メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

LOOPER/ルーパー

2013年01月24日 | 映画
LOOPER/ルーパー を鑑賞。


近未来、不完全なタイムマシンが開発されていたが使用は禁止されていた。
30年後の未来の犯罪組織はそのタイムマシンを密かに利用して現代の暗殺者・通称ルーパーに報酬の銀塊と共に送りつけ殺させる。
未来では証拠を一切残さずに死体を処理でき、現代では身元の無い死体がひとつできるだけの完璧なシステム。
そうして30年後では口封じの為に元ルーパーを現代に送りつけ本人に殺させる。
一生暮らせるだけの金塊と共に未来の自分を殺してルーパーを卒業して30年の余生を楽しく暮らすシステム。
そんなルーパーの一人ジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の元に未来のジョー(ブルース・ウィリス)が送り込まれる。
そうして未来のジョーを逃してしまう。
それを追う現代のジョー、未来のジョーは未来で突如現れて未来をめちゃめちゃにした謎の男のルーツを追って自ら過去にやってきて、まだ幼い現代のそいつを殺そうとしていた。


ってお話。


なんかそそる予告編や番宣を観させられて、気になって観に行きました。

ハリウッドの大ドンデン返し狙いモノにはホントにホントにお腹いっぱいですが、
それでもみんなの発想力を観たくなって観に行っちゃうのです。

そうしてこの映画はある意味衝撃的でした。
そういった意味では凄いです。

はじめに感想だけ言いますけど糞つまらない映画です。
相当酷い映画でしたけど。

特に秘密を売りにしてるわけでも無さそうなので言っちゃいますけど、
大ドンデン返しがあると思わせて何にも大ドンデン返さないという斬新な映画でした。

何かあるんだろう?何かあるんだろう?
うん、うん、それでそれで?
序盤に何か思わせぶりなヤツがあったじゃん。
で、未来は?未来は?
コイツの正体は?正体は?
実際はコイツが未来で?

とか色々想像させられますが、何一つひねりも答えも無く、
そのまんまの物語でした。

ホントにビックリでした。

何も無しかい!

と突っ込まずにはいられませんでした。
あんなに沢山の思わせぶりのシーンはなんだったのさ!
という裏切りでした。

ラストシーンと思われる場面が終わってからも、
「からの~?からの~?」と心の中で唱えずにはいられませんでした。

ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィットは妥当にいつも通りでした。

最近僕の気になるエミリー・ブラントもイマイチ無駄遣いなキャスティングでした。

冒頭の設定説明や世界説明はとても引き込まれるモノがあっただけに、
何も起きずに進んでいく物語にただただ減点していくのみでした。


そんなわけで3点です。


作り手さん達は知らなかったのかな~?
こんなのにそっくりな○ーミネーターって映画があるんですよねー。
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