蓼科山荘より 今年の営業終了致しました

　１１月５日（土）、小屋閉めの際に行われただんだん祭も終了し、今年も多くの方々のお力添えのもと、無事に小屋を閉めることができました。
今年一年、蓼科山荘を支えて下さった方々や、蓼科山に来られた多くのお客様に感謝しております。
また来年も、どうぞよろしくお願い致します。

蓼科山荘より 冬の始まり

　２日（水）の夜に降った雪が、寒さの影響で溶けずに残っています。
将軍平の周りは白くなり、小屋にいるともう冬が来たことを感じさせられます。

　
将軍平の様子

３日（木祝）の日中の気温は０～１℃、夜は－４～５℃になりました。
４日（金）朝も－４～５℃と、気温も一段と下がってきています。

　七合目登山口から登る道では、天狗の露地の手前から雪が見られ、標高が上がるにつれて量も少しずつ増えていきます。
２日以降の降雪は今のところないものの、残っている雪が踏みならされ、凍って滑りやすくなっています。
又、石にも氷がついているので、登山の際の足運びには十分に注意し、軽アイゼンをお持ちになることをおすすめ致します。
　
天狗の露地付近の登山道

　
将軍平直前の登山道と樹木

　蓼科山荘の今年の営業も、いよいよ明日土曜日の宿泊が最後となりました。
あとほんの数日ですが、よろしくお願い致します。

蓼科山荘より 積雪2～3cm

今週に入って、また気温が少しずつ下がり、今朝の気温は－３℃となりました。
蓼科山にも雪が積もり、積雪は２～３cmです。
お越しの際は、念のため軽アイゼンをお持ちになって、お出掛け下さい。

蓼科山荘より １１月１日、初冠雪

　先週末、麓では天気が良かったようですが、蓼科山荘のある将軍平は雲の中でした。
両日霧がかかり、日の差す時間がなかったので、寒い週末となりました。
土曜日の朝５時、７℃あった外の気温が、時間が経つにつれて下がり、日中は３～４℃、夕方には０～１℃となりました。
その日の夕方には、一瞬だけ霧が風で流される時間がありました。
それまでの霧で木の葉についた水滴が、気温が下がると共に氷になり、霧の切れ間から一瞬だけ見えた蓼科山は、樹氷で白くなっていました。幻想的な風景でした。

霧の切れ間から見えた蓼科山

樹氷

　翌日曜日も雲の中でした。朝は０～１℃、日中は３～４℃となりました。
週末は小屋の中にある薪ストーブをたいていましたが、これをたくだけで室内の温度が、外気温より１０℃～１５℃も温かくなりました。

小屋の薪ストーブ

　先月末に、天気予報が雨だと聞くと、雪になるのでは…と思いながら過ごしましたが、１１月に入り、本日とうとう蓼科山で初冠雪が観測されました。
早朝雪が降りましたが積もる程ではなく、その後時間の経過と共に気温も上がり、雨に変わったそうです。
朝は、雲に覆われていた蓼科山も、正午には青空が見えています。
　
朝の蓼科山　　　　正午の蓼科山

　先週末、朝の７～８時頃に蓼科山頂上に行かれたお客様より、山頂の岩が凍っていたことをお伺いしました。
これから気温の低い時に登られるご予定の方は、霜や氷で滑らないよう、足元の十分に気を付けていらして下さい。
又、蓼科山荘は、１１月５日（土）の宿泊をもって冬期休業期間に入ります。
トイレも、凍結による破損を防止する為、小屋と共に完全に閉めてしまいますので、小屋閉め以降に蓼科山を訪れるご予定の方は、ご注意下さい。