レッド・スパロー
を観ました。
ステージでの大ケガによって、ボリショイ・バレエ団での地位を失ったドミニカ・エゴロワ。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、ロシア情報庁の幹部である叔父のワーニャだった。
病気の母親の治療費を工面するため、ドミニカはワーニャの指示で、スパイ=〈スパロー〉の養成学校へ送られる。
標的を誘惑し、心理操作するテクニックを学んだドミニカは、その才能を買われ、ロシア情報庁の上層部に潜む、アメリカとの内通者を探り出す任務を任されることになった。
モスクワからブダペストへ動いたCIA捜査官、ネイト・ナッシュに接触したドミニカは、彼から内通者の正体を聞き出そうとする。
ハニートラップでネイトの心をとかしていくドミニカ。しかし二人の関係は立場を超えた複雑なものになっていく。
そして、その任務はドミニカを想像も超える運命に導き、彼女は敵国アメリカのみならず、祖国ロシアからも狙われることに…。
窮地に立たされたドミニカが大国を相手に仕掛けた最大のトラップ=罠とは!?
フランシス・ローレンス監督作品です。
ハンガー・ゲームの監督さんなので似たような女性ヒーローモノかな?と単純に予想して観に行ったのですが。
かなり裏切られました。
いやはやめちゃくちゃ凄い映画でした!
R15ですがR18でも良いくらいの過激な映画でした。
大好きなジェニファー・ローレンス主演なので喜んで見ようと思ったのですが、
こんなにダークで過激な映画とは思わず観た後のダメージデカかったです。
性描写も凄いですし残虐描写も凄いです。
しかも前振りもないと言うか、来そうだなってのはあるのですが、
心の準備が整わないタイミングで展開してしまうのでなかなかショッキングでした。
冒頭の謎めいた緊迫的な状況、それと相対する大きなバレエ・ダンスの舞台。
セリフもなくかなり重い空気でいきなりかなり心掴まれました。
予告から何か強い女性ヒーローの映画と思ったのですが、そうではなく、アメリカとロシアの極限のスパイ戦争でした。
とかくロシアの掟が恐ろしすぎて。
コレを現代劇という設定でやってることがなかなか驚きでもあります。
選択肢のない事情でスパローという女スパイに過激に鍛えられます。
痛快に活躍するキングスマン的な展開かと思いきや、敵も強いのでそう単純でもなく。
かなりやられたりかなりのピンチにもなります。
描写が容赦無い映画という刷り込みは序盤でされているので、後半の脅し等が怖すぎてしかたなかったです。
失敗したらシャレにならない、裏切ったらシャレにならない、という緊張感が凄かったです。
かなり静かなトーンで恐怖を描くし、説明が少なめなので。
主人公がどっち側に居るのか?正直かなり難しかったです。
今裏切っているのか?更に裏切っているのか?それを更に裏切っているのか?みたいな無限ループに入り込んだかのようでした。
コレは集中しないといけない映画だ、と身が引き締まる作品でした。
自分の大好きな賢い人間同士の騙し合いですね。
主演は大好きなジェニファー・ローレンスですがめちゃくちゃ美しかったです。
それでいて時々はキュートさもあってめちゃくちゃ可愛いし。
今までもセクシーな役はありましたが、ここまで容赦ないのは初めてでショッキングでした。
めちゃくちゃ興奮してしまいました。
拷問受けたりもするのでかなりつらかったですね。
こんなにルックスが良い女優さんがここまでの演技してしまうと無敵ですね。
シャーリズ・セロン的な路線になりそうです。
アメリカ側のCIA諜報員が大好きなジョエル・エドガートンでした。
自分の中ではかなり優秀なカメレオン俳優だと思っています。
今作は優秀な諜報員でイケメン的な役でした。
イケメンとは思ってないのですが、ちゃんとそれ風になるのは流石です。
マティアス・スーナールツが恐ろしいロシア側の諜報員でした。
この人が主人公の叔父でありながら姪っ子を残酷にも体を武器にするスパイにしたり、失敗したら殺そうとしたり。
素晴らしい恐ろしさを醸し出していました。
ちょいちょいこの手の雰囲気の役が多いきがしますね。
ジェレミー・アイアンズも同じくロシア側の恐ろしい幹部で。
良いアウトレイジ的な雰囲気が出ていました。
久々に度肝抜かれる映画でした。
マイナス点はロシアの人達が英語で話してるシーンが多すぎるところですかね。
ここをちゃんとロシア語でやっていたらもっと怖かった気がします。
そんなわけで9点。
を観ました。
ステージでの大ケガによって、ボリショイ・バレエ団での地位を失ったドミニカ・エゴロワ。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、ロシア情報庁の幹部である叔父のワーニャだった。
病気の母親の治療費を工面するため、ドミニカはワーニャの指示で、スパイ=〈スパロー〉の養成学校へ送られる。
標的を誘惑し、心理操作するテクニックを学んだドミニカは、その才能を買われ、ロシア情報庁の上層部に潜む、アメリカとの内通者を探り出す任務を任されることになった。
モスクワからブダペストへ動いたCIA捜査官、ネイト・ナッシュに接触したドミニカは、彼から内通者の正体を聞き出そうとする。
ハニートラップでネイトの心をとかしていくドミニカ。しかし二人の関係は立場を超えた複雑なものになっていく。
そして、その任務はドミニカを想像も超える運命に導き、彼女は敵国アメリカのみならず、祖国ロシアからも狙われることに…。
窮地に立たされたドミニカが大国を相手に仕掛けた最大のトラップ=罠とは!?
