創発企業経営

起業13年目の会社の経営、事業報告

音声認識ソフトウェア (1)

2013年01月26日 | 経営

スマートフォンでの検索等に音声認識機能機能が使われるようになり、特に、車の運転等をしている場合に非常に便利だと気づいた方が多いのではと思います。 私も最近、文章の入力に音声認識ソフトを使うようになりました。

音声認識のソフトでよく知られているは AmiVoice と ドラゴンスピーチです。

 

私は、数年前に購入した旧バージョンのAmi Voice を使用していますが、音声変換の認識率を向上させるためにUSBマイクまたはヘッドセットの使用をお強くお勧めします。

これまでアナログタイプのマイク付きヘッドホンを使っていたのですが、マイクの音量を最大にしても感度が悪く、今回 USB タイプのマイク付ヘッドセットを購入しました。 USBタイプにするとノイズが少なく、マイクの感度も非常に良く使い勝手が向上しました。 何より大きな声を出さなくても音声を認識してくれるので、夜間の使用には必須アイテムです。 1人でパソコンに向かってしゃべっているのはおかしな姿ですから、小声での音声認識の必須ではないでしょうか?

音声認識は完璧ではありませんので、音声入力しながらキーボードで修正をしていくという使い方になります。 音声入力はか、手入力の3倍の速度と言われてますので、あとでキー ボードで修正しても、ずっと早く入力できます。 また、タイピングによって、腕が痛くなったりするようなこともありません。

今後、知的生産のため文章を書く人たちにとって、音声認識ソフトの使用はますます広まっていくことと思います。 最近のブログ記事は音声入力を使用しています。


「タッチ+アプリ」賞味期限

2013年01月26日 | 経営
2013年1月25日付 日経新聞朝刊に アップル社の利益拡大ペースの減速に関し「アップル神話 陰り」 という記事が出ていました。 それによると、画面をタッチし、アプリを使うという基本形は初代 iPhone が登場した6年前のままであり「タッチ+アプリ」の賞味期限を意識せざるを得ないとあります。
 
端末サービスの進化に関してこの先考えられる候補としては、個人的には2つの有望な入力方法があるのと考えています。一つは、描画の入力が可能なペン入力。 もう一つは、音声入力です。この2つの入力方法について次回記してみたいと思います。

上海にて

2013年01月20日 | 経営
上海博物館を出ると、20代であろう中国人カップルに写真を撮ってほしいと呼び止められました。
       どこから来たのか尋ねられたので 「日本から」と答えると、「日本のどこ?」と聞くので、「東京の北」と答えると 「春日部?」と意外な地名。 クレヨンしんちゃんが好きだといいます。
 
彼らはの上海の南の杭州から来たそうです。 これからお茶の会に行くので、良かったら一緒に行かないかと誘われました。
丁重にお断りして。南京路に向かいましたが、途中、初対面の若い中国人のグループ同士がお互い挨拶をしあっているのが目に入りました。  非常にオープンに自然に交流している姿を見かけました。     広い国土の様々な地方の人たちが、都会に集まってきて何かしら出会いを求めている。 米国とも日本とも異なる新鮮な交流のスタイルを感じさせる姿です。
 
日本では、様々な場面で、想定外の人から声がかかると非常に排他的な態度をとる人たちがいます。 人によっては、異端視したり、警戒したり、同じ日本という国でそれほど危険な人、警戒する人が多くなったのか?   あるいは日本人が知り合い以外とは付き合わないとても排他的な民族になったのでしょうか?
 
例えば企業には顧客以外にも多くの利害関係者がいます。 将来どのようなあたらしい関係ができないとも限りません。  突然訪ねてきた人がいたらすべて門前払いするのでしょうか?  中には本当に貴重な出会いがあったかもしれないのに。
 
中国ではタクシーに乗ったら運転席の横に乗って、普段無口な人でも大抵運転手とおしゃべりしています。 後部座席に乗る日本とは対照的です。    話がそれますが 上海の運転手は24時間交代で、知人が深夜にタクシーに乗車すると運転手が運転中に居眠りを始めたと言います。 始終話しかけても居眠りしようとするので危ないから途中で降りたといっていましたが..
 
日本は、先進国ですが、社会的には非常にクローズではないかと思います。 これまでは、そのクローズさが精巧で高品質の商品やサービスを生み出すのに役立ってきました。
 
しかし、グローバル化が進む世界では、オープンな関係に優位性が認められ、日本はこのクローズさに対するコストを払わなければならない状況に陥りつつあるように思います。
 

上海博物館

2013年01月16日 | 経営
上海に行く機会があり、休日に上海博物館を訪ねました。
上海博物館は、故宮博物院、南京博物院と並んで中国三大博物館にあげられています。
 
展示品には、磁器、玉器、書画、家具など多方面にわたりますが、青銅器は世界的にも有名なコレクションといわれています。
 
写真は1階の展示室の入り口付近に展示されている 「鑲嵌十字紋方鉞」
 
   中華の華という文字のもとになった夏代晩期の斧。 中央の穴の周りがトルコ石で象嵌されています。
この斧は、大きく重いので、武器としてより、儀仗用に使われたものといわれています。
 
制作年代は紀元前16-18世紀。 日本の邪馬台国が2-3世紀で、場所さえはっきりしないのに比べると、中国4000年の歴史といいますが、本当に歴史の遺物が出てくるところは驚きを禁じ得ません。
 
展示品は、数千年の時間を経ても残っているものを見ると時のフィルターにかけられ、誰が作ったのかもわからず、生活の実用のためのものも、そうでないものも一緒になっている強さを感じます。
 
青銅器に加え、中国文明の文字(漢字)、陶器(China)の発明もにより、歴史的に日本も大きな恩恵を受けてきたことを思いました。