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西遊記2~妖怪の逆襲~

2017年09月25日 | 映画
西遊記2~妖怪の逆襲~
を観ました。


妖怪ハンターの三蔵法師(クリス・ウー)は、病を患いながらも孫悟空(ケニー・リン)、猪八戒(ヤン・イーウェイ)、沙悟浄(メンケ・バータル)たちと天竺に向かって貧乏旅を続けていた。
山の中で見つけた一軒の豪邸に水を貰おうと立寄ると、そこは美女たちが住んでいて、三蔵法師一行を歓待する。だが、その美女たちこそ人間を喰らう蜘蛛女たちだった。孫悟空の活躍で蜘蛛の妖怪たちを殲滅するものの、その荒っぽいやり方に三蔵法師は孫悟空を怒鳴り散らす。
あまりにも理不尽な三蔵法師から逃げるために、孫悟空は彼を始末しようと企むが、如来神掌なる技を持ってると言う三蔵法師に結局は歯向かうことができなかった。
そんな中、一行は比丘国に到着し、九宮真人(ヤオ・チェン)に迎えられたが、ここの国王は子供のように心のままに動くとんでもない国王だった。国王の機嫌を損ねた三蔵法師は孫悟空の力を借りるが、むしろ悪化させてしまい、窮地に陥ってしまう・・・・


ツイ・ハーク監督作品です。
前作はチャウ・シンチー監督でしたが今作ではチャウ・シンチーはプロヂューサーでした。
チャウ・シンチーは少林サッカーの監督・主演で一躍有名になりましたね。
今でもやっていることは変わりません。

前作はなかなか破天荒な西遊記で日本人がイメージする西遊記とはまるで違っていました。
孫悟空はかなり極悪の妖怪でそれと対決してなんとか仲間にするような物語でしたが。
今作はお馴染みの3人を引き連れて三蔵法師が妖怪退治をしながら天竺を目指すお話でした。
イメージはあまりに斬新ですが、コレは中国人が

冒頭からなかなかインパクト強い始まりで。
とことんまでのおバカ映画です。
なんか順番が逆転している感じで変ですが、珍遊記みたいなテイストです。
支離滅裂でおバカでとことんぶっ飛んでいます。

仲間内のいがみ合いのレベルが世界を滅ぼしかねない次元で凄いです。
そもそも孫悟空、猪八戒、沙悟浄たちの造形からしてインパクト強すぎます。
全く親近感抱けない気持ち悪い面々です。

納得行かないツッコミたい場面も多々ありますが、それを突っ込むのも馬鹿らしい仕上がりです。

ハリウッドの大作で巨大な何かが出てくることって良くありますね。
トランスフォーマーやインディペンデンス・デイ:リサージェンスみたいに。
でもコレが最大かも知れません。
もう比較対象が凄まじい感じで非常にでかいです。
巨大化した孫悟空は耳の中に三蔵法師を入れるくらいでかいですが、
敵のお釈迦様的な妖怪はそんな孫悟空を手のひらに乗せてしまうくらいでかいです。
それらを蚊みたいに叩き潰す巨大な手。

何かここまで行くと清々しいです。
グズグズのお馬鹿過ぎて退屈でしんどいシーンも多いですが。
そもそも入り込めない人には地獄の2時間になりそうですが。
自分も高い点数は付けませんが。
好きか?嫌いか?と聞かれたら、好きと答えたくなる作品です。

エンドロール後のお遊びもかつて見たこと無い斬新なおふざけでした。


そんなわけで4点。

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