フランシス・ローレンス監督作品です。
ハンガー・ゲームの監督さんなので似たような女性ヒーローモノかな?と単純に予想して観に行ったのですが。
かなり裏切られました。
いやはやめちゃくちゃ凄い映画でした!
R15ですがR18でも良いくらいの過激な映画でした。
大好きなジェニファー・ローレンス主演なので喜んで見ようと思ったのですが、
こんなにダークで過激な映画とは思わず観た後のダメージデカかったです。
性描写も凄いですし残虐描写も凄いです。
しかも前振りもないと言うか、来そうだなってのはあるのですが、
心の準備が整わないタイミングで展開してしまうのでなかなかショッキングでした。
冒頭の謎めいた緊迫的な状況、それと相対する大きなバレエ・ダンスの舞台。
セリフもなくかなり重い空気でいきなりかなり心掴まれました。
予告から何か強い女性ヒーローの映画と思ったのですが、そうではなく、アメリカとロシアの極限のスパイ戦争でした。
とかくロシアの掟が恐ろしすぎて。
コレを現代劇という設定でやってることがなかなか驚きでもあります。
選択肢のない事情でスパローという女スパイに過激に鍛えられます。
痛快に活躍するキングスマン的な展開かと思いきや、敵も強いのでそう単純でもなく。
かなりやられたりかなりのピンチにもなります。
描写が容赦無い映画という刷り込みは序盤でされているので、後半の脅し等が怖すぎてしかたなかったです。
失敗したらシャレにならない、裏切ったらシャレにならない、という緊張感が凄かったです。
かなり静かなトーンで恐怖を描くし、説明が少なめなので。
主人公がどっち側に居るのか?正直かなり難しかったです。
今裏切っているのか?更に裏切っているのか?それを更に裏切っているのか?みたいな無限ループに入り込んだかのようでした。
コレは集中しないといけない映画だ、と身が引き締まる作品でした。
自分の大好きな賢い人間同士の騙し合いですね。
主演は大好きなジェニファー・ローレンスですがめちゃくちゃ美しかったです。
それでいて時々はキュートさもあってめちゃくちゃ可愛いし。
今までもセクシーな役はありましたが、ここまで容赦ないのは初めてでショッキングでした。
めちゃくちゃ興奮してしまいました。
拷問受けたりもするのでかなりつらかったですね。
こんなにルックスが良い女優さんがここまでの演技してしまうと無敵ですね。
シャーリズ・セロン的な路線になりそうです。
アメリカ側のCIA諜報員が大好きなジョエル・エドガートンでした。
自分の中ではかなり優秀なカメレオン俳優だと思っています。
今作は優秀な諜報員でイケメン的な役でした。
イケメンとは思ってないのですが、ちゃんとそれ風になるのは流石です。
マティアス・スーナールツが恐ろしいロシア側の諜報員でした。
この人が主人公の叔父でありながら姪っ子を残酷にも体を武器にするスパイにしたり、失敗したら殺そうとしたり。
素晴らしい恐ろしさを醸し出していました。
ちょいちょいこの手の雰囲気の役が多いきがしますね。
ジェレミー・アイアンズも同じくロシア側の恐ろしい幹部で。
良いアウトレイジ的な雰囲気が出ていました。
久々に度肝抜かれる映画でした。
マイナス点はロシアの人達が英語で話してるシーンが多すぎるところですかね。
ここをちゃんとロシア語でやっていたらもっと怖かった気がします。
そんなわけで9点。