知らないくせにいきなりアカデミック学習なんてやっぱいいことないですわ。無駄に苦労するだけ。ふっ
最後に、これまで何人かの日本人に「語学学校は失敗だった。日本人とつい固まってしまって英語が伸びなかった。」という話を聞いたことがありますけども、アメリカの生活環境に慣れる段階、アカデミック学習の準備段階と考えたら、「失敗だった」なんて結果にならないと思います。失敗だったと思うところはきっと「会話力」の部分で判断しているはずですが、だいたい語学学校の期間だけで会話力がそう一気に伸びるわけがないですし、短期間ならばたとえ日本人とずっと過ごしてしまっても自分にガッカリもしないでしょうし。違うかしら?語学学校への見方や期待をちょっと変えれば、その利用価値は高まると思いま~す☆
念の為、私は語学学校のまわし者ではありませんので。(通ったことがないんで実態はよくわからんし。)←無責任?
語学学校に通った場合とそうでない場合を自分の体験として比較するのは無理ですが、とりあえず語学学校抜きでアカデミック留学を無事修了できたわけですから、日本から直接アカデミック学習に入ることは大それたことでもないし、無茶なこととも思いません。でも語学学校を飛ばすことにより思いがけない精神的苦労をする可能性は大かもです。ジャーン
私は語学学校に通わなかっただけでなく、Semesterが始まる4,5日ほど前にアメリカ現地入りしたため、生活用品を揃えたり、プレイスメントテストを受けたり、クラス登録をしたり、何がなんだかわからないまま必要なことを済ませたあと、あっという間に学期を迎えなければなりませんでした。おまけに留学先は想像以上に一般社会から隔離された場所であったことと、現地入りするまで予想もしていなかった「ベッドルームを他人とシェア」という、恐ろしい寮生活の状況にショックを受けたこともあり、留学最初の1ヶ月ほどはノイローゼになりそうなくらい辛い期間でありました。「たかがそんなことでノイローゼ?」なんて思われる方が大多数かもしれませんが・・・状況の受け止め方は人によって違いますから。価値観も人それぞれ違いますから。私にとって「社会から隔離」と「寮生活(ベッドルームをシェア)」は地獄のダブルパンチ環境だったわけですよ。
一般社会からの隔離はともかく、寮からはまずどうしても脱出したかったので、早速その旨学校(寮)側に伝えたところ、1年間の契約をした以上、退寮は返金なしの条件でするしかないとのことでした。ただ、唯一返金付き退寮方法として「編入」という手があることを知り、留学して早速他のコミカレへの編入手続きをすることに。慣れない土地での新生活の上、1●年ぶりの学生をしながら、見知らぬ土地への編入:引越し準備は、これまた精神的にきつかったです。(弱)編入許可が下りなければ寮に居続けなければならない、または支払済みのお金を捨ててまでキャンパスの外に住むかという不安爆発状況下、その頃当然セメスター中ではありましたが、精神的&物理的フリーダムを得るために(公共交通機関はほぼ無の地だったので)全く予定外だったNY州自動車免許を取り、車を購入しました。こういったもろもろの作業たちは、易しいクラスばかり履修していた最初の学期だからこそできたことだと思いますが、もしもっと早めに現地入り、または語学学校に通ってさえいれば、確実に避けられた問題や苦労だったと思います。
何度も言いますが、その体験の一体どこが苦労なわけ?何がそんなに不満だったわけ?と思う人はたくさんいると思います。実際ですね、そこにいた他の日本人留学生の一部には「編入してまで?なんなのこの30代。(呆)」と思われていたはずなんですが、ズバリ大金と貴重な時間を自分にとって価値のない場所で使いたくなかったのです。可能な限り満足の行く環境で留学生活を送りたかったのです。極端な話、その学校がアイビーリーグ校とかならともかく、たかがコミカレ、進学に関ること以外どのコミカレに通ってもほとんど差はないですから、いやいや気に入らない場所でアメリカ留学を続けるなんて、私には全く意味がなかったのですわ。特に当時はまだ進学予定はなかったので、その地だけで留学を終わらせたくなかったんですよね。せっかくアメリカに来たのにこれじゃあんまりだ。ですわ。ちなみにこのコミカレ編入は、誰に対しても義理やしがらみのない個人留学だったからできたことで、たとえば日本の専門学校を通じて留学していたり、親御さんに無駄な手間と出費をかけさせたくないと考える一部の若者は、コミカレはココで我慢、進学するまでの我慢・・ってな状況だったようです。(もちろん環境の好みや相性は人によるので、そこで満足していた日本人もいますよ、念の為)
