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HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY

2017年09月19日 | 映画
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY
を観ました。


仲間との固い友情で結ばれた男たちの物語は、SWORD地区の空と未来をかけて、最大の決戦へ。
SWORD地区──。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームが拮抗するエリアは、それぞれの頭文字をとってそう呼ばれていた。バラバラだったSWORDのメンバーたちは、伝説のチーム「ムゲン」のリーダー・琥珀(AKIRA)率いる湾岸連合軍との“コンテナ街の戦い”に辛くも勝利。街は束の間の平和を取り戻していた。
しかし九龍グループによるカジノ計画が立ち消えになったわけではなく、山王連合会を率いるコブラ(岩田剛典)は、九龍に対抗するため各チームのリーダーを集め自衛のために「SWORD協定」を提案。だが、リーダーのスモーキー(窪田正孝)を病で欠いたRUDE BOYSは、「俺たちは明日を生きる方が重要」と判断を保留。White RascalsのROCKY(黒木啓司)にも「うちは女を守れればいい」と拒絶されて、交渉は決裂してしまう。
ROCKYが協定を蹴ったのには理由があった。White Rascalsと敵対する悪名高いスカウト集団・DOUBTを束ねる“狂犬”林蘭丸(中村蒼)が監獄から出てくる情報を掴んでいたのだ。過去の因縁から闘いが再燃し、他のチームに飛び火することを何より恐れていた……。金と力以外一切信じない蘭丸は案の定、出所するやいなやWhite Rascalsの縄張りを急襲。それだけでなく、監獄内の“絶対王者”として君臨するジェシー(NAOTO)や、フォー(関口メンディー)などの「PRISON GANG」を豊富な資金力で監獄から呼び寄せ、圧倒的戦闘力でSWORD地区全体を支配下に置こうとする。その攻勢の前に切り崩されていくWhite Rascals。傷だらけのROCKYにコブラが手を差し伸べようとするが、「自分で立てるうちは、自分の足で立つべきだ」と素直に応じられない。
その一方で、カジノ建設計画をめぐるもう一つの闘いも繰り広げられていた。鍵となるのは、九龍グループと政治家の癒着を示す証拠を収めたUSBメモリ。雅貴(TAKAHIRO)、広斗(登坂広臣)の雨宮兄弟は、兄の尊龍(斎藤工)が命と引き替えに奪い取ったこのデータを、かつて自分たちと熾烈な闘いを繰り広げた琥珀に託していたのだ。親友の龍也(井浦新)を殺された復讐心から自分を見失い、張城のSWORD侵略計画の先棒を担いだ過去を持つ琥珀は、「もう間違いたくない」と決意。相棒の九十九(青柳翔)と共に、スキャンダル公表の下準備を進める。しかし九龍もまたその情報を察知していた。癒着が明らかになれば、グループ自体が崩壊の危機に瀕してしまうため、黒崎会の若頭・九鬼源治(小林直己)を暗殺者として差し向ける。
DOUBTとPRISON GANG連合軍とのケリをつけるべく、決戦の場へと赴くROCKY。圧倒的な勢力差を前にWhite Rascalsは絶体絶命の窮地に陥るが──。
そこに現れたのは、仲間のため街のために覚悟を決めたコブラ(岩田剛典)らSWORDの仲間たちだった。
闇の組織・九龍グループの刺客、源治が振るう日本刀をかいくぐって共闘する琥珀、九十九、雅貴、広斗の四人──。
それぞれの想いが交差する中、未来をかけた最大の戦いが始まった。その果てに待ち受けるものは、希望か、それとも絶望か──。


独特のスタイルを作っているHiGH&LOWの最新作です。

前作とRED RAINの続編にあたるような作品です。
作品設定やストーリーの振り返りはいつもながら序盤でそこそこの尺を使ってくれるので、
一見さんでも見れるかもしれません。
ただストーリーはがっつり続きなので過去作を見てからの方が良いでしょう。

今更取り立てて書くことも無いのですが。
相変わらず、ざっくりいうなら、イケメンたちがスローモーションでカッコつけてる映画です。

前作同様、SWORDの外から来る面々をSWORDが手を組んで対抗するパターンです。
主にWhite Riotがターゲットにされてそれを他が助けるパターンでした。
なるほどそれならば順番にみんなカッコよく登場できてその度に形勢逆転的な痛快さを作れますからね。

ストーリーも場面場面の演出も非常に既視感の強いモノだらけです。
日本映画にしては頑張ってるな!の印象は凄いですが、ハリウッドを必死に真似てるだけなので面白いにつながるのかは別問題です。
かなり大量の人間の乱闘をシームレスにフォーカスする極面が移り変わって行くのは見事です。

しかしみんなカッコつけすぎていて僕は見ていて恥ずかしさすら感じるのですが。
若い子たちだと大丈夫なのですかね?

基本LDH系の作品は”っぽさ””風”を出すのに全力ですね。
そしてその完成度は決して低くないので悩ましいです。
真似ようとするポイントとその完成度が適度なので。
このクオリティをコメディに活かせば一流でしょうが。
最近のゲームのムービー部分を観ているみたいな気分です。

今作は極道部分の比率も増えてきたので。
もはや逆に龍が如くの実写を観ているかのような気分でした。

ロケーションやら場面場面のセットのこだわりは非常に伝わりますね。
ああ、世界観を作るために妥協せずお金かけてるな、と伝わります。
ただそれが面白いにつながるのかは別問題です。

印象的なカッコイイアクションは多かったですが、不思議と鳥肌的な気分にならないのですよね。
かなりかっこいいし迫力もあるのに、なんでだろう?とは思いますが。
まあ、頑張ってる感とハリウッドのモノマネ感だからでしょうかね。

ストーリーの多くはUSBを奪い合うのですが、、、それ自体がムムム!です。
この展開事態がハリウッドアクションみたいだし。
まず第一にUSBとは規格の名前であって機器の名将じゃないのに作中ずっとそれを「USB」と呼びます。
序盤は何度もガチで「USB??何のこと?」と思ってしまいました。
ああーUSBメモリのことを言いたいのね!って感じでした。
あとこんなデータなんでいくらでも簡単にコピー出来てしまうし、例えば俺ならばこんなのクラウドに同期するし。
その辺の確認やら描写ゼロで銃を撃ったり日本刀を振り回した、ビルから人を貶したりしてそのUSB奪い合ってました。
もう能面みたいな顔で観ていました。
いやいや・・・いやいやいや・・・。
だとしたらそもそもこの作品の時代設定っていつなの?
スマホやらツイキャスみたいのはあってもUSBのコピーは無い世界なの?
とかなり不思議な気持ちで見る羽目になりました。

キャストは相変わらず豪華です。
今作から岸谷五朗やら中村蒼あたりが加わって目立ってました。

その分、窪田正孝は殆ど出てこなくなって。
ただでさえ有名人が少なめのルードボーイズは知らない人ばかりでした。

最終章やら副題のEND OF SKYなどで終わり感を匂わしていますが、がっつり途中で終わりました。
まだ続くようです。

退屈しないような作りになっているのは高評価です。


そんなわけで5点。

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