◆パン工房 ぽこ・あ・ぽこ◆

パン屋での出会いや発見。新作パンの紹介。
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複雑な里親探し

2016年11月19日 | 日記

話せば長ーいわけあって、我が家に新しい家族が増えました!左ガツガツ食べる「めしこ」と右イケメン「ジョニー」です。

先月半ば、旦那が道で車にひかれそうな子猫3匹を保護してきました。まだ生後1ヶ月くらい。最初はスポイトでミルクをあげていました。確かにかわいい。
でもどうしよう?
先住のパン吉くんはご立腹で、今まで見たこともない歯をむき出した顔で「シャーー」。パン吉も歳をとってきたので、あまりストレスを与えるのもかわいそう。さすがに3匹は無理だなあという結論に至りました。
メス1匹だけは不妊手術の心配もあるのでうちで飼うことにして、あとのオス2匹は里親を探すことにしました。まずは、友人知り合いから当たってみましたが、家族の誰かが反対とかでなかなか見つからず。そこで里親募集のサイトに投稿してみることにしました。
投稿してすぐ、TNR活動をしているという女性から「譲渡条件が甘いと虐待目的の人に狙われやすいので気をつけて下さい」という内容のメールを頂きました。そこには譲渡契約書や、身分証明書の提示など気をつけるべきことと共に、2ちゃんねるの掲示板のURLも載せられていました。さすがに怖くて見ていませんが、40半ばにして世間の闇を知らされた気がしました。そんな概念がまったくなかったので、正直ショックでした…
何よりも悲しいのは人をまず疑うところから始めなきゃいけないということ。今回県外からの応募もあったのですが、なんでこんなに遠くまでわざわざ来てくれるのかを怪しむ自分に悲しくなりました。本当に子猫をかわいいと思ってくれただけけかもしれないのに。
それでも譲る側の責任として、いざとなったらこちらから訪ねられる県内の方に譲ることにしました。
幸いオス1匹の里親になってくれた家族は猫好きで、2匹は無理ということで、すごく悩んで1匹を選んでくれました。でももう1匹の成長も気になると言ってくれて、定期的にメール連絡することになりました。かわいがってもらえるお家が見つかって一安心。
やっぱり人は信じたい!!
さすがにこの1ヶ月精神的に疲れてしまったので、里親探しはやめて2匹を飼うことになったわけです。結果一番かわいそうなのは、パン吉くんかもしれませんでもヤキモチやいてすねたり、やたらと甘えてくるおじさんぱんきぃがかわいくて仕方ありません。