このように、日本から留学先の下見ができるような余裕のある人以外、現地入りするまで生活環境なんてわからないものですから、たとえ英語に自信があっても、資金が苦しい状況であっても、(アカデミック留学そのもののためにも)、アカデミック学習に入る前にできたら現地の語学学校(またはカレッジ併設のESL)に行きましょう!何が何でも日本人と一緒にいたくないという人たち以外、語学学校は貴重な交流を広げる場になりますもんね。
それから、コミカレ編入後、日本人がいなくても、日本語を使う機会が全くなくても全然平気だった私ですが、これは一人でいることや行動することが心地よい体質であることが大きく影響していると思います。なので日本語で思い切り会話ができなくてもストレスなんて溜まりませんでしたし、ネットを繋いでなかった時期(1年半ほど)は日本語メールすらしたことがなかったりして。それでも精神的にな~んともなかったのは、自分は根っからのおしゃべり体質ではないからかと・・・。(ブログは長話ですけど)私みたいな人が留学生の中にどれほどいるのかはわかりませんが、特に若い子たちには同年代日本人の友達は必要不可欠だと思うので、同じ年頃の日本人留学生との出会いが多い語学学校の経験は、後のアカデミック留学の支えになると思います。(ろくでもない留学生もいるとは思いますが、そういうのからは自分で避けることは可能ですから)
以前見た、語学留学斡旋会社のブログに書かれていたことですが、英語上達のためにあえて日本人を避けた環境で留学生活をスタートするものの、予想外に精神的に辛い思いをし、帰国に至ってしまう日本人がいるそうです。(そのブログのURLはわかりません。勝手に内容を借用してすみません。)実際そういう経験をした人というのは、そういったことをわざわざ公にしないと思うので、留学個人情報満載なWeb上でもその実態はなかなかつかめるものではないですが、どんな理由であれ、少なからずいるんですよね、途中で留学を断念する留学生たち。日本人でなくても心を開ける友達ができればまた違うかもしれませんが、日本人が側にいたほうがいい人は当然いると思うので、日本人と出会いやすい語学学校(ESL)はお薦めですな。
一人が平気な私には(陰)↑に書いたような目的での語学学校経験はなくてもOKでしたが(年寄りだしね)、アカデミック学習に入る前に、語学学校(ESL)でアメリカの学習方法、たとえば基本的なペーパーの書き方などを習っておけば、入学先がたかがコミカレでもそれは貴重な学習準備になっただろうなと思います。何も知らないくせにいきなりアカデミック学習なんてやっぱいいことないですわ。無駄に苦労するだけ。ふっ
最後に、これまで何人かの日本人に「語学学校は失敗だった。日本人とつい固まってしまって英語が伸びなかった。」という話を聞いたことがありますけども、アメリカの生活環境に慣れる段階、アカデミック学習の準備段階と考えたら、「失敗だった」なんて結果にならないと思います。失敗だったと思うところはきっと「会話力」の部分で判断しているはずですが、だいたい語学学校の期間だけで会話力がそう一気に伸びるわけがないですし、短期間ならばたとえ日本人とずっと過ごしてしまっても自分にガッカリもしないでしょうし。違うかしら?語学学校への見方や期待をちょっと変えれば、その利用価値は高まると思いま~す☆
念の為、私は語学学校のまわし者ではありませんので。(通ったことがないんで実態はよくわからんし。)←無責任?