広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

クルルのダンディズム

2013年08月18日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd42話。特殊時空でハンター型の宇宙人に、理由は不明だが襲撃されている、ママどの。そのママどのを助けに向かったケロロ小隊は、あっさり敗れ。
残るクルルは「こいつを使いな。あんたのバイクに(超兵器化飲料)ナノラを飲ませて、機能UPしたものだ。相当、やれるはずだぜぇ。あとは自分でやんな」と言い残して、自分のマシンに飛び移る。

2nd26話で、イデオンガンぽいのを使って、ケロン軍ヘビー機動メカを撃退したクルル。そして、2nd43話では、クルルに助けられて「ホレた」という理由で、カララがペコポンへ。だが、クルルは「やめときな。オレにホレると、ヤケドするぜぇ」と言い放つ。花嫁修業の成果として、カララのメガネ芸を見せられ「なかなかやるじゃねぇか。ほらよ、ごほうびだ」と、焼き芋を渡す。その焼き芋で熱がる様子を見て「言ったろ。オレにホレると、ヤケドするってな」と、どこまでも「嫌な奴」という自分の美学を貫く。

これは、プラスのギャップ効果。普段が「次は、オレの番だな。侵入者を、オレ様特製の悪夢に引きずりこんでやるぜぇ。ク~ッ、クッ、クッ、クッ」(2nd42話)と言ってるタイプだけに、時々の「渋さ」が、かっこよく見えてしまったりするという。
逆に、本来がハードボイルド担当のはずのギロロの場合。「ナツミ~」と叫ぶたびに、「かませ犬」さが目立ってしまうのも、マイナスのギャップ効果。

冬樹の世界征服

2013年08月18日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。2nd43話。タママの後輩であるタルルとカララが、再びペコポンへ。そのカララの父の名は、ドババ(ケロン星では、ドババインベストリーの会長)つまり、カララは、「ええとこのお嬢様」と知って、ゴマするケロロ。しかも「お子ちゃま」と油断する中。

夏美は「無邪気さが恐いのよ。あんたが小学生の時に書いた『将来の夢』おぼえてる?」と、冬樹に問う。本人は忘れているが「世界征服」と書いたとか。
ギロロも「この基地には、強力な侵略兵器が満載なんだ。ちっとも、侵略が進まんのが不思議なぐらいにな」「子どものやる事の恐ろしさは、身に染みてる。ガキの頃から、ケロロと付き合っていれば」と、実体験あり。例えば「行くなと言われた所に行く」「入るなと言われた所に入る」など。

そして、武器庫の警報が鳴る。お子ちゃまの行動理念は、侵略さえ「遊び」感覚であり。さらに「捕まったら怒られる」と思っているから、武器を使うのをためらわないという怖さがある。