先週末、芝公園で開かれた「みなと健康まつり」におじゃまし、党港区議団とともにございさつしました。
会場でみなさんと。
沖縄で、元米海兵隊員による女性の遺体遺棄事件が起きましたが、
何の落ち度もない女性の日常と未来を一方的におのれの身勝手のためにふみにじり、奪った蛮行を、決して許すことはできません。
犯罪を犯しても、「公務中」となれば日本に一次裁判権がない、日米地位協定のもと、
日本は米軍関係者にとって、好き勝手に占領者そのものでいられる、パラダイスです。
日本政府は、地位協定の見直しすら求めないありさま。
日米政府の「再発防止」ほどむなしい言葉はありません。
米兵が多く駐留すれば、それだけ事件・事故の危険が高くなることは、統計で明らかです。
米国防総省、沖縄防衛局の資料によると、在日米軍49000人中、27000人が沖縄に駐留(2015年3月現在)。
およそ半数が沖縄にいるということです。
また、警察庁によると、米軍関係者の警報犯検挙件数(1989~2015年)のうち、
半数近い1900件が沖縄に集中しています。
1972年の本土復帰後も、1か月に1回以上、殺人、強盗、放火、強姦といった凶悪犯罪が繰り返されています。
基地があるせいで、事件が起こる。
25日の県民集会の参加者や翁長知事が、沖縄に基地が集中する現状に怒りの声を上げているのは、あまりに当然です。
日本防衛の任務を持たない、殴り込みのための海兵隊は、人を平気で殺せるよう、普段から訓練され、人間性を奪われています。
辺野古の新基地であと200年も国民の血税を注いで居座らせることが、許されるのか。
基地を撤去することこそ、一番の再発防止策です。