蓼科山荘 双子池ヒュッテ 新米女将の日記

八ヶ岳 蓼科山の将軍平と、蓼科山・北横岳の山間 双子池の畔にある山小屋のこと、日々のこと、色々お届けいたします。

蓼科山荘より 5月初日の蓼科山と、蓼科山周辺の状況

2017年05月01日 | 日記
 今朝麓から八ヶ岳方面の空を見ると、朝焼けのオレンジがかった空の上に厚い雲の層があり、黒っぽくておかしな色だと思っていたら、午前中からお昼過ぎまで雨が降ったり止んだりしていました。正午前後には、強い雨と雷が鳴りました。(写真は4月30日のもの)
将軍平にいるオーナーから連絡があり、山は猛吹雪で、雷が山頂に落ちたという話がありました。
5月に入り、新緑のいい時期になってまいりましたが、山の上では冬と春の移り変わりの時期。今日のように荒れることもあるのですね。
麓も山の上も、お昼過ぎには天気が落ち着き、現在は曇り空となっています。
今日登山されていた方は、皆さんご無事であったか心配をしております。
登山中に急な天候の変化に見舞われた場合には、無理をせずに、可能であれば下山をしたり、近くの山小屋や安全を確保できる場所に避難したりして下さい。

 蓼科山の周辺の状況ですが、南側にある蓼科山登山口(女ノ神茶屋)からの登山道は、雪が溶けてほとんどなくなっています。
途中、雪が残っている箇所がありますので、蓼科山登山口から登られる場合でも、6本爪以上のアイゼンをお持ちになっていらして下さい。
麓から蓼科山の南斜面を見ても、白く見えるところがなくなってきました。
やはり北側に比べると、南側の方が雪がなくなるのが早いようです。
竜源橋からの登山道は、今シーズンに入ってまだ確認ができていませんが、将軍平から天祥寺原の方面をみると雪がまだ多く、足跡もまばらで人の入りは少ないです。初めて通る方は、道に迷いやすいと思いますので、蓼科山登山口もしくは、トレースのついている七合目登山口からお越しになって頂ければと思います。

 道路の状況は、蓼科山登山口(女ノ神茶屋)、竜源橋、七合目登山口ともに車で入れますが、七合目登山口より先の大河原峠まではまだ通行止めとなっておりますので、ご注意下さい。
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