創発企業経営

起業13年目の会社の経営、事業報告

米国人の起業に対する考え方

2012年03月19日 | 経営

(ニューポート海岸にて、大西洋を望む)

今年2月、米国中西部から東部に飛行機で移動したときのこと。 偶々隣り合わせた米国人の男性は、息子の入学する大学を家族で見学に来たとのことで、米国でいま非常に業績の良い一流企業の工場長をしているそうです。
 
わたしが一昨年起業したことを話すと、まず Congratulations! と一言。 「自分はまだ家族のために安定した収入が必要だから」 とまるで一流企業に勤めているのを恥ずかしげに話していました。
 
米国ではもっとも優秀な学生は起業し、その次に優秀な学生は潰れそうな会社に行って自らその会社を立て直そうとする。 平凡な学生は安定した企業に行こうとするといいます。
 
充実感や経営の経験を求めるなら若いうちに困難な環境で自分を試してみるのは良い経験になるでしょう。いま特に環境変化が激しい世界で、安定を求めるよりも、変化を利用するべきです。  それができればいつでも安心して生きていけると思います。