私は身長が約180cmあり、背丈に合うバランスの馬がいませんでした。 今年5月に5歳になるこの栗毛の馬は、内国産とは思えない身体の大きさ、動きをします。
馬術は生物を使う唯一のオリンピック競技ですが、この若馬を通じて学ぶことがたくさんありました。これからもあると思います。
先日、名古屋に出張に行った際、新幹線の指定席に携帯を忘れてしまいました。改札のあたりで気づいて、駅員の方に伝えると、忘れ物センターの案内を書いた紙をいただきました。
この直後に仕事の約束があり、忘れ物センターに行くと乗り換え電車の時間に間に合わなくなる恐れがありました。
携帯を別に1つもっていたので、乗換えの移動中に忘れ物センターに電話して、座席の位置を伝えて確認をお願いしました。 しばらくすると連絡があり、「それらしい携帯があったので詳細は新幹線の終点の新大阪駅の忘れ物センターから連絡します」とのこと。 しかしながら 「現在忘れ物センターが混み合っているので今日中に連絡ができるかわからない」 とのことでした。
この時は、仕事が終わったら新大阪駅まで取りにに行かなければならないだろうと覚悟していました。
仕事を済ませた後、昼食中に新大阪駅から携帯に連絡がありました。
住所を確認して、私のものだとわかると 「受取人払いでよろしければ自宅にお送りできます」 しかも「今から送りますので翌日には着くと思います」とのこと。 これは本当にありがたかった。 謝意を伝えました。
翌日、自宅にきちんと梱包されて箱に入った忘れ物が届きました。 日本には素晴らしいシステムがあると思いました。 また私のミスに対して、迅速に対応してくれたJR東海は電話応対も含め素晴らしい会社です。
しかしながら、忘れ物はしないのが一番です。 このケースは本当に運がよかったからで、忘れものには注意することが一番です。
乗馬は身体意識を鍛えるためにとても良いと思います。 ピアノの練習のように、音符を読んで指を動かすことを繰り返し行うと、自然と指が動くようになるように、大脳の命令で意識して行う動作が身体意識(動作)として表現される。
その時、自然と動作に無理がなく、美が現れます。
アートは、サイエンスとの対比で人間が作ったものを指しますが、(一部の解釈が必要な絵画や音楽のように)意識や概念で作られている段階のアートには本質的な美しさは現れ難いように思います。 習い事を何のためにコツコツ練習するかといえば、思考が止まった、無意識な表現を実現するためだろうと思います。
中国の知人から、稲盛和夫氏の著書から3冊を選んでほしいと言われたので、次の3冊を薦めました。
1) 創造高收益 (高収益企業のつくり方)
2) 阿米巴経営 (アメーバ経営)
3) 活法 (生き方)
選択は著作から個人的に感銘を受けたものを選びました。「活法」の帯に230万部突破とあるのでほんとによく売れているのでしょうね。
数年前に中国の空港で稲盛氏の本が横積みになっているのを見かけて、中国人は良いものを取り入れるのに貪欲だと驚いたものです。
もう15年も前になりますが、勤めていた会社の上司が「組織には自燃性、他燃性、不燃性の人がいて、自燃性の人は勝手に頑張るから放っておけばいい。 最も比率の多い他燃性の人たちをどうするか」と言っていたのを聞いて「この人すごく良いこと言うな」と思っていたら、以前、京セラアメリカで仕事とをしていて、稲盛氏に同行して米国企業に営業していたとのことでした。