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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ボス・ベイビー

2018年03月30日 | 映画
ボス・ベイビー
を観ました。


7歳のティムの元にやってきたのは、
黒いスーツにブリーフケース、ネクタイをビシッと締め
チャキチャキ歩く赤ちゃん“ボス・ベイビー”。
ティムの弟として迎え入れられた彼は普通じゃない。
ある秘密の任務があったのだ…。


ユニバーサルとドリームワークスの共作第一弾。
流石のプロジェクトでかなりのクオリティのアニメでした。

作品のテイストとしてはピクサー感も強く毎度間違える人が多いユニバーサルアニメですが、
今作は過去でもトップクラスにそのピクサー感、ディズニー感が強かった気がします。

まず、アメリカアニメ映画のお約束の冒頭の短編がクオリティ高いですね。
あれはディズニーでもピクサーでも毎度非常にクオリティ高いですよね。
今回は何か不思議な生き物を守る小動物の物語でしたがそれだけで泣きそうになりました。

本編ですが赤ちゃんというものを真っ向から向き合うほのぼのコメディでした。
赤ちゃん状態をまるで病気の様に扱うコミカルさで、赤ちゃんという生き物が不思議でしょうがない自分にはかなりピンときました。
そういう赤ちゃん病にならない僅かなタイプの赤ちゃんが主人公で、赤ちゃん状態にならないように努力しながらスパイのようなミッションをこなす物語でした。

赤ちゃんのフリをしながらスパイであることに唯一気付くお兄ちゃんの目線で物語は進み、その二人の確執が大きな柱でした。
かなりテンポが良く非常に見心地が良く老若男女が楽しめる映画でした。
昼に観に行ったので劇場はかなりの客入りで多くの子供がいたのですが、可愛い笑い声がめちゃくちゃ上がっていました。
やっぱり子供はオナラとかの下ネタが好きですね。
子供はどこからくるのか?というファンタジーも適度で子供の教育にも良さそうでした。

遊び心溢れるアニメーション演出で、色々なタッチの絵が取り入れられています。
どれもコレも非常にハイレベルでアート系の仕事をする人や趣味の人にはいい教材になりそうな程でした。
そういう表現技法でもかなりの見ごたえがありました。

しょうもないシーンをインディ・ジョーンズパロディな演出で見せたりしていて、年配の男性でも楽しめる要素はありました。

かなりテイストは良いのですが、そもそものテーマや物語がちょっと不足してる感じはありました。
このセンスと技術があればちょっと良いテーマと脚本を作れれば大ヒット作になりそうな予感はあったのですが。

それにしても近年のアメリカフルCGアニメのレベルが非常に高いなと感じています。
今後もますますの発展がありそうですし、大きな産業になりそうですね。

同時期にやっているリメンバー・ミーも早々に観てこようと思います。


そんなわけで8点。